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「がんばりたいけど、がんばり方がわからない」あなたへ。ハッピーに「がんばる」方法を、見つけました

「がんばります」。

私がよく社長に言うことばです。

ビジネス書には「具体性がないから、『がんばる』はだめ」だと主張している本も多いです。
確かに「がんばります」ほど具体性に欠けた言葉はないかもしれません。

ついつい「どうやって?」「何を?」「いつまでに?」と突っ込みたくなるのはよくわかります。

でも先日、社長の小早川さんに言われたのは、意外なひとことでした。「『がんばります』って、大事だと思うよ」。

(私は普段から言い過ぎで重みがなくなってしまっているかもしれませんが…)確かに「がんばる」「がんばります」という言葉に希少性を感じます。

それに「がんばる!」と私がいうと、「がんばらないで」と心配されることのほうが多いです。

なぜか「がんばっている」=「ブラック企業で働いている」という認識になっていたり、「がんばらないこと」が美徳だと捉えられている世の中になりつつある気もします。

私は自分の「がんばりたい」という気持ちは、大事にしたいと思います。ということで、「がんばり方」について、連休中に考えてみたので、3つの気づきをシェアしたいと思います。

少しでもこの記事を読んでくださったあなたが、健全に「がんばる」ための新しい気づきや、勇気になれば嬉しいです。

①まずは極限までシンプルにした動機を考える

私は「がんばるぞ」と決めた瞬間に、肩に力がはいることがあります。
がちがちになると、せっかくの前向きなエネルギーがうまく使えず、力も十分に発揮できません。

「がんばるぞ」という気持ちで空回ってしまって、本末転倒にならないようにするには、どうしたら良いんだろう。

素直に湧いてくるこの「がんばりたい」という自分の気持ちをうまく使いたいな…。

そこで思いついたのが、「がんばる」ための限りなくシンプルな動機を考えてみるということ。

私は「誰かのために」と考えると、健全に「がんばる」ことができます。

一方で、自分の見栄だったり、焦りや不安(負のエネルギー)からの「がんばり」だと、自分にとっての心的ダメージが大きいんです。当然結果にもなりません。

「がんばって」いるはずなのに、うまくいかないときは大抵、自分が自分中心になっているとき。やればやるだけ、うまくいかない。とても疲れる。表情も暗くなるし、周りにも気を遣わせたり、ミスコミュニケーションがうまれて関係もうまくいかなかったり。自分にも、他人にも良いことがひとつもありません。

逆に、「この人の力になりたい!」と他人のために、と考えるとなぜかまったく疲れません。むしろ元気になります。これこそが健全な「がんばり」だと思うんです。

漠然と「社会のためにがんばろう」と考えるのは、経営者や大きな事業のリーダーでない限り、やはり難しいと思います。もちろん、社会貢献を意識することは大事です。しかし、実際そこまで影響力をもつには、時間もかかるし、経験や知識、エネルギーも必要です。

途中で行き詰らないためにも、私はまず、自分がすぐに影響を与えられる身近な人たちを頭に並べます。あまり多すぎず、少ない方が良いと思います。3人くらいです。

そして、その人たちが心から喜んでいる姿を思い浮かべる。まずは一人からでも良い。とにかくこの人から笑顔にしていこう。そう思うと、頑張れます。心がポカポカする感じが大事です。

このように、健全に「がんばる」には、まずシンプルな動機に立ち返るのが大事だと思います。

②ネガティブは「感じる」もの。ポジティブは「表現する」もの

私はネガティブな感情を「感じる」ほど大事なことはないと思っています。
感情を感じられないと他人の共感もできないし、新しい価値を生み出すこともできないからです。

ネガティブな感情があるから、力強いポジティブなアクションにつながります。

「嫌い」「なんだか不安…」「いいなあ。羨ましい」「怖い…」「ああ、許せない!」など、日常生活の中でいろんなネガティブな感情を抱くことは、人間だと誰しもありますよね。

もちろん、私だってあります。

繰り返しになりますが、ネガティブな感情ほど武器になるものはないと思うんです。「どうすればこのモヤモヤ、イライラを乗り越えられるだろう?」ネガティブな感情をポジティブに転換しようと考える。そうすると、自然に健全な「がんばり」になっています。

ネガティブは「感じる」もの。ポジティブは「表現する」もの。こう捉えるのが大事ではないでしょうか?ネガティブは「表現する」からいけないのであり、「感じる」ことは決して悪いことではありません。むしろ大切です。

私は広報活動をしているので、他社の分析をしたり、他社の取り組みを調べることがよくあります。

先日、他社のリサーチをしていると、自分の活動や取り組みと比べてしまい、羨ましくなったり、落ち込んだりすることがあるのも事実です。

いまならわかることがあります。
その「うらやましい」という気持ちや、自分を責める気持ちはなぜ感じたのか、分析するのが大事なのです。

その結果、わかったことがあります。

他人をうらやましがるというのは結局、それを自分でもやってもみたい、ということなんじゃないか、ということ。

自分も自分のやり方で、創れば(やれば)良いだけじゃないか。

そう考えられれば、ネガティブな感情をポジティブなエンジンに変えていけます。

ネガティブ感情を有難く受け取って、ポジティブな表現に転換する。こうすると、健全な「がんばり」に変えられる、ということに気づくことができました。

③「本当の自分=一番輝いている自分」でいられているか

これも連休中、自分との対話の中で気づいたことです。

「本当の自分」とはどんな状態か考えてみたんです。「本当の自分」でいることが、「がんばる」ための第一条件だと思ったからです。

「本当の自分」でいるということを、私なりに定義すると、「自分が心から納得のいく『幸せ』を感じている状態」です。言い換えると「一番キラキラ輝いている自分」です。

よく、弱みをみせることや、自虐的に自分について話すことが「本当の自分」でいることだと思われがちですが、私はそこに違和感をもっていました。

「そのまま」の自分と、「ありのまま」の自分は違うと思うんです。「そのまま」はダメな自分はそのままで、成長がない。「ありのまま」は、長所を輝かせるために、短所にもしっかり目を向ける。短所をほったらかしにせず、しっかり律していく。そのプロセスの中でこそ、人は輝くことができるんじゃないか。そう考えたんです。

私はできるだけ自分の弱みはみせたくないタイプです。どうせなら、キラキラした自分でいたい。そんな自分を自分自身がみていたいし、周りもそんな自分と接したいはず。

弱みをみせない、というのは、完璧主義という言葉で片付くのかもしれませんが、完璧主義というわけではないんです。完全に弱みをみせないというの私には不可能だからです。

なので、「後ろめたい部分を隠す」という風に考えるのではなく、そういう部分は自分の甘えがあるために外に出ているだけで、自分で律することができる。そう考えると良いと思います。例えていうなら、はみ出しているシャツを、ズボンの中にきっちりといれるような感じです。

私の場合、細かいことを気にしないタイプで、「雑」だといわれることが多々あります。「自分のことだし、これくらいで良いだろう」という考えが結局、他人に対しても同じように行動に出てしまっているようです。

自分を律するというのは、決して難しいことではなく、小さい行動から変えていくだけです。私の場合、丁寧に料理をする、掃除をする、メイクをするなど、自分のことだからテキトウにしてしまうのではなく、そういう身近な行動から変えていけば、周りの人たちのことももっと大事にできるはずだと思うようになりました。

自分を律するというのは、自分の行動ひとつひとつに意識を丁寧に向けるだけです。とても簡単です。これだけで自分の長所だけが外に出る状態をつくることができます。

自分が長所を活かして、短所に向き合うことで、キラキラしている。これが、健全に「がんばれ」ている状態だと思います。


以上、長くなりましたが、連休中に私が「がんばる」について気づいたこと、考えたことを書かせていただきました。

「がんばる」ことに対して、なぜかポジティブなイメージをもっていない社会にいま、私たちは生きています。私はそんな社会を覆したいと思っています。

なぜなら「がんばる」ことでしか、人は強くなれない、ということを、私は自分の体験、先輩方の経験を通して知っているからです。

強くなれなければ、結局その人は幸せになれない。自分が見たい景色もみれないし、なりたい自分にもなれない。他人もハッピーにできない。同じ場所でずっと同じ自分のまま。私は絶対嫌です。

私はこの気づきを得るまで、「がんばり方」をよくわかっていなかったんだと思います。行き詰まりを感じる「がんばり方」をしていました。

しかし、自分との対話を通してこの3つの大事なポイントに気づくことができたいま、自分を律することで他人を幸せにして、自分自身も幸せを感じながら「がんばれる」希望を感じています。

そして、「がんばる」人を素直に応援する会社がクロスメディアだと思います。それは私の「がんばります!」を信じてくださる社長の小早川さんが創っている組織文化なんだと思います。

「がんばる」ことは決して難しいことではないし、怖気づく必要もない。「がんばる」ことに対して、前向きな若い人たちを集めたい。そんなメッセージをこれからもたくさん発信していきたいです。

だから今日も、明日も、キラキラした自分に出会えるように。がんばります。

クロスメディアグループはいま、共に働く仲間を募集しています。ご興味のある方はこちらのサイトをご覧ください!
https://recruit.cm-group.jp/

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