中国復活 インフレ

コロナ緩和で中国の経済活動は復活するとして、中国経済はどうなるか?
インフレ具合が心配。
インフレ率が高すぎると、市場に警戒され、
一気に売られる可能性がある。

現在、中国復活を見据えてと思われるが、
関連銘柄が上がってきている。
欧米、日本ともに。
期待先行の面が大きいか。

賃金高騰はあるので、
コストプッシュインフレにはなり得る。
製品価格は変動しやすいようで、
直近はややさがり気味、
資源インフレは抑えられつつある。

中国のデマンドプルインフレの要素は?

お金のばらまきを確認すると、
昨年11月、
中国の中央銀行の中国人民銀行は、
日本円で10兆円規模を
市場に供給する追加の金融緩和を実施。
企業の資金繰りを下支えするねらいとのこと。
金融緩和の中身は、中国人民銀行が、
金融機関から強制的に預かる資金の比率、
預金準備率を引き下げたこと。
これにより、
金融機関が中国人民銀行に預ける資金が減り、
貸し出しに回る余力が増すことになる。

他方、
政府も昨年末以降は、財政出動に動いている。
地方政府はインフラ投資を活発化。


昨年12月の数字
消費者物価 前年同月比+1.8%
インフレ 前年同月比±0.0%
食料品とエネルギーを除いたコアインフレ率 前年同月比+0.7%

うち、エネルギー、食料品の価格は下落傾向だそうだ。
コロナで廃業し、雇用悪化している。

家計消費の足かせとなるなかでのディスインフレ。

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