瀬戸信介

瀬戸信介プロフィール 幼少から様々な武術、格闘技を学び、現在は沖縄拳法 泊手六代目 山…

瀬戸信介

瀬戸信介プロフィール 幼少から様々な武術、格闘技を学び、現在は沖縄拳法 泊手六代目 山城美智師範に弟子入りし沖縄拳法を学んでいる。

最近の記事

2023年もありが蟷螂拳❗️

来年は40代もラストイヤーになります。振り返れば40代は本当に色々な事がありました、巌流島、書籍、DVDの出版、結婚、出産、子育て、転職、様々なことがありました 中でもやはり自分の人生の転機ともなるのは巌流島の出場により「蟷螂拳」の使い手としてデビューした事でした。 実際は表演の蟷螂拳をやってたくらいでそんな本格的にはやってなかった蟷螂拳、担ぎ上げられて運良く勝ったものだから後にも引けなくなり、全く実力に見合わない「蟷螂拳の達人キャラ」を貫くしかなくなり、自ら蟷螂拳の呪い

    • 山での修行

      今日は朝から近所の裏山で1人稽古、まずは洪家拳の養生強壮気功で身体を目覚めさせ、沖縄拳法の サイの振りとサイの型を繰り返す。 その後、最近セイサンで気付きがあったのでセイサンの型を反復、気付きと言っても既に山城先生がDVDでもチラッと言ってる事で私の発見でも何でもない^_^ でも仕事で対人練習なんかで試してみると「あーやっぱりな」と効果あり(勿論ケガさせるような事はしてません) やっぱり型通りだし、そこに戦いの全てが凝縮されてるんだろうなと感じる、澁谷さんともよく言って

      • 沖拳1人稽古

        引っ越しも無事終わり新生活にも少しずつ慣れてきました。 私のような武術マニアは引っ越し先で重要なのは1人稽古できる公園があるかどうかがかなり重要である。 前の家は広大な芝生の広場があり早朝は独り占めで伸び伸び練習する事が出来たが、今度の公園はマンションの向かいにある小さな公園である。 引っ越し翌日から早速1人稽古してみて感じたのは、小さな公園だと伸び伸び稽古出来ない反面、より内面の細かい重心の位置であるとか角度であるとか気にするようになりました、以前の広い公園の時は伸び

        • 沖拳修行

          本日は澁谷師兄に稽古をつけて頂きました! 最近は私も転職やら引っ越しやらで稽古会にも参加できず、ずっと1人稽古してたもので、自分で出来てるつもりでいて間違っていた所を修正していただき有難うございました❗️ 先日引っ越し前に近所の謎のカンフーの達人のお爺さんにまた会い、お話して頂きましたが、「武術は牛が一頭寝てる広さがあれば練習できる」「私の師匠は○○党に追われて豚小屋で隠れて練習してたんだ」「だからどんな環境でも武術の練習は出来る から頑張りなよ」と仰ってくださいました。

        2023年もありが蟷螂拳❗️

          稽古日記

          先日、本田統括の稽古会で本田さんの凄く分かりやすい表現でなるほどと目から鱗で、それからというものまた稽古が楽しくなってきた、今日は仕事が休みだったので、お昼に近所の公園でサイを振っていたら、散歩してる近所のオジサンに「それはサイだね、沖縄の武器だね」と話しかけられた、しばらく立ち話になり、そのオジサンは何でも昔中国で拳法を学んでいたとか、何拳ですか?と聞くと「その先生がやってた武術だから何拳とかない、全然有名な先生じゃなかったけど、凄く強い先生だから習ったんだとおっしゃってい

          沖拳サイタマ

          今日は久々にサイタマ自主練会に参加させて頂きました。 澁谷師兄の音頭で対練稽古をしっかり。1人稽古では気付けない部分が多々炙り出される。 最後は防具組手稽古。ついにまだ未使用だった沖拳防具のこけら落としの時がきた❗️ 相手は自称沖拳会のパクチー(好きな人は好きの意らしい(笑))こと澁谷師兄❗️ 脳天を突き抜けるような突きを頂きました✊ 澁谷師兄だけではなく沖拳修行者は全員漏れなく突き蹴りが重い、これは他武道や他の格闘技では中々味わうことが出来ない、しかも軽く打っても

          沖拳サイタマ

          沖拳修行

          今日は久々に日中ゆっくり時間を取れたので朝から沖縄拳法の1人稽古、ナイハンチ セイサン ピンアン 釵の型 棒の型と自分の気がすむまでやってました。 特に技術的な気付きや真新しい身体操作の発見等は全くありませんでしたが 1つ気付いたのはモヤモヤ悩んだり考え事があるときに座禅や呼吸法とかをやっても余計に陰に入ってしまうだけで、それならば1発気合いを入れてナイハンチの型を打った方が健全であるという事です。 今は仕事等々忙しいので中々支部の稽古会にも月1、2回しか行けてませんが

          ピンアン

          ようやっとピンアン5段まで動作は覚えました。動作的にまだ怪しい個所は多々あるとは思いますが、とりあえず。 今までは自主練をしててもひたすらナイハンチとセイサンを繰り返すしかなかったんですが、 勿論ナイハンチとセイサンは沖縄拳法空手で一番大切な一丁目一番地だと思っているのですが、私の昔からの悪い癖で集中力が続かないのと飽きちゃうんです。(当然飽きる程稽古をしてない事は重々承知しております🙇‍♂️) 結果昔やってた武術の型なんかを練習して気分転換したりしてましたが、それをす

          ピンアン

          日本の空手

          沖縄拳法日記 今朝は公園で渋谷師兄から授かった拳児Tシャツを着てナイハンチ初段、セイサン、ピンアン初段、釵の型、棒の型の現在私が知っている型のフルコースを稽古しました。 まだ夜明け前の公園で誰もいない広大な芝生の上で伸び伸び気合いまで出して練習できる環境があるだけでも私は成功者です!^ ^ さすがに日中に拳児Tシャツを着て練習してたら近所の子供に「ママ〜!あそこに基地外のオジサンがいるよ〜」「シッ!指差しちゃダメでしょ!」なんて会話が聞こえてきそうな感じですが(^^)

          日本の空手

          沖拳日記

          ナイハンチの型をやればやるほど遠心力を感じられるようになる。チカラが外に出ていくような感覚。あくまで自分の主観ですが。 しかしそれと同時に基本が大事という事に気付かされる、そうなるとチカラは「遠心力」によって外に出ていくのか分かるが、同時に基本が大事という「求心力」によって基本に帰らされる。 全く良くできたシステムだ!

          沖拳日記

          沖拳日記

          昔、私の中国武術の先生は「今の武術はみんな『動』だけで『運』がない」とよく仰っていた。つまり「運動」という言葉を分解したときに「動」は筋肉だけに頼った動きで「運」があるのは気の運用であったり勁の流れであったりするとの事で当時の私には解ったような解らないような、なんとなく感覚的に違うという事しかわからなかった。 しかし沖縄拳法を学んでからナイハンチやセイサンの型を打ったとき力が外に飛び出していく感覚になることがたまーにある。それが合っているか間違えているか分からないがこれが「

          沖拳日記

          弟子入り

          この度、わたくし瀬戸信介は沖縄拳法 泊手六代目師範 山城美智師範に弟子入りさせて頂きました! 思えば山城師範との出会いは私が格闘技イベント「巌流島」で蟷螂拳使いというキャラクターで選手として出場していた頃、菊野さんのお誘いでプロ練に参加させて頂いた時、はじめてお会いし門外漢である私にもご教授くださり、試合でも勝利する事が出来ました。 しかしその次の試合で私が負けた時、控室でお会いし「あなたはもっと強くなりますよ、また頑張りましょう」と言ってくださり、その時私は「山城先生!

          弟子入り

          沖縄拳法 泊手について

          私は今まで様々な中国武術(長拳、南拳、蟷螂拳、翻子拳、通背拳、洪家拳など)やテコンドー、ムエタイなど色々やってきた、そんな私が 今取り組んでいる武術は沖縄拳法 泊手である。 沖縄拳法は数年前から何かと縁があった武術だったが2年ほど前から本格的に学び始め(567騒動が始まった事もあり途中抜けてますが)た。 格闘技ではスパーはぶっちゃけ自分より弱い人とスパーした方が強くなる、これは自分よりレベルの低い人とスパーする事で多くの成功体験が出来るからです、ボクシングで世界チャンピオ

          沖縄拳法 泊手について

          100%ではない150%の力で打つ

          洪家拳に限らず武術の型を打つ時は相手を殺すつもりで打たなければならない。 昔、翻子拳の馬賢達老師が翻子拳の套路を打つ時は100%ではなく150%の力で打たなければダメだとおっしゃっていたそうだ。 私の良く知っているムエタイの伝説のトレーナー、チャーン先生もミットを全力で蹴らせる。 脱力だとか身体操作とかは一切言わない。 プロの格闘家でも試合前の追い込みのミットでは必死の形相で打ち込んでいる、そこにはノーモーションで打つとか身体操作とかそんな要素は一切ない。 色々と例

          100%ではない150%の力で打つ

          洪家拳と洪拳

          日本では「洪家拳」という呼び方が一般的ですが香港や世界的には「洪拳」の呼び方が一般的なようです。 前回でも述べたように洪家拳は世界的に広がった武術流派でありますし、拡散した分だけ様々なスタイルがあります。 どれがホンモノでニセモノとか言い出したらキリがありません。 そんな中でも正統洪拳というのもあります。黄飛鴻から林世栄に受け継がれた技術をそのまま継承している、いわゆる「本家」があり日本にも正統洪拳はあります。 私が劉湘穂老師から学んだ洪家拳は黄飛鴻→林世栄→岑孟寧→劉湘

          洪家拳と洪拳

          洪家拳について

          洪家拳とは中国南方の武術でかつては革命闘志たちの武術でもあるがゆえ、その拳風は拳勢威猛、剛勁有力と言表されるように豪快な武術です。 日本では漫画などの影響もあり洪家拳は力任せで大雑把な低級な武術として誤解されていたりもしますが実際の洪家拳はまずは柔を求め剛に変換していく、ある意味北派武術よりも柔が求められる武術です。 日本ではあまり愛好者がいない洪家拳ですが世界的に見れば最も広がった武術でもあります。 香港のカンフー映画で使われているカンフーはほとんど洪家拳ですし、ジャッキ

          洪家拳について