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自分を深掘り!Nature or nurture? 生まれつき?それとも環境?

こんにちは😊 

今回は “Nature or Nurture?” 
「生まれつき?それとも環境?」です!

皆様の性格、体型や体質などは、生まれつきのものでしょうか?それとも、環境によるものでしょうか?両方なのかもしれませんよね。

今回は “Nature or Nurture?” の議論を通して、自分を深掘りしてみました。この記事を読む方の、参考になれば嬉しいです😊


“Nature or Nurture?”に出会ったきっかけ。

私は心理学や医学を学んだことはないのですが、カナダでESL (英語学校)の教育実習をしていた頃、” nature or nurture?” に出会いました。

その先生の授業スタイルは、議論形式でした。そして、その日の授業の議題がこちら。

Nature or nurture?
生まれつき、それとも育ち?

調べたところ、日本語では「氏か育ちか論争」というそうです。

その授業の中で、当時の先生からの質問は、全て自分に関することでした。

• Are you introvert or extrovert?
< あなたは内向的、それとも、外交的?>
• How would you describe yourself?
< 自分をどんなふうに説明する?>
• What were you like as a little kid?
< 幼い頃、どんな子どもだった?>

私は実習生だったので、幸いにも議論には参加しませんでしたが(会話の盛り上げ役みたいな感じでした。笑)学生は片言の英語でも「自分はこんな人間だよ」と自信を持って発言しており「すごい…!」と感心しました。

一方、私はこの先生からの質問に答えが出ませんでした。自分に関しての質問なのに、答えが出ない。英語が話せない、ではなく、自分を知らないから話せない、という状況に、とても恥ずかしい思いをしました。


生まれつき、自分はどんな赤ちゃんだったんだろう。
幼少期や小学校低学年の頃、自分はどんな子どもだったんだろう。

この授業の後、こんな疑問が湧きました。


“Nature or Nurture?”について、少しだけ勉強してみた。

私の教育実習の時の記憶は、6年ほど前のものです。この記事を書くにあたり、少し「氏か育ちか論争」について調べてみました。

日本語で調べると、難しい論文がたくさん…😇その他にも、「生まれて持ったものよりも、育ちや環境の方が大事だ」と答えを出そうとしているものありました。


カナダでは”nature or nurture”をとても気軽にあつかいます。日本の扱われ方と少し違うのかな…と感じたので、一応カナダのことをご説明をします。

カナダでは、”nature or nurture”は、学校の授業でよく議論されるものの1つだそうです。「生まれつき派」と「環境と育ち派」に分かれてディベートをしたりするそうです。

「研究に研究を重ねて答えを導こう」というものではなく、高校や語学学校での扱われ方はあくまで議題。究極答えはどっちでもよくて、「この議題を通して自分を考えてみよう。自分の考えを言い、意見交換をできるようにしよう。」というのが目的だそうです。

日本の高校などではディスカッションやディベートがあまりないので、こんな風に扱うことが少ないかもしれないと感じました。ここでは、答えを導くものではなく、あくまで議題として扱います。


では、議論する前の、前提予備知識。

“nature or nurture ?”について、一番わかりやすかった説明がこちらです。

英語に興味がある方や、勉強中の方は、リスニングの練習程度に是非聞いてみてください。

簡単に内容をまとめると、こんな感じです。

人がひとりひとり、性格も外見も、みんな全員違うのは、なぜでしょうか?”Nature or Nurture?”「氏か育ちか論争」とは、人がみんな違うのは、遺伝子(DNA)のせい?それとも、環境のせい?という議論のことです。

DNAはあなたのいろんなことを決めます。例えば、血液型、目の色、自然の髪の色などは、DNAによって決められています。また、嚢胞性線維症のような、DNAからくる病気もあります。植物で言うと、花の色や果物の色は、その植物のDNAによって決まります。


一方、Nurtureとは、「誰か(もしくは何か)が育っている間、その人(それ)を守ること、その人(それ)をケアすること」という意味です。つまり、育ちや環境を意味します。

例えば、体重や、怪我をしてできた身体の傷は、”nurture” に含まれます。また、環境によってかかる病気、2型糖尿病や冠状動脈性心疾患も、”nurture”に含まれます。

次の項目は、①親から受け継いだDNAが原因でしょうか?それとも、②育ちや環境でしょうか?それとも、③両方からの影響を受けるものでしょうか?考えてみてください。
• 目の色
• 体重
• 自然の髪の色
• 髪の長さ
• 血液型
• (英語の)アクセント、なまり
• 身長
• そばかす

人間の性格について、DNAからの影響と、環境からの影響を研究したものがあります。一卵性双生児の性格についての研究です。

論理的に考えると、一卵性双生児は同じDNAを持っている、つまり同じ性格になる、ということになります。つまり、双子に出るあらゆる違いは、環境によるものとなります。
実際、たくさんの双子は違った性格を持ち、違った好みを持ちます。体型的には似ていることが多いです。

この研究により、人々の性格はDNAと環境、両方から影響されて形成されているものだと分かりました。


幼い頃の自分を知ってみた。

“Nature or Nurture? “ 生まれつきのものか、育ちか… 自分の性格を知るのには、良い議題だと思いました。

私は幼い頃の自分はどんな子どもだったのか?を考えてみました。すると、すぐ近くに「私の鏡」がいました。私の姪っ子です。

私の姪は双子です。先ほど出てきた、一卵性双生児です。2人とも顔はそっくりなのに、性格も好みも全く違います。環境もほとんど同じで育ってきたはずなのに、この違いにはびっくりです。恐らく、環境に対する感じ方や考え方が違うんだろうな、と、二人を見てて思います。

私の母に聞くと、私の幼い頃は、この双子の一人にそっくりだったそうです。

• どんくさいけど、走れる。
• マイペース。
• ずっと歌っている。笑
• 声が大きい。
• 気分によって、お絵描き。
• 気分によって、スポーツ。
• 所々抜けてるので、たまにとんでもないことをする。

どれが遺伝で、どれが環境からなのかは分かりませんが、これこそ、良くも悪くも、「ありのままの自分」なんだろうなと感じました。

幼いころは、自分が相手にどう映っているかをあまり考えずに、行動しますもんね。笑

今は私も大人になり、声の大きさは調整できるようになりました。(笑)ずっと歌ってることもなくなりました。(笑)マイペースで、所々抜けているところは、相変わらずです😅(笑)


今の自分の性格を考えてみた。

冒頭に書いた、カナダで教育実習をした時の、先生からの質問。

• Are you introvert or extrovert?
< あなたは内向的、それとも、外交的?>
• How would you describe yourself?
< 自分をどんなふうに説明する?>
• What were you like as a little kid?
< 幼い頃、どんな子どもだった?>

皆様なら、どう答えますか?
私は今なら、これに答えれるかも知れないと思い、書いています。笑


• Are you introvert or extrovert?
< あなたは内向的、それとも、外交的?>

私の答えは、「両方」「気分による」です。笑
気分によって、大人しく本を読んでいたい日もあれば、外で活発に運動したい日もあります。

相手の空気感によって、シャイで口数が減ってしまう日もあれば、初めましてでもノリノリでお話しできる日もあります。笑


• How would you describe yourself?
< 自分をどんなふうに説明する?>

これはざっくりとした質問で難しいですね。少し勇気を持って素直に書きたいと思います。

• 自分にも他人にもコンパッションがあり、共感しやすい人間です。
• 内向的な日もあれば、外交的な日もありますが、全体的に社交的です。
• 結構オープンです。凝り固まった考え方はなるべくしないように、物事を柔らかく受け止めれるように、心がけています。
• 断れない性格です。物事を断る練習をしています。
• 頼れない性格です。人に頼る練習をしています。
• 簡単に泣きます。
• 自信を持って周囲に振る舞えるよう、訓練中です。
• 昔よりはマシになりましたが、マイペースで、抜けていることが、まだ所々あります。笑

改めて書いてみると、やはりHSPの気質があるみたいです。笑

でも、今、こうやってここに「自分」というものを書けていることに、少し感動しております…


自分を完全に見失っていた頃、この質問に答えれない自分がショックでした。自分のことなのに、自分が分からない。

私は何者?私は変なのかな?
良い人なのか…悪い人なのか。
内向的なのか、外交的なのかも分からない。
私は嘘つきだ。自分にも、他人にも。
底辺の人間。
じゃあやっぱり、悪者だ。
意図してないのに人を傷つけてしまった。
こんな自分が幸せなんて求めていいのか。

こんな風に自分を見ていました。
そして、こんな病んでることを実習で言うことは、もちろんできませんでした。笑


そんな不健康な自分の見方を変えれた大きなきっかけは、カウンセリングの中で学んだ「セルフコンパッション」でした。

自分に厳しくするのではなく、自分に優しくする。甘やかすのではなく、大切な人がしてくれるように自分を励ます考え方です。私はこれをたくさん練習しました。

そこから少しずつ、周りの協力もあり、自分を立て直せた流れです。

トラウマに悩まされて、社会に呑まれて、自分を見失っていた当時。そんな自分を思い返すと、ここまで来れたことに、なんだか少し感動しています。笑


まとめ

今回は”Nature or Nurture?” 「生まれつきか育ちか?」を通して、自分について深掘りしてみました。

お時間があれば、良ければ、是非コメントに、あなたについて教えて頂ければ嬉しいです😊 質問はこちら。

• Are you introvert or extrovert?
< あなたは内向的、それとも、外交的?>
• How would you describe yourself?
< 自分をどんなふうに説明する?>
• What were you like as a little kid?
< 幼い頃、どんな子どもだった?>

なんだか就活の自己分析を思い出しますが(笑)ここでは、だれも良いか悪いかなんて判断しない、自分のための、自分への、深掘りだと思ってほしいです。


幼い頃からある、ありのままの素朴な自分は、大人になると見失うことがあると思います。世間に流されて、周りに流されて、知らぬ間に「誰か」を演じてることさえあります。

大人になってから、息苦しくなった時。
たまに、幼少期を思い出すと、幼少期の自分があなたを救ってくれるかもしれません。私個人的には、いつもマイペースな姪っ子に救われています。笑

ご両親や親戚、お友達などに、自分の幼少期のことを聞いて知るのもいいかもしれませんね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊


Be unapologetically yourself.
自分に謝罪せずに、自分を哀れに思わずに、
ありのままの自分自身でいて。


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