日銀利上げについて

日銀は利上げになるようなことをしながら、
利上げを否定している。
誰に、きをつかってるのかな。
政治的な問題?
気をつかう相手は、日本政府と投資家?

・日本政府の場合

 日本の金利上昇
 →政府の支払う、日本国債の利払費が上昇する。

 21年の少し古いデータだが、
 内閣府試算では、
 2030年度に10年国債利回りが1.4%になる場合、
 利払い費は9兆円台。
 2030年度に2.7%に上昇する場合、
 利払い費は13兆円程度に急増。


 経済が成長しない中、利上げがおこると、
 政府は、
 十分な税収が見込めない状態で、
 利払い費の増加で圧迫される。

・投資家の場合

 こちらは現状をみてると下記のように、
 恩恵を受けている人たちがいる。

 日本の金利があがらない
 →日米の金利差が拡大
 →世界の投資家は
  利息を多く取れる通貨に投資したいため、
  ドルを購入しておく。
 (→円売り→日本は円安に。)


円安は輸出中心の日本企業にとっては恩恵だが、
資源や食品の原材料の多くを輸入に頼る日本においては、コストプッシュインフレの要因となる。

また、利上げしない理由の一つに、
円キャリートレードをしている投資家へのきづかいもあるんだろか。

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