黒と白は紙一重。絶対的な正義なんてない。
黒い感情が湧いてきたら「こんなことは思ってはいけない」などと無意識に、自分の感情に蓋をする場合が、もしかしたらあるかもしれません。
私は思うんです。それって人間なら当たり前の感情なんだから、しょうがないと。この世に絶対的な正義なんて、たぶんないんですよね。
黒いこと、汚いことを考えたあとに、見ないようにするよりも、しっかりと受け止め、その後どうするか考える。
このほうが、よっぽど人間らしいんじゃないかと、そんなことをふと思ったんです。
こうした「自分の感情に蓋をする」ことを続けていくと「自分の心の声」が聞こえにくくなってしまいます。
こうなると「自分が辛いことに気付かない」ということにも繋がってくるんですよね。
例えば、黒い、悪いことを考えてしまう自分がダメなのではない。良いことしか考えない、聖人みたいな人間なんて、ほぼ居ないんじゃないでしょうか。
嫌なやつは嫌ですから、そう思うこと自体はしょうがないですし、人間なら当たり前の感情ですよね。
物事は捉え方次第で黒にも白にもなりえます。
例えば、有名人がボランティアに行ったとします。これって動機は別になんでもいいじゃないですか。
宣伝目的だろうがなんだろうが、実際にボランティアをしていて、助かっている人が居るという事実は間違いない。
これを偽善だとかなんだとか、非難だけしている人達よりもよっぽど役に立っています。
でも、人によっては良く思わないということがあるんですよね。
他にも、心の中でどんなことを思ってようが、実際に苦しんでる人に手を差し伸べられる。
良く思われたいとか、褒められたいとか、自分のことばかり考えているとしますよね。
でも、心の中だけで苦しんでる人のことを思ってて、なにも行動に移さない人と比べてどうでしょうか。
実際に助かるのはどちらなのか。
また、自分が良いと思ってしたことでも、どう受け取るかは相手次第です。
つまり、心の内でどう思ってようが、実際になにかをしてもらった相手が「助かった」「嬉しい」と思ったら、黒だったことが白になることもあると思うんですよ。
善悪、黒白を決めたいんじゃないんです。
物事に絶対的な正義なんてないと思ってます。
それと同時に絶対的な悪も、たぶんないんですよね。
だから、黒い感情を持つこと自体は良い。
その後、その感情を白色、金色、虹色などにしようとする想像力と、その後の行動が大事なんじゃないかなと、ふと思いました。
うまくまとまりませんでした。
まあ、こんなこともあります。
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それではまた!
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