ゆうゆう

旅行好きの農場動物の獣医師、飼料会社勤務後、渡米しミネソタ大学でPhD取得・教員として…

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旅行好きの農場動物の獣医師、飼料会社勤務後、渡米しミネソタ大学でPhD取得・教員として11年間勤務、帰国後大学勤務。日常の行動や考え方、常識 や価値観や人生観を、違った観点で見直すような英語を探しています。

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  • 英語を探せ

    英語を知ることで、違った観点で日本人として生きている日常の考え方や生き方を見直そうとしています。

最近の記事

英語を探せ#25-相談しやすい人

 日常の価値観を見直すような英語を探しています。古い映画をNHK-BSで見ています。一度は引退し70歳になったベン(ロバート・デ・ニーロ)が人生のやりがいを求めて、インターン(見習い新入社員)として働く話です。その働く会社が、E-コマースのアパレル会社です。敏腕社長ジュール(アン・ハサウェイ)がもう一人の主人公です。 邦題マイインターン(原題はThe Intern,2015年)の台本(script)をネットで見つけました。こんなものまで公開するんだ、と思いました。そしてこ

    • 英語を探せ#24-さようならチップス先生

       普段の生活を見直すような英語を探しています。1969年の米英合作ミュージカル映画をNHK-BSでみました。映画“Goodbye, Mr. Chips”が原題で、「さよならチップス先生」が邦題です。チップス先生の本名は、Arthur "Chips" Chippingです。原本は1934年出版のJames Hilton作ですから、もう100年前の話です。"goodbye"にはご苦労様でしたという意味もあるのかなとも思いました。  Peter O'Toole主演で、英国の全寮制パ

      • 英語を探せ#23-米国国歌星条旗よ永遠なれの歌詞は好戦的か

         日常の行動や考え方を見直せるような英語を探しています。”Anthem of the USA"「米国国歌」を初めて聞いたのは、米国時代、大学スポーツの試合前の儀式でした。選手を含め観客の米国人は一斉に胸に手をあて大きな声で歌っていました。  天皇家の永遠を祈る日本国家「君が代」に比べると、勇ましいリズムと、具体的にロケット弾と爆弾が歌詞に出てきて、なんと好戦的な国歌、好戦的な国民だろう、と思いました。思い直せば、独立戦争(1775-1783年)以後250年、大小の戦争をしてき

        • 英語を探せ#21-楽園を目指す定年退職者の心得

           日常を見直すような英語表現を探しています。NHK-BSで古い映画、邦題マイインターン(2015年)、原題はThe Internというコメディ系ハリウッド映画からの心得の英語です。一度は引退し70歳になったベン(Robert De Niro)が人生のやりがいを求めて、インターン(見習い新入社員)として働く話です。活動的な熟年退職者に関する名言がでてきます。お金のあるなしに関わらず、退職したら終わりでないのです。いくつになっても、健康に注意しつつ、生きがいややりがいを求めて動き

        英語を探せ#25-相談しやすい人

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          10本

        記事

          英語を探せ#19-何のために学校へ行くのか-米国の答え

           日頃の常識を見直せるような英語を探しています。断捨離のために米国時代の資料を整理していたらある学校の英語パンフが出てきました。  米国時代の初期、苦手な英語をうまくなろうとして夜間に通っていた学校がありました。無料の英語スクールとして、米国に来たばかりの裕福でない外国人とその妻が多く通ってきていました。大学で英語を専門の先生から集中的に習うと当時でも1学期で十数万円かかっていました。一方、無料の英語スクールものもあるのです。いい国だなあと思いながら通っていました。  その学

          英語を探せ#19-何のために学校へ行くのか-米国の答え

          英語を探せ#24-選挙敗北時の政治家の言葉

           日常の行動や考え方を見直せるような英語を探しています。  ニッキー・ヘイリー氏”Nikki Haley”は、2024年冬から春の共和党予備選挙で強敵トランプ氏に挑みました。多くの他のライバルが早期に撤退を発表する中で、最後までトランプ氏に対抗する選挙運動を続けました。どう終わるのかと注目していました。  日本の政治家は、自らの力不足として謝るところですが。彼女は最支持者に対して「勇気と希望を」と訴えました。出典写真は彼女のXから。 "I end my campaign wi

          英語を探せ#24-選挙敗北時の政治家の言葉

          英語を探せ#35-心の大きな外傷トラウマから回復するツール5つの質問

           米国では2020年コロナ禍で屠場の長期閉鎖により、行き場のなくなった多数の豚を安楽死で全淘汰せざるをえなくなった未曾有の悲劇的事件がありました。絶望的な状況で、実際に関わった農場主・スタッフ・獣医師・関係者の心的外傷性ストレス(トラウマ)は大きい。そのトラウマからの「回復」"Resilience"するためのツールが専門家によって米国で開発されました。  人はいろんな状況でトラウマを持つことがあります。5つの質問からなるこのツールは、多様な状況に応用できると思います。多くの人

          英語を探せ#35-心の大きな外傷トラウマから回復するツール5つの質問

          英語を探せ#20-横浜中華街の楽しい4文字熟語

           常識や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。今回は毛色の変わった英語を見つけました。  久しぶりに横浜中華街に行ってきました。中華街の案内所でもらったガイドマップに7つの中華街憲章がありました。憲章の4文字熟語とその英訳、その日本語の説明がすこしずれていて興味深く面白い。この4文字熟語は中国語なのか、日本語なのか、はたまた中国式日本語なのか。  初めに4文字熟語があって、わざと英訳をおかしくしたのか。それとも初めに日本語の説明があって、それに中国風の4文字熟語

          英語を探せ#20-横浜中華街の楽しい4文字熟語

          英語を探せ#18-米国ボーイスカウトの目指すもの

           常識や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。ガールスカウトについては調べたので、ボーイスカウトの使命と価値観はどうかと思い調べました。米国サイト出典は以下です。 https://www.scouting.org  https://www.girlscouts.org   まずボーイスカウトとは言わないのです。スカウトといいます。さらにHPの写真(上)ガールスカウトとエライ違います。ボーイスカウトのHPの写真は大自然での冒険、発見、強さを前面に出しています。一方

          英語を探せ#18-米国ボーイスカウトの目指すもの

          英語を探せ#17-リンカーン大統領のゲティスバーグの演説

           日常の常識や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。16代大統領リンカーンのGettysburg’s address”「ゲティスバーグの演説1863年11月19日」はアメリカのシンボルです。”He preserved the American Union during the Civil War and proved the world that democracy can be a lasting from of government.”「彼は南北戦争中にアメ

          英語を探せ#17-リンカーン大統領のゲティスバーグの演説

          英語を探せ#16-米国憲法を考える

           日常の常識や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。5月の憲法記念日も近いですね。憲法を考えるために勉強してみました。  米国憲法は”We the people"「私達米国国民は」で始まります。米国のシンボルの一つです。知人の話では米国の小学校では1年間、この憲法の前文(Preamble to the United States Constitution)、"Anthem of the USA"「米国国歌」、"America, The Beautiful"「美し

          英語を探せ#16-米国憲法を考える

          英語を探せ#15-燃え尽きた若き首相

           常識や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。ジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)ニュージーランド元首相は、辞任の演説では、辞任の理由として、首相として国を率いる責任、それを負うエネルギーがもう自分にないことを上げました。英語もわかりやすい。海外マスコミでは”burn out”「燃え尽きた、疲れ切った」と言われました。  彼女は37歳で首相になり、結婚し出産もしているのです。彼女は2017年から2023年まで第40代首相を務めました。2019年

          英語を探せ#15-燃え尽きた若き首相

          英語を探せ#14-利益全部を慈善事業につぎ込むビール会社

           常識や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。米国中西部の社会事業家Jacquie Berglund女史が起業したビール会社Finnegan社の使命と価値観を紹介します。利益全部を慈善事業につぎ込むビール会社です。儲けたお金で食料を買い、必要な人に食料を寄付する活動をしているそうです。様々な種類のビールを発売しています。さらにビール専門のバー"taproom"も開店したそうです。ビールを売るだけでなく、”Fundraising”「募金活動」のバイクツアーのイベン

          英語を探せ#14-利益全部を慈善事業につぎ込むビール会社

          英語を探せ#12-人生の学校からの6つの教へ

           日常の考え方や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。米国ミネソタ大学の恩師からの言葉です。人生でいかに学び、いかに生きるかを”Life-long lessons” 「人生の教え」として述べたものです。彼は言います。人生はまさに一生かけて学ぶ場所、School of Life 「人生の学校」なのです。なにか東洋的です。今にして思えば、6訓全部の完遂は難しい。恩師自身の描く教育者そして農業指導者の理想、歩むべき道筋だったのかもと思います。  ”Lesson 1.

          英語を探せ#12-人生の学校からの6つの教へ

          英語を探せ#13-米国教授の引退生活

           常識や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。米国のミネソタ大学時代の動物栄養学の恩師から近況報告が決ました。ミネソタ大学から転職したイリノイ大学を退職して、メキシコ近くのアリゾナ州の人口1200人位の小さな町に引っ越して、住んでいるようです。北国であるイリノイ州から、暖かいアリゾナ州の”Active Adult communities” 「元気な大人用コミュニティ」に引越したのです。米国ではシニアでなく"Adult"「大人」というようです。  北国ミネソタの冬

          英語を探せ#13-米国教授の引退生活

          英語を探せ#10-米国の6つの歴史文化的価値観

           日常の考え方や行動を、違った観点で見直すような英語を探しています。米国時代のはじめは英語がほとんどできず、英語の勉強でESL (English as a second language) に通いました。そこでU.S. cultural values「米国の文化的価値観」は、そこで教えてもらいました。ESLでは英語も習うのですが、米国の文化や価値観も教えてくれたのです。ESLには、中南米、アフリカ、アジア、欧州と世界中のいろんな文化圏からくる人に、とりあえず平均的米国人の基本

          英語を探せ#10-米国の6つの歴史文化的価値観