私には2つ下に妹がいます。 三姉妹の1番下。 1番上の姉は勉強が出来て、2番目の姉は一応サッカーが少し出来た。 私はサッカーを頑張っていたら、勉強は姉ほど出来ていなくても何も言われなかった。 「良くやってるやん」ぐらいに。 親も妹に対して比べていたわけではないし、何かを強要してくるわけでもない。 何に対しても矯正されたことは一切ない。 だけど、必然的に、姉たちは、となる場面が少なくともあった。 そんな妹は、どれも中途半端にかじった。 姉がやった習い事を全て制覇し
2週間前とは一転。 私のボードの名前は紅白戦3本中2本、Aチームにある。 どうやらサッカーとは、勝負の世界とは、そういうモノらしい。 これまでの5節で、私はわたしなりに多くのことを学んできた、つもりだ。 1.2節スタメンで、3節以降ベンチ外だった人。 2.3節スタメンで5節ベンチ外だった人。 怪我から復帰して3節で途中出場して4.5節スタメンだった人。 プレシーズンから不動のスタメンだったのに、4.5節ベンチだった人。 1節途中から出て2節以降スタメンだった人。
土曜日の試合後、チームメイト何人もが私に「良かったよ」と言ってくれた。 いつも私にプレスに行けと叫んでくる、ゲームキャプテンも、すれ違った時に「良かったよ」と胸を叩いて来た。 この人は私がいつか抜かしたい存在だ。 ポジションも何もかも違うけれど、いつかギャフンと言わせたい。そんな人。 同じパーソナルに通っていて、同じあの人に教えてもらっている。 もちろん向こうのほうが、何歩も先に進んでいる。 だけど、いつか抜かしたい。 今日は10時からパーソナル。 これからの
朝8:45。ジムで汗を結構かくまで走った。 コールドシャワーを浴びて、前日は結構食べたので、貰ったキッシュを食べて家を出た。 忘れ物はない。 今日はどんな見られ方をしても、ベンチでも、出るか分からなくても、自分の準備をしよう。 そう心に決めていた。 自分のペースで、自分の準備を。 ジョグ、ストレッチ、ムーブメント。 パーソナルであの人に教えてもらったメニュー。 固形物はバナナにして、ウイダー系のアミノ酸のゼリーにしよう。 アップでスタメン組のフリーマンに入っ
久しぶりにワクワクする。 そう、明日は試合だ。 今シーズン5試合目。3回目のベンチ入り。 久しぶりに沸くイメージ。 久しぶりに楽しみな前日の夜。 何をしてもうまくいかなかった2月からの毎日。 イメージすら湧かなくなった3月。 ボールを持ってなんぼの選手がボールを怖がるようになった。 言われたことばかりやろうとした。 ベンチ外が続いた2試合。 言われたことをやろうとして何も出来ないなら、「自分の思ったプレーを自分がやりたいプレーをしよう」と心に決めたあの日か
私は自信がありません 今の私には自信がありません 何をとっても、どこをとっても。 だから、何をしても、心が満たされません。 良い感情が、あまり生まれません。 「先入観が可能を不可能にする」 あの、大谷翔平さんの言葉です。 出来ないと心のどこかで思っていれば、結局できないんだと思います。 私は、試合に出れないと思っています。 試合に出ても何もできないと思っています。 この先、何が起きても、私は中心選手までいけることはないんだと思っています。 こう思いながら、毎日
うまくいってない時こそ、変わらない日常を 特別なことしようとせんくていい 上に行けば行くほど、当たり前の徹底 大丈夫、しんどいのは変わってる証
早くなりたくてしょうがなかった『オトナ』は想像以上に残酷で、色がなくて、平べったい。 私は、自分のことが分からない。 いや、分かりすぎているのか?、 何かで見た、「うつ病患者は現実を直視できすぎている」と。 高校の時監督に言われた「あなた自分のこと全然分かってない、私の方がよっぽど分かってるわ」と。 裏の裏は表なのと、表が表なのは、同じだけど、私は違うと思う。 きっとみんなから見る私は、表なんだろうなぁってある人と話して思った。 「考えてない」と思われてるよ多分
大学の時、いや、高校2年生の途中ぐらいから、サッカー中に怒られることが少なくなった、ほぼなくなった。 要求されることも、少なくなった。 自分の要求が通って、自分の意見が全てみたいになった。 それはそれは、つらかった。 言われすぎて凹んだり、言われるのが怖かったり、言われてメンタルやられまくってた高1の時とは大きく違って、ね。 で、振り返った時、言われることがどれだけ幸せやったかに気づいた、よな。 でさぁ、今。 監督はベテランにはあんまり言わんし、それはコーチも。
皆さんは、自分に何かを言い聞かせたりしますか 私は、よく言い聞かせます それだけ、出来ないことが多いからです 出来ると言い聞かせて、やれると言い聞かせて、やります 堂々としてるとか肝座ってるとか色々言われます 全然そんなことないけど、そう見せてます 自分に言い聞かせて。 じゃないと、出来ないからです さて、私がノートを開くときは大抵、気分が良くないときとか、何かにぶつかっているときです 新チームがスタートして絶対やれると思っていたあの自信も、毎日の練習を重ね
人は誰でも、良い時は考えずとも上手くいく。 人は誰でも、良い時はモチベーションを高く保てる。 そんなの当たり前なんだよ。ってね。 私の今シーズンの目標と約束を今ここで言う。 悪い時こそ、上手くいかない時こそ、落ち込みそうな時こそ、規則正しい毎日を送り、日常を大切にする。 という、簡単なこと。 でも、難しいこと。 「あーうっとーしい」 「あーむかつく」 「あーなんで?」 競争の世界にいると、比べてはいけないと言われる他人と比べざるを得なくなる。 すると、い
待ちに待った始動日。 待ちに待ったオフやったのに、いつの間にか待ちに待った始動日になった。 もう寝るからただの記録。 今シーズンの目標は、リーグ戦で3ゴール3アシスト。 スタメンで試合に出ること。途中からでも試合に出ること。 出来る。そんな自信がある始動日になった。 もっとやらなあかんことはある。 けど、この、楽しいウキウキした気持ち忘れずに、サッカー楽しむこと忘れずに、誰よりも「おぉっ」て思わず声が出るプレーをする。 やれるぞ!サツ!がんばれ、覚悟持って、こ
優しさは世界を救う 私は今、本気でそう思っている 明けましておめでとうございます ちょっと前までの私は、間違いなく厳しさが人を変え、世界を変える そう思っていた 2週間弱の帰省を終え、ひとり暮らしの家へと戻る日を目の前にして、また1人寝室で涙しているわけだが。 この2週間、とても優しくしてもらった。 母に。 すると、やってとも言われていない風呂掃除を自分からした。 布団を片付けた。 なぜか分からないけど。 優しさって人の心に響いて、その人を動かす力がある
昨日、2023シーズンが終わった。 私自身、きっとこれからサッカーを続ける中でも生きていく中でも、1番忘れられない1年になると思う、そんな1年だった。 大学を辞めて来た新しい土地。 スピード、強さ、技術、どれをとってもやっぱり違った。 技術で生きてきた私の技術は下の中。 初めての肉離れ。 うまくいかない経過と誰も期待していないのに、勝手に背負って焦ってまた繰り返す、勘違いも甚だしい自分。 「ああ、サッカー向いてないな」そう何度思ったことか。 そんな時の一件。
私は出来ないことが嫌いだ。 なんでも出来るようになりたいと言うより、出来ないことが嫌いなのだ。 出来ないことが嫌いな割に、すぐに出来る能力はない。 ただの凡人だ。 だけど、よく出来るね、そう言われると嬉しかった。 単純な人間だ。 だから、練習をした。 出来るようになった。 それは、サッカーも勉強もその他の何かも。 勉強に関しては、割とやればすぐに出来る方だったかもしれない。 が、サッカーは決してそうではなかった。 リフティングは小3で2000回以上出来た
中学生の時のコーチが言った。 「プロサッカー選手になれたのは、運です」と。 私は保護者会から帰ってきた母から、その話を聞いた。 なぜかめちゃくちゃ今も覚えている。 それと似てて、きっかけはそこら中に転がっている。 たーくさん。 でも、そのきっかけは何かが重ならないと、きっかけにならない。 というか、きっかけだと感じることができない。 その何かが、運。 この世の起こること全てに意味がある、とかよく言うけど、 これも、運。 私は、怪我をした。 スタメン予定だ