ブラジルについて

ブラジルの議会襲撃から約5日。投資家には辛い。10月のブルームバーグの記事のタイトル覚えてますか?「売り浴びせられる新興国、際立つブラジルの安定」

さらにブルームバーグの本文は、
中国、インドといった新興国もボラティリティーの犠牲。

ただし、天国ともいえるような落ち着いた投資環境の新興国がある。

米利上げがもたらす悪影響から逃れたい投資家が選好している国。

それはブラジル!とのこと。

中国は成長が鈍化。
インドは原油価格高騰で通貨ルピーが下落。
アフリカでは債務危機拡大。
東欧はユーロ急落で痛手。

政策金利が2桁で巨大な商品輸出産業を持ち、世界的な利回り急上昇が生む財政圧力に耐えることが可能な唯一の主要新興国と多くの人々が考えているのがブラジル。

ブラジルについて
・国土 日本の国土面積×22.5倍
・人口 2億の人口

・最終消費エネルギー(電力等)に占める再エネの比率 世界最高の45%程度
※カナダ 22%程、EU 19%、ドイツ 18%、中国 10%、日本 8%

・ブラジルの再生可能エネルギー 発電エネルギー構成の85%

→アマゾン川等の豊富な河川水を利用した水力発電の設備規模が巨大で、中国に次ぐ規模の水力発電を運用。
風力発電も急拡大しており、米国、中国に次ぐ。

他にも、バイオマスや、国家エネルギー計画2050(PNE2050)など、先行きは明るい。

ただ、やはり政治が安定しない国は厳しい。

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