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【20代・30代におすすめしたい】〜地方移住すると恩恵がすごい!~

―「クルマのサブスク」支援・・何県の制度かご存知ですか?―

みなさんはじめまして。コラム担当のあらぽんです。 今年の1月からOtanomi内で記事作成の担当をさせていただいています。

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今回、お話ししようと思う題材は『地方移住』についてです!
私自身、移住どころか地元を離れた経験がないんですよね。よく言えば特に不便を感じることなく、自分にとって住みやすいなと感じているため、あえて地元を離れる必要がないとでもお伝えしておきましょう(笑)
余談はさておき、色々と調べていくと各地方自治体の取り組んでいる制度を知っていた方がシンプルにいい!と感じました。

例えば、最近調べた取り組みは静岡県の 「クルマのサブスク」支援について。
これは自動車産業DX事業などを運営するナイル株式会社が、静岡県の「しずおか移住応援団」に参画。移住者にカーリースサービスの「おトクにマイカー 定額カルモくん」を契約した人を対象に、最大11万円をキャッシュバックする特典企画「カルモで暮らそう」を開始したという内容です。
移住をする際に引越し代など含め費用が一気にかかり、抑えられる出費は抑えたいという移住者のニーズがあったことから導入されたものです。

(参考: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000255.000055900.html)

このような取り組みを知っているだけで、今回の場合であれば静岡県の魅力って他に何かあるかなと興味を持ち、調べるきっかけにつながるかと思います。
今はそこまで現実味がない話でも、ライフプランの中で考え方や価値観が変わることもあるかと思います。
ぜひこの話がみなさんの考えるきっかけに少しでもなればいいなと思いつつ、早速本題へ入っていきましょう!

―移住するとお金がもらえるなんてすごい!―

突然ですがライフプランは何となくイメージされてますでしょうか?

例えばリモートワークができる仕事をしているなら、今は都会に住んでいるが憧れだったあの場所でスローライフを送りながら仕事をしようと地方へ移り住むことがあるでしょう。

また結婚を考えており、お互いリモートで仕事をしているので将来のことも考えて静かな田舎で新婚生活を送ろうと地方へ移り住むこともあるでしょう。

このように、自分のライフプランの中で環境を変えようと思う日が訪れるかもしれません。それぞれの状況にあわせ、ライフプランの過程でおすすめしたい都道府県をいくつかご紹介していこうと思います!

▼リモートワーク×地方移住に興味のある方

【日立市:リモートワークで最大261万5千円の援助あり!】
①茨城県日立市
取り組んでいる制度:「移住支援金」
東京圏(条件不利地域を除く)に在住し東京23区内に通勤されていた方で、テレワークなどで仕事を継続している方、過去に住居歴がある方など一定の条件を満たす方が対象。
支給額は、2人以上の世帯で移住した場合は100万円、18歳未満のお子さんがいる場合一人当たり30万円となり、単身の方は60万円が支給となります。

取り組んでいる制度:「ひたちテレワーク移住促進助成事業」
39歳以下の方で、県外企業への勤務を継続してテレワークをする方、県外企業等のテレワーク案件があるフリーランスの方が対象。
・住宅取得をする場合は、最大161万5千円支給されます。※令和2年10月1日以降に住宅取得契約を締結した方で、令和5年3月31日までに建物の所有権保存登記が完了する方が対象。
・アパート等を賃借する場合は、最大111万5千円支給されます。
・実家等に住む場合は、最大40万円支給されます。

上記の2つを適用できた場合、最大261万5千円も支給を受けることができるとあり、とても手厚い制度だと思います!

(参考: https://www.city.hitachi.lg.jp/shimin/013/001/index.html)

【嬉野市:移住してくれる人への応援金が多彩!】
②佐賀県嬉野市
取り組んでいる制度:「リモートワーク移住応援金」
佐賀県外の事業所に所属したまま、嬉野市に移住してリモートワークをし、5年以上定住する意思がある方を対象にしたもの。一人当たり10万円(上限は1世帯30万円まで)
また、嬉野温泉入浴チケットが約1年分プレゼントされます。
その他にも、「起業チャレンジ Welcome応援金」や「HappyWelcome女子ターン応援金」、「HappyWelcome住宅取得応援金」といったユニークな支援を行っています。

正直、初めて聞いた場所だったのですが調べてみると手厚い支援体制となっており、初めて移住をする方にとっては充実したラインナップではないでしょうか。
嬉野温泉はじゃらんの観光スポットランキングで1位に輝いており、そんなステキな温泉の入浴チケットが約1年分プレゼントされるとは魅力的だなと個人的に感じます!

(参考: https://www.city.ureshino.lg.jp/kurashi/teiju/ijuouenkin.html)

▼結婚×地方移住を考えている方

【京都府:全国で初めて移住と結婚支援をした発祥地!】
①京都府
取り組んでいる制度:「移住婚」
京都府では移住する方に対して結婚を考えている方向けに「移住婚」の取り組みを全国で初めて開始しました。HPをのぞいてみると「きょうと婚活応援センター」という専用ページがあり、婚活のイベント情報を確認したり相談をすることができます。
例えば、婚活イベントでは近い年齢のグループごとに開催されており、例えば「27〜32歳までの男女5名ずつ、定員は計10名」といったようなかたちです。きょうと婚活応援センターの会員であることが条件となり、オンライン開催かつ無料で参加ができます。

マッチングアプリもある時代ですが、移住して新たな出会いを求めるため、同じ土地に住んでいる方とマッチングしたいなと思ったら活用するのもひとつの手段としていいのかなと思います!

(参考: https://pref-kyoto-konkatsu.jp/)

【厚岸町:暮らし、挙式をしたら最大80万円の援助あり!】
②北海道厚岸町
取り組んでいる制度:「厚岸町ハッピーブライダル奨励事業」
参加者が30人以上の結婚披露宴等を行う方など条件はありますが、町内で挙式をした際にかかる経費のうち、地元事業者を利用した経費の2割を助成するもので上限は30万円。また、町内に住んでいる人には20万円が加算され、最大で50万円受けることができる。

あわせて、結婚新生活応援する制度として39歳以下かつ世帯所得が400万円以下であれば30万円、そうでなくても15万円を受け取ることができます。合計で最大80万円受け取れるとあり、優しい自治体だなと思いました!

(参考: https://www.akkeshi-town.jp/kurashi/sumai/bridal_/)

▼子育て×地方移住を考えている方

【流山市:子育て世代が選ぶ街!とにかく手厚い制度が揃ってます!】
①千葉県流山市
・取り組んでいる制度:「送迎保育ステーション」
駅ビルの中に預ける場所があり、決められた条件に該当する子は市内の指定保育所(園)に登園・降園することができるシステム。利用料金は月額2000円、1日100円。

・取り組んでいる制度:「出産応援給付金」
妊娠1回につき5万円の給付。
※妊娠届出以降、流産等で出産に至らなかった方も対象となる。

・取り組んでいる制度:「子育て応援給付金」
一人当たり5万円の給付。

流山市は子育てをしやすい街とよく聞きますが、実際に2012年から2022年の10年間で人口が約3.8万人増えており、年齢別だと35~39歳が一番増えている統計があることから、子育て世代が移住しているのではと考えられます!

(参考: https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1001107/index.html)

【芳賀町:条件ハードルがやや低く援助を受けることができるまち!】
②栃木県芳賀町
・取り組んでいる制度:「出産祝金」
対象者は赤ちゃんが芳賀町に住所登録すること、父母どちらかの住所が引き続き1年以上芳賀町にあることの2つ。一人当たり10万円が給付されます。

各地方自治体でも出産祝金を給付していたりしますが、給付金が高いほど住居年数の条件が長いものが多く、その点栃木県芳賀町の給付条件は少々ハードルが低いように思えました!

(参考: https://www.town.tochigi-haga.lg.jp/index.html)

―知らないともったいない!―

今回全国各地の取り組みを調べてみて、その土地に住んでみたくなるような取り組みを、それぞれの自治体ごとに考えて実施されていると感じました。今まで縁がなかった地方へ移住したら、こんなに手厚い制度が準備されているんだと知っていただけたでしょうか?
個人的にはちょっと踏み込まないと分からないようなニッチな情報を知っていただきたく、厳選して紹介しました。知らないともったいない、逆に言えば知っていれば周りの友人などにも話せる知識のひとつになっていればいいなと思います。
ぜひ今後、移住をご検討される際には参考にしてみていただければ嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます!
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