西村 株で利益を出すリーマン

・ブラック企業退社後、化学業界に転職。 ・30代なかばでアフター5を獲得。 ・株と経…

西村 株で利益を出すリーマン

・ブラック企業退社後、化学業界に転職。 ・30代なかばでアフター5を獲得。 ・株と経済の勉強を開始。  5年で証券会社の口座額を20倍にした。 ・スタバが好き ・ファッションはスーツとレザージャケットが好き ・京都出身 ・Twitterの金融情報とたまに法律の解説を載せます

最近の記事

認可 電力会社 値上げ

先月末、電気料金値上げの記事が続々と出てきていました? 日経新聞の記事の見出しは下記など ・1/27、北海道電、34%上げ申請 ・1/28、家庭電気代 広がる地域差 例えば北電の記事 「北電が、国の認可が必要な家庭向け電気料金の値上げ・・・そのため電力の安定供給を理由に値上げする方針を決めています。」 この認可について下記解説します。 1.内容  電力会社が電気料金の規制料金の値上げの「認可」申請を経済産業大臣に行った。  ※電気料金には価格を変えるのに国の審査

    • サムスン電子

      サムスン電子が1/31に22年4Qを発表。 半導体事業の営利は前年比97%減。 PC、スマホが需要低迷。 メモリーの在庫が積み上がり、単価も30%下落。 ただし、メモリ以外半導体では、 売上高は前年比21%増。過去最高。 サムスンはTSMCに次ぐ、 受託大手でシェアは15パー超え。 どんな計画か? 2027年までに高性能半導体の 生産能力を3倍以上に拡大する計画。 工場を先に建てて顧客を受け付ける 「シェルファースト」戦略を導入。 スマホ向けが中心の、現在の構造から脱し

      • 中国復活 インフレ

        コロナ緩和で中国の経済活動は復活するとして、中国経済はどうなるか? インフレ具合が心配。 インフレ率が高すぎると、市場に警戒され、 一気に売られる可能性がある。 現在、中国復活を見据えてと思われるが、 関連銘柄が上がってきている。 欧米、日本ともに。 期待先行の面が大きいか。 賃金高騰はあるので、 コストプッシュインフレにはなり得る。 製品価格は変動しやすいようで、 直近はややさがり気味、 資源インフレは抑えられつつある。 中国のデマンドプルインフレの要素は? お金の

        • キャリートレード

          日本の金利を低くしたい勢力でもあるのか? と思う時がある。 恩恵を受けている投資家がいる。 日本人が真面目に働き、 日本で流通しているお金を、 外国人が、日本のお金を安い金利で調達して、 海外で投資。 今の実態やろな。。。 日銀は12月の会合で利上げを否定。 色々理由はあるだろうが、 海外投資家の、 「利上げすんな勢力」 にびびっている、 という陰謀論で妄想すると案外おもしろい。 投資家の有力な資金調達・運用手法である、 キャリートレード。 金利の低い通貨で資金調達し

          日銀利上げについて

          日銀は利上げになるようなことをしながら、 利上げを否定している。 誰に、きをつかってるのかな。 政治的な問題? 気をつかう相手は、日本政府と投資家? ・日本政府の場合  日本の金利上昇  →政府の支払う、日本国債の利払費が上昇する。  21年の少し古いデータだが、  内閣府試算では、  2030年度に10年国債利回りが1.4%になる場合、  利払い費は9兆円台。  2030年度に2.7%に上昇する場合、  利払い費は13兆円程度に急増。  経済が成長しない中、利上げが

          コストプッシュインフレ

          日本は、コストプッシュインフレの真っ只中。 インフレだから、利上げした方がいい、 という意見もあるが本当だろうか。 コストプッシュインフレとは、 生産コストの上昇により起こるインフレのこと。 具体的には下記等の種類がある。  ・原材料や資源価格の上昇による資源インフレ  ・賃金の高騰による賃金インフレ など コストプッシュは、供給サイドの要因によるインフレ。 輸入物価の上昇などの場合、対策が比較的難しいとされているが、日本がまさにこれ。 賃金インフレはかんじないが 22

          イールドカーブ・コントロールの目的、将来性

          日銀が、2016年に、導入した「イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)」。 これを導入した目的は、 現在の10年物の長期金利を0%程度に誘導するため。  ・中央銀行の金融政策は短期金利の操作が中心。 長期金利は国債全体の市場で決まる。 各国でも長期金利については、特定の金利目標を持たない。 もちろん物価の安定化等を図るため、中央銀行としては、操作したい。 操作は難しいが、各国では、 量的緩和を通じた緩やかな介入が主流。 ただし、今回の日本の件でもはっきりし

          イールドカーブ・コントロールの目的、将来性

          共通担保資金供給オペ

          1/18、日銀が決定会合で発表した、投資家(の国債売りへの)新たな対抗手段、「共通担保資金供給オペ」の拡充について このオペは、金融機関が持つ国債や社債を担保に、日銀が低金利で資金を貸し付けるもの。 (金融機関から国債を担保にして、受け取り、低金利でお金を貸し出す。) 市場に、低金利(かつ長期で)資金を供給し、 国債を購入するインセンティブを与える狙い。 低金利で金融機関に資金を貸し出し、国債購入に向かわせる。 日銀のメリットは、 日銀が直接国債を買わなくても金利を押し

          1/18の日銀政策決定会合結果

          1/18の日銀政策決定会合結果。  ・緩和政策は現状維持  ・共通担保資金供給オペの拡充 金利は下げたいが国債はもう買いたくない。世の中の人に買ってもらう政策を拡充しよう、にみえる。 みんなが実際買ってくれるかわからないが。 日経新聞では、日銀は大規模な金融緩和の継続を決めた、と表現していた。 また、投機筋の「空売り」に対抗するために金融機関に国債の購入を促す異例の資金供給に乗り出す、としていた。 18日の黒田総裁の会見をみていると、 追い込まれてない という雰囲気を出し

          1/18の日銀政策決定会合結果

          13日 日銀 長期金利0.5%超え

          13日、長期金利が日銀の許容上限の0.5%を超えた。市場では、長期金利の適正水準はもっと高いとみられている。同時に、投資家に舐められ喧嘩を売られている、ようにみえる。いずれにしろ、17-18日の日銀政策会合に目が離せない。再度上限を上げるのか? 日銀は、上限利回りの0.5%を死守しようと、連日、投資家と戦っている。国債を売り浴びせる投資家に対し、12日は4.6兆円、13日は5兆円の国債を購入。過去最大の額とのこと。 先月、9兆円に増額した1カ月の国債購入予定額をわずか2日

          13日 日銀 長期金利0.5%超え

          ブラジルについて

          ブラジルの議会襲撃から約5日。投資家には辛い。10月のブルームバーグの記事のタイトル覚えてますか?「売り浴びせられる新興国、際立つブラジルの安定」 さらにブルームバーグの本文は、 中国、インドといった新興国もボラティリティーの犠牲。 ただし、天国ともいえるような落ち着いた投資環境の新興国がある。 米利上げがもたらす悪影響から逃れたい投資家が選好している国。 それはブラジル!とのこと。 中国は成長が鈍化。 インドは原油価格高騰で通貨ルピーが下落。 アフリカでは債務危機

          行政指導 仙台市 保育所

          不適切保育の認可外保育所に仙台市が行政指導 1/11、記事が出ていました。 ほんとにひどい話。 行政指導について下記解説いたします。 1.内容  仙台市の保育所で、保育士らが園児の体を逆さまにして持ち上げるなど不適切な保育があった。 2.詳細  ①内容 行政指導  ②行政 仙台市   →仙台市は、改善報告書の提出を求めた。  ③対象 保育所の運営会社  ④根拠法令 行政指導として、行政手続法第四章の第32条~第36条の2に記載  ⑤その他 対抗処置としては、

          行政指導 仙台市 保育所

          安川電機

          産業用ロボット世界3位の安川電機の決算が昨日発表されました。22年3-11月期の連結決算、純利が前年同期比21%増、371億円。 海外景気の減速懸念が強まる状況下でも、EVへの移行、人手不足による自動化の需要を取り込み収益を確保したとのこと。 半導体などの部品不足の影響は徐々に改善しているとのコメントだが、これはアナログ半導体のことかと思う。 正直ここの決算説明はモーションコントロール事業とロボット事業が被ってるようなかんじがしていて理解できません。モーションコントロー

          シティバンクの予想

          シティのCEOが、日経の取材に、米国は23年後半に緩やかな景気後退局面に入る可能性が高いと回答したらしい。 まじか!? 23年前半は悪く、後半は回復すると思ってたのに。 FRBは23年5月までに5.5%程度まで政策金利を引き上げ、同年末までその水準を維持するらしい。シティのCEOの予想では。 でも、株価は早めに織り込まれるし、結局秋以降は株価は良いのを願う。 ちなみに、FRBが12月13-14日開催した、FOMCでは、FF金利の現状の誘導目標3.75~4.0%を0

          10年利付国債の入札結果

          ・財務省が年始早々の1/6、 10年物国債の入札結果を下記のごとく発表。  「最高落札利回り0.5%」 ・前回は0.25%のため、大幅上昇。 財務省のHP参照) https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20230105.htm ・この背景は、日銀は2022年12月19-20日の金融政策決定会合において、決定した下記にある。  「イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の下での長期

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