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正直辛いデンマーク生活でHSPだと気が付きました

お久しぶりです。デンマークではやっと暗く寒い冬が明け、日の入り時間も日に日に遅くなってきた今日この頃。

最近特に疲れやすく、落ち込むことが多く
小さな言葉で傷つきやすく
何故だろうと思ってこのような症状の原因を調べていったら、HSPにたどり着きました。

思い返せば小さいころから私は暴力的なシーンのある映画やドラマを見ることが出来ませんでした。
アクションやクライム映画で血が出るシーンはもちろんのこと、歴史系のドラマで銃撃シーンがある際には目をつむり、撃たれた人の声を聞くのもつらいので耳もふさいでどうにかして歯で音をこだまして絶対聞こえないようにします。それが間に合わず、少しでも暴力的なシーンに目を触れると心が砕けるような思いになり、数日間思い返してしまうのです。

人生で初めて映画館に行くきっかけとなった『千と千尋の神隠し』。
帰り際にお母さんに買ってもらった映画のガイドブックに、ハクがドラゴンの姿で血だらけになっているページがあり、そのページをいつも開かないように読んでいたのも覚えています。

大学生の時ダイエットが行き過ぎて食事を可能な限りぬいたところ、摂食障害になり、○疋屋という老舗のケーキ店でアルバイトをしていたのですがミスが多発。食事をとらな過ぎて集中力がすぐ切れていたのです。
お客さんが買った🍰の量やサイズに合わせて瞬時にドライアイスを固定する包装をしなければならないのですが、多くのお客さんがいる忙しい環境の中で注意も散漫して、うまくいかずお客さんから『家に帰ったらケーキが崩れていた』と店にクレームが入り店長からもちろん毎回怒られました。
そのミスが続いてついに言われた『問題児』という言葉で酷く傷つき、『自分には価値がないんだ』とそこからの人生思うようになりました。

現在摂食障害は治っていますが、
デンマークで生活していて、アジア人というマイノリティで捉えられること、言い方がダイレクトなデンマーク語、日本に関する誤った知識で言われることなど日々の中で『他人からのコメント』にセンシティブになり、自分を否定されているような気持に思わずなって傷つき、ストレスがとても溜まることが多いです。

昨日、婚約したデンマーク人の彼のステップマザーに、
家族の集まりで『日本人って熊食べるんだってね』とコメントされ
なぜこの人は私が熊肉を食べるって思っているんだろう→これは家族の中であなただけは理解できないようなことをする国の人間だよ、と強調するために言われたような気がしてショックで言葉も出ず、『私は食べたことないし熊肉を食べたことがある人は聞いたことがない』とだけ言ってなるべくその場では普通に過ごした(彼氏のお父さんの誕生日会の席だったので)のですが、嘲笑の的にされたようでショックと怒りで帰ってからパニックになり頭が痛くなるほど泣きました。

『生きずらい』そう思うことが多く、
通常なら人がストレスにならない、傷つかないことにとても傷つき
中々立ち直れず、つらいです。
それと同時になんでこんなに些細なことでストレスや悩みを抱えなければならないのか分からず苛立ちを覚えることもあるし、両親やさらには自分にまで申し訳なくなってきて、それでまた涙が出てくる。

Noteで『HSP』と検索してみると、
同じように繊細な方がそれぞれの方法で懸命に前を向いて生きていらっしゃるのを拝見し、自分も心の整理のために、そして状況や考え方を少しでも良くするためにNoteに書いてみました。
同じような悩みを持つ方とつながる事が出来れば嬉しいです。
まとまりのない文章にもかかわらず、読んでいただき有難うございました。


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