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the band apart SMOOTH LIKE ELECTRICK & ACOUSTIC TOUR 岡山公演 感想とセトリ


バンアパのライブを見に、岡山へと足を運びました。

桃太郎マンホール

そもそもライブに行くかどうか

チケットは確保したものの、緊急事態宣言が発令されている中で、広島に住む私が岡山のライブに行っていいものか、2日前ぐらいまで真剣に悩んでいました。
結局「バンアパのツアーに1公演も行かないなんて…!」という思いから、前日に覚悟を決め、交通の足を取ることに。

個人的には、大阪公演のように延期にならないものか…という思いもありました。
ただ公演を振り替えると、都合が合わない人が出てきますし、バンド、ライブハウス、プロモーター側からすれば、延期はデメリットばかりでしょうし、難しいですよね…。

岡山城散策

記事タイトルに「セトリ」と入れているので、ツアーのネタバレが嫌な方はこのnoteを見ていないとは思いますが、念のためワンクッション入れておきます。

時間に余裕を持って岡山に着いたため、寄り道をして岡山城を見に行きました。
岡山城を見るのは、幼稚園児の頃に行った家族旅行以来、およそ18年ぶり。
改修工事中とのことで、コロナうんぬんとは関係なく、天守閣への立ち入りはできませんでした。

岡山城
月見櫓


天守閣は空襲で焼けてしまったそうですが、月見櫓は当時のものが現存しているそうです。

後楽園は緊急事態宣言中は休園だったため、またの機会に久々に行ってみたいです。

the band apart(Electric)

岡山公演の会場は、YEBIS YA PRO。
岡山でライブを見ること自体初めてなので、もちろんこのライブハウスもお初です。

9mmParabellumBulletの直筆サイン入りポスター
FIVENEWOLDの直筆サイン入りポスター

入り口には、9mm Parabellum BulletとFIVE NEW OLDの直筆サイン入りポスターが掲示されていました!

YEBISYAPROのドリンクチケット

ドリンクチケットのデザインがおしゃれです。

セットリスト
kirigahatetara
higher
AVECOVE
MC1
MTZ
Time waits for no one
ZION TOWN
MC2
FUEL
Spin the Light
Eric.W
MC3
DEKU NO BOY
夜の向こうへ
途中の物語
EN.
beautiful vanity

16時ちょうど。
会場が暗転すると、まず木暮さんが登場!
そして一言。「Tokyo!!」
!???????????????????????
その後「Okayama!!」と訂正が入り、観客から拍手が起こります。
この発言の真意は、2回目のMCで判明するので、後ほど紹介。

木暮さんがドラムをたたき始めると、原さんが登場。
リズム隊の演奏が始まると、続いて荒井さんが登場し、そして3人の演奏が鳴り響く中、最後に川崎さんが登場!
1人ずつメンバーが増えていく、ニクい演出でライブがスタートしました。

ここから特に印象に残った楽曲とMCをいくつかピックアップして、感想を残しておきます。

kirigaharetara
まず驚かされたのは、その音圧。
私事ですが、コロナ後ライブハウスでバンドの演奏を聴くのは、今回が初めてでした。
コロナ以後は、奥田民生竹内アンナのライブに足を運んでいますが、どちらも弾き語りライブだったんですよね。
配信ではなく現地でバンドのライブを見るのは、なんと1年4カ月ぶり。
バスドラの響く音、低音を這うベース、うなるギター。
イヤホンやスピーカーで聴く配信ライブとは全く違う、ライブハウス独特のこの音に包まれる感じ。
なんてなつかしい…!!
「いろいろ悩んだけど、岡山に来て本当に良かった!!」
1曲目にして、心からそう思いました。

higher
1番サビ終わりの間奏のベースアレンジが、音源よりうねっていて、めちゃくちゃかっこよかったです!原さんのベースは最高ですね。

MC1
※以下MCの文言は、あくまでもニュアンスです。
コロナ禍のため、もちろん観客は声を出すことができません。
「俺のMC中に『原さーん!!』と叫ぶお客さんもいないわけです。『今まーちゃんじゃなくて、俺がしゃべっているのに…』と複雑な気持ちになることもないわけです笑。」と荒井さん笑笑。

またメンバーとスタッフは、ライブ前に、地元で有名なお店で丼をテークアウトしたそうです。
丼を食したマネジャー掛川さんが、「この丼、薄味なんですね」と一言。
しかし後に、掛川さんの分だけソースがかかっていなかったことが判明!
原さんがこのエピソードをうれしそうに話していました笑笑。

ZION TOWN

以前も書きましたが、私はZION TOWNがバンアパの曲の中で一番好きなんです!
何度聴いても大好きで、聴き飽きることのない名曲だなと思います。
たまにセトリに入らないこともあるので、今回聴けて本当にうれしかったです。
ライブでは、音源にないアウトロが聴けるのがいいんですよね。

MC2
木暮さんから、冒頭の「Tokyo!!」発言について解説。
DOPING PANDAとのツーマンツアー“mellow fellow”の名古屋公演で、フルカワユタカ氏が「Tokyo!!」と観客を煽ったことのオマージュを、岡山で実験してみたそうです笑。
「あいつは“レペゼン東京”ということを伝えたくて、『Tokyo!!』と叫んだのではないか」
「多分外タレに憧れたんだろうけど、あれはドーム規模だから映えるのであって、100人規模のライブハウスで真似してもスベるだけ」
と、次々にスターをイジるバンアパメンバー笑笑。
その流れで、荒井さんがなんと!!ドーパンのTransient Happinessのイントロを少し弾いてくれました!!

これにはかなりテンションが上がりました!!
バンアパのハポネスカバー、聴いてみたい…!

FUEL
MCの流れで、「Okayama!!」と叫びながらドラムのカウントを取ることになった木暮さん。
「1,2,Okayama!!」で曲に入ることになったものの、荒井さんが調子を崩し、タイミングを失ってしまいます。
結局カウントを取る前に「Okayama!!」と叫んで、曲へと入ることになりました。
荒井さんが入り損ねた1回目の時点で「このイントロはもしや…!??」と思っていたのですが、演奏されたのはFUEL!!
生で聴くのはいつぶりでしょう…!
大好きな曲なので、本当にうれしかったです。

Eric.W
原さんは座って演奏。

こちらの配信ライブでも、原さんは座って演奏していましたね。
最近のモードなのかもしれません。
ライブでは必ず演奏される楽曲なので、何度も聴いてきていますが、Aメロ、Bメロの川崎さんの運指を見飽きことはありません…!
アウトロでは原さんも立ち上がり、会場のボルテージがさらに高まりました。

beautiful vanity
個人的に、なぜベスト盤に入らなかったのか一番不思議な楽曲。
ライブでも本編締めやアンコールの定番曲として頻繁に披露していますし…。

近年のライブでは、間奏のアレンジが多彩になっていますが、今回のアレンジもかっこよかったです!
2番終わりの間奏途中で一旦全ての楽器の演奏がやみ、無音状態がしばらく続きます。
そこから荒井さんの“Spinning round”という歌声とリズムギターが聞こえ、その後一気に4人の演奏に戻るんです!
なかなか言葉でこのアレンジの良さを伝えるのは難しいので、ぜひツアーに赴いてこのアレンジの良さを体感してほしいです…!

エレクトリックは1時間15分ほどで終了。
どうしても思い入れの強い過去曲ばかりピックアップしてしまいましたが、昨年出したepの楽曲を初めて生で聴けたのが、何よりもうれしかったです。

nakedの開演を、近くのスタバでストロベリーフラペチーノを飲みながら待ちました。

スタバのストロベリーフラペチーノ

the band apart naked

お恥ずかしながら、nakedのライブを生で見るのはこれが初めて。
nakedの方は着席スタイルで、岡山城の散策と先ほどのライブで足が死んでいた身としては、助かりました…。

席は、列目原さん側一番端を選びました。
最前列ということもあり、荒井さんと川崎さんのお姿は本当に見やすかったです!
エレキ編成では、長髪を振り回していた川崎さんですが、nakedで後ろで結えていました。
1日に2種類のヘアアレンジを楽しめて、眼福極まれり…!
ただ着席で視線が低くなるということもあり、原さんの胴部分がスピーカーに隠れていて、運指が全く見えなかったり、木暮さんのお顔がシンバルに丸かぶりしていたりしたのが、若干心残りです…。

セットリスト
Can’t remember 2
Moonlight Stepper 2
Cosmic Shoes 2
MC1
プリテンダー - Acoustic
The Sun - Acoustic
Snow Lady 2
MC2
ラブレター
夢太郎 - Acoustic
Foresight
MC3
Where the light is
EN.
light in the city 2

nakedのセトリは、披露された曲自体は合っているものの、MC1からMC3の間の順番に関しては、若干自信がありません…。

木暮さんの「Tokyo…」というささやきから、ライブがスタート!笑

MC


あしたは香川でライブということで、「あしたもう一度これをやると思うと、憂鬱になる。土曜日だから打てないけど、ニンニク注射を打ちたい」と荒井さん。やっぱり1日2公演は大変ですよねぇ…。

そして「メンバー全員を愛してほしい」という原さんの発言の流れで、荒井さんが「歌っているときにお客さんと全然目が合わない」という悲しい事実を吐露していました。

またエレキの方ではMCがなかった川崎さんですが、nakedでは津山名物ホルモン焼きそばについてたっぷりお話ししてくださいました。

原さんは、「俺は他の3人と違って、埼玉県民だから」とMC中連呼し、最終的には「埼玉県民はみんなマスクをしていない」という虚言を吐き出す始末!笑
小暮さんに「まーちゃんステージ出るまでマスクしてたじゃん!笑」とツッコまれていました笑。

そんな小暮さんは、最近肉体改造に精を出しており、腹筋が割れたそうです。見てみたかった…!

ラブレター
イントロのコーラス、てっきり荒井さんと原さんの声かと思っていたのですが、実は原さんと木暮さんの声だったことにライブを見て気付きました。
素敵なハーモニーですよね〜!

Foresight
この曲もEric.Wと同じく、川崎さんの運指を見るのが本当に楽しいんですよね!nakedの中でも、かなり好きな楽曲です。

Where the light is
音源のキーボード部分、ライブではどうするのだろうかと思っていましたが、荒井さんのハーモニカにアレンジが変わっていました!
個人的にハーモニカを吹く荒井さんを初めて見ました。

ラストは、木暮さん→原さん→川崎さん→荒井さんと、メンバーが1人ずつ抜けていくスタイル。
エレキ編成の登場シーンと対になっていて、美しい締め方だなと思いました。

nakedはアンコール含め、1時間半弱。
いい意味でゆる〜いMCがたくさん聴けました。

終演後

物販で、ロングTとタオルを買いました。
アジゴシのTwitterでチラッと見て以来「デザインがかわいいな」と思っていたので、無事購入できて良かったです。
私は現金で支払いましたが、今回のツアーの物販では、川ペイことPay Payも使用できますよ!

購入したグッズ

ライブ遠征って疲れるね


個人的にライブ遠征をしたのは、Suspended 4thのツアーの名古屋公演にバンアパがゲスト出演したとき以来でした。

今回は遠征とはいえ隣県ですし、行き帰りもケチってこだまにしたとはいえ新幹線ですし、そこまで疲れるとは思わなかったのですが…。
コロナ禍で休日外に出ることもあまりない生活をしていたこともあってか、思っていた以上に疲れてしまいました…。

また、最終的に遠征を決行したこと自体は後悔していないものの、やはりどこかで娯楽のために県境を超える移動を行った自分自身に、負い目のようなものを感じており、精神的にもすり減っていたのかもしれません。

このライブレポも読み返すと、エレキに比べてnakedの方の感想がだいぶ短いですし、セトリもあいまいですね…。
nakedが楽しくなかったとかそういうわけではもちろん全くなく、単純に私の気力体力記憶力の問題です…。

調子に乗って今月末大阪である演劇のチケットを取ったのですが、果たして体力は持つのか…。
そもそもご時世的に大阪へ行けるのか…。

心置きなくライブを楽しめる日が、なるべく早く訪れることを、心より願っています。

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