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脳血管疾患後の退院先は自宅?施設?病院?

脳疾患疾患の方々の退院先ってどうやって決まるのでしょうか?

よくあるのは、「トイレまで自分で行ってくれたら自宅を希望します」というご家族の発言。
その通りになって自宅退院になる方も多いですが、見守りが必要であったり、一部ズボンを上げるなどの介助が必要な場合も結構あります。

あまり知られていませんが、ご飯を口から食べられるかどうかも退院先に大きく影響します。
主に、
食べられる→自宅、老人福祉施設など
食べられないため、鼻からチューブを胃へ通した経管栄養→療養型病院
食べられないため、胃に穴をあける胃ろう(PEG)を造設→自宅、施設、療養型病院
という違いがあります。

食べる力のみ問題があったため胃ろうを作りお一人暮らしに戻られた方、
誤嚥性肺炎を繰り返しながらも経管栄養や胃ろうはせずご自宅で食べられる分だけ食べる生活に戻られた方、
ペースト状の食事をご家庭で食べて暮らしている方、様々です。

それぞれのメリット、デメリット、暮らし方をよく知った上で、どうしたいか決断してもらえたらといつも願いながら仕事をしています。

お読みくださりありがとうございます。
今日も素敵な一日になりますように。
あお

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