見出し画像

息子のわがままとフレンチトーストの焦げ目

息子ふたりを連れての、コロナ以来の帰省。只今満喫中です。

いつもはわたしと夫と息子たちの家族4人の空間が通常稼働スタイルなもんだから、じいじとばあばが一緒の生活空間というのはとても新鮮で。

息子たちの反応もいつもと違ったりするし、いつもの反応でも 大人の手が多いことで わたし自身もちょっと俯瞰して彼らの様子を見守れている気がします。

そんなこんなな昨日の朝は、5歳の長男が、じいじ(私の父)にわがままを言うところから一日が始まりました。

・・・・・・


「こげてるから嫌だ~!」

長男の朝食用に、じいじにわざわざ一人分作ってもらったフレンチトースト。一部が焦げてるから嫌だ、食べたくない、というのです。

わたしが作るときもたいてい焦げ目ついてるじゃん、とも思ったし(言ったしw)そんなのたいして味に影響しないでしょ、食べれるでしょ、と。

食べてみてよ~大丈夫だから、と言っても、それでもやっぱり嫌だ~のやりとりが何往復か続いて。しまいには、うえからかけられた砂糖が多すぎる~! とかいう文句もいつの間にか増えて。

もう! と内心思いながらwトイレに立ったのだけれど、現場を離れてふっと俯瞰してみると、

わがままが言えるってすごいな
じいじばあばにもう心を許してる証拠でもあるよね??

久しぶりの帰省で 会えない期間が長かったけれど、
こんなふうにわがままが言えて、良かったねぇ

とすら思ったのですよね。

(一瞬でこの変わりようw)


もしわたしだったら、

わがままを言っても許される
わがままを言っても受け止めてもらえる

と "絶対の安心感" がそこになかったらわがままなんてきっと言えないはずです。

わがままを言ったら嫌われるかもしれない
これを言ったら相手にどう思われるだろう

なーんて不安が少しでもあったら、相当のことじゃないと口答えしないでたいてい我慢するだろうから。

(フレンチトーストの焦げ目なんて、ちょっと嫌だったとしても口に出さずに黙って食べるだろうなw)


こんなふうにわがままが言えるって、
じいじばあばのこと大好きなんだね~
こんなふうに甘えられるなんて、嬉しいね~^^

なんて声をかけていると、パクパクと食べ終わってました。笑

(やっぱり食べられるじゃない!w)



正直なところ、トイレに立つ前の内心は

(せっかく作ってくれたんだから文句言わずに食べなさいYO!)

でした。


もしもあのとき、たとえば、両親からの目(=「子どもにわがままを言わせるなんて親(=私)のしつけがなってない」と言われるかもという)への不安が先立っていたとしたら、四の五の言わさずに無理やり食べさせたかもしれない。そうやって、0.1mmずつでも、息子との間に不信感を生んでしまってたかもしれない。

こんなふうに改めて振り返ってみると、

こどもがわがままを言ったときも

自分自身の状態、とか
自身の『欲』がどこに向いてるか、とか(人にどう思われたい、とか)
周囲のひととの関係性のバロメーターとか、

そういうのに気づける機会になってるなーと思わされます。


昨日はたまたま私自身も良い状態だったのかもしれない。

もちろん、いつもこうだといい! のだけれど、時間が無かったり焦ってたりすると視点が狭まりやすいのは自覚しているから。

ふっと現場から(一瞬でもいいから)距離を置いてみる、というような、自身の状態をフラットに戻す自分なりの引き出しをたくさん持っておくと良さそうですよね。


帰省の夏ももう少し。

家族との毎日を楽しんで、ひとつでも多くの引き出しに気づけたら嬉しいし、自然体の "わたし" をアップデートしていける時間にできたら、こりゃまた嬉しいな。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

わたしが自信を持ってお届けしたいサービスたちです。

きっと、how to本を読むだけではなかなか気づけない
そんな気づきがたくさんあります。
自分のことを知って、もっと興味と自信が持てるようになる。
そして、大切な人を応援できる自分の状態を整えられるようになる。

8月20日(土)21日(日)の夜開講のみの残1席となりました。
もしピンときた方いらっしゃったらぜひ体感してみてください^^

◆正解のない『子育て』をお母さんお父さんが楽しめるように
 マザーズコーチング講座(MCS)

◆How To を探すより、"考える力"をつけて一生もののスキルにする
 トラストコーチング講座(TCS)


お申込み・お問い合わせは
こちらのフォームからお気軽にどうぞ^^




この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

夏の思い出

コーチング、子育て、自己認識(自分を知って、愛すること)、仕事やキャリアについてなど、これからも引き続き綴っていくために。あなたにじんわり届く記事を書き続けていくために、有意義に使わせていただきます^^