辞めたい〜新卒から派遣社員として4ヶ月〜

簡単な自己紹介
社会人1年目23歳
都会に憧れるも挫折。
四国地方から脱出もより田舎まちへ…

大学を卒業してからおよそ5ヶ月、派遣社員として働きはじめてから今日で4ヶ月が経った。
思えば、内定式は台風で、大学の卒業式と会社の入社式はコロナウイルスの流行に伴い中止となり、節目の催しがないことで気持ちが締まらないまま社会人となっていた。

去年、心に張りを持って就職活動をイケイケどんどん頑張っていた私が行き着いた場所は派遣会社だった。
大量の新入社員を正規雇用として雇い入れ、様々な業態の契約会社へと新入社員を派遣させると言った形で、正社員に見せかけた派遣社員。

私の就職活動の主な軸といえば、
・好きな街・憧れの街神戸で働きたい
・手に職をつけられるような職種
・いろんな人と関われるような仕事

だろうか。
一つくらいは目標達成できたかな。

特別何かになりたい職種も仕事もなかった。
とりあえず手当たり次第に色んな説明会に出向いていた。そして、毎週のように高速バスで憧れだった神戸の街に足を運んだ。

でも、本当は心の奥で思っていたことは
"働きたくない"だった。

ゼミの教授の話していた時、それを伝えると
「働きたくなかったら
 働かなかったらいいじゃんないの」と軽く言った。

あの時は、んなこと無理に決まってると思っていたけれど、案外長い目で見るとすぐには就職しなくても良かったのかもしれない。
もう少し時間をかければ良かったと後悔している。

コロナウイルスにより経済の波が再び停滞気に入ったいま、多くの大学生が不安を抱えているというのによくもそんな生ぬるいことを言えるなと思われるだろうか。

それでも、思ってしまうものは仕方がない。

日本の大学生は基本的に大学を卒業したら就職活動に備えてSPIやらエントリーシートやらをせかせかして、リクルートスーツを着て。きびきびと社会人として歩む職場を、一つの会社を勝ち取り、決めなければならない。
ずっとそんな固定概念みたいなのが馬鹿馬鹿しくも私自身も周りと同じように流れ込んでいた。

結局、行き着いたのは派遣社員。
ずっと同じ会社に勤められる自信がなかった。
あまり上手くいかなかった就職活動。

憧れたのは神戸か
キラキラOLか
バリバリキャリアウーマンか…

でも、180度違っていた
私は"会社員"になりたくないのだと気づいた。

毎日毎日同じ環境で同じ道を覇気がないフロアで過ごす自分が嫌で嫌でよくお腹が痛くなる。
窮屈で逃げたくなる。
私は、就職活動で見栄を張っていた。
大概のことは出来るだろうと根拠のない自信を胸にしていた。
輝きたかった。

最近思う。
私はあんまりお金がなくても楽に生きたいと。
仕事が楽なのではなく、心がもっと楽でいたい。
考え込んだり相手の顔や空気を伺ってしまう自分に疲れてしまった。
キラキラよりやさしい生活がしたい。

前々からやってみたいと思うことがある。
中々固まりきらないがそれが出来るように
今はまだ我慢。

表と中身の自分を少しずつ一致させていきたい。



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