最近the band apart(バンアパ)の物販がとち狂っている
最近バンアパの物販がとち狂っている。
おそらく狂い始めたのは、今年の4月からだ。
あるときはベーシストがシチューを作り、
あるときはゆで卵を1個500円で売り付け、
あるときは物販で試食コーナーが設けられ、
あるときは勝手に宮崎名物を作り、
あるときは不織布のくじを作り、
そこからおみくじに発展し、
そして食品の高額転売に回帰した。
私がライブにいったときには、ヂンチロをやっていた。
今のところ、これが一番定着している物販らしい。
ギターの川崎亘一氏の誕生日には、若かりし彼の写真が額に飾られ、生誕記念の募金箱が用意された。
なんのための募金なのかは、もはやよく分からない。
(名誉のため補足しておくと、バンアパは震災支援などの真面目な募金も行っている。)
全部あげるとキリがないので、原さんのTwitterにアップされているもののみ取り上げたが、他にも川崎からの手紙(1通1000円)やらバンアパドッグ(ホットドッグ)やら、いろいろと異色物販を展開していたらしい。
ではこの物販、もし仮に知名度がまだまだの若手バンドがやっていたらどうなるだろうか。
おそらく炎上するのではないかと思う。
「トンチキな物販で知名度を上げようとしている」「音楽で勝負しろ」
こういったかたちで叩かれるのではないか。
でもバンアパは違う。
「バンアパなにやってんのwwww」と笑いの種になる。
それはなぜか。
”曲がいい”からだ。
”ライブがいい”からだ。
曲の良さ、ライブの良さでこれまで多くのリスナーを獲得してきたからこそ、トンチキな物販が”話題集めの道具”にならないのだ。
例えば、2年前にリリースされた『ZION TOWN』という楽曲がある。
この曲、めちゃくちゃおしゃれで最高なのである。好き!!あーー好き!!リアルに1000回ぐらい聴いてる。好き好き好き好き好き。
急に文体のテンションが変わってしまうぐらい個人的に好きな曲なのであるが、
この曲、「友達の働いているローソンのイートインコーナーが涼しくて気持ちいい曲」なのである。
ローソンのイートインスペースというモチーフからこんなおしゃれな曲を作れるバンド、他にいるだろうか?
いないんじゃないかと思う。
やはりバンアパは並大抵のバンドではない。
そんなバンアパだからこそ、あんな風変わりな物販ができるのだと思う。
そんなバンアパは、現在レコ発ツアー中なのだ!!(唐突な宣伝)
ツアーが終わった後も、盟友・アスパラ、FBYとの対バン、年末イベントへの出演、sus4との対バン、スターとのツーマンツアーなどなどいろいろとライブが!
みんなバンアパを見に行って、おもしろ物販と最高のライブを同時に楽しみましょう。
あとライブに行って物販の様子をSNSにアップしてくれたら、定期的に「バンアパ 物販」とかでパブサしている私が喜びます。
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