#詩のようなもの
#101 それでもあなたは恋をする
つがいになりそこねた鳥がいて
鳴くことさえも忘れていた
川の流れる音
風の吹く音
草木が揺れて、雨のにおいがする
あなたはそれを美しいと感じる
終わらない雨やどり
全てをかき消す、強い雨
きっとこのあと雷雨になる
水浸しの地面から、みみずが這い出る
これは台風なのかもしれないな
それでもあなたは恋をする
自然を受け入れ、慈しむこころがあるから
この嵐も、あなた自身とつなが
【写真+1行詩+エッセイ】傷だらけ。
人の数より沢山の、傷がある。
いつも明るくて優しくて穏やかな人が、
とてつもない苦労人だった
なんてことが実際に沢山あった。
わたしの数少ない友人たちもそうだ。
人の人生なんて目には見えないものだから、
どれだけ明るくて楽しそうにしている人でも
どれ程辛い過去を背負い、
どんな苦しみを乗り越えて
生きてきたのかなんて絶対に分からない。
分からないからこそ、見えないからこそ、
大切にしないとい