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ダイエットは腸内細菌を味方につけよう!水溶性食物繊維編

はじめに

ダイエットは苦戦がつきもの。
思ったより体重も減らないし、頑張りすぎるとストレスがたまる。
ストレスことかなりのキーになると思っています。
この記事の内容をうまく活用してもらえれば、そんなストレス軽減のためにも食欲を効率的に抑えられるかもしれません!

今回は、イギリスのある 博士の研究チームが発表した論文をもとに、食物繊維の中でも特に、食欲を抑制するために働いてくれる子を紹介していきます!

脳を落ち着かせてくれる「水溶性食物繊維」

水溶性食物繊維は、海藻や納豆、オクラなどに多く含まれる栄養素です。こ
水溶性食物繊維は、食欲を抑制する効果があることがわかりました。

報酬系とは、美味しいものを食べたり、楽しいことを経験したりしたときに活性化する脳の領域です。
ここが活性化し過ぎてしまうことで私たちは、食べ物を食べた時に幸福や快楽を感じ過ぎてしまい、食べ過ぎなどが起こります。
水溶性食物繊維は、腸内細菌によって分解された短鎖脂肪酸が、迷走神経を介したシグナルの伝達によって、脳の報酬関連領域に影響を与え、食欲を抑える効果があります。

水溶性食物繊維の効果を最大に!

水溶性食物繊維は水分と一緒になり、粘り気を生む食物繊維です。
なのでしっかりと水分補給をしてあげることで効果が高くなります。
効率的にとるには海藻類の多い食生活を心がけるのがおすすめです。
その他にも、もち麦や大麦、納豆にもバランスをよく含んでいるのが水溶性食物繊維。
日本人なら、麦を混ぜて炊いたご飯に、わかめやめかぶなどを入れた味噌汁に納豆を加えることでしっかり取れますね!!
なんとも日本人に優しい栄養素!

まとめ

水溶性食物繊維は、脳の報酬系を落ち着かせ、食欲を抑える魔法の食べ物です。
水溶性食物繊維を上手に食生活に取り入れることで、脳をコントロールして健康的な食生活を実現させましょう!

参考文献:

Cohen MA, Ellis SM, Le Roux CW, Batterham RL, Park A, Patterson M, Frost GS, Ghatei MA, Bloom SR. Oxyntomodulin suppresses appetite and reduces food intake in humans. J Clin Endocrinol Metab. 2003 Oct;88(10):4696-701. doi: 10.1210/jc.2003-030421. PMID: 14557443.

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