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必修ビジネススキル⑨:企業会計

*今回の記事は1500字程度です。

こんにちは、にゃごんです。
今日は、全ビジネスマンが必修である50のスキルのうち、
「企業会計」について紹介していきたいと思います。
企業会計の全体像について書きますので、是非最後まで読んでいってください!
この記事はシリーズ物になっているので、ぜひ過去の記事もご覧ください。

また、この記事は堀公俊さんのビジネススキル図鑑をもとに書いています。

基本の考え方


会社の財務の状態を適切に判断し、よりよい状態にマネジメントしていくのが「企業会計(アカウンティング)」です。
企業会計は、財務に関わる人間だけではなく、すべてのビジネスパーソンが身につけるべき基本スキルであると言われています。


企業会計は主に2つに分かれています。

  • 財務会計:経営分析に使用。定式化されている。

  • 管理会計:組織管理に使用。企業によってやり方が異なる

これら2つをつなげて会社をマネジメントします。


企業会計の流れ

ここからは、企業会計には具体的にどのようなものがあるのかについて書きたいと思います。

財務会計

まずは、財務分析です。
財務分析は、自社の経営状態を把握し、改善点を探す際に使用されるものであり、投資の決定や他社と取引する際の判断材料にもなります。

財務分析をする際に材料となるのは、「財務諸表」です。
財務諸表には、

  • 貸借対照表

  • 損益計算書

  • キャッシュフロー計算書

の3つが有ります。

貸借対照表は、ある時点での資産、負債、資本の状況を示しており、

  • 会社の財政状態をまとめたもの

  • 企業のストック(一定期間の資産残高)状態を表しているもの

という性質のものです。

損益計算書は、貸借対照表がストックを表していたのに対して、

  • フロー(一定期間の増減額)の状態を表している

  • 収入ー費用=利益or損失

  • 一定期間にどれだけ儲けたかが分かる

という性質のものです。


キャッシュフロー計算書は、

  • 会社のどれだけのキャッシュ(現金)があるか

  • それがどのように流れているのか

が表されています。


これら3つの表を相互に付き合わせて、実態を把握します。


収益性と生産性

さらに詳しく分析したい場合は「比率分析」を使用します。

まずは、
総資産利益率を使用して、
「投入した資金がどれだけ利益を生み出したか」
を判断します。

言い換えると、ここで分かることは
「企業の総合力」なのです。

次に、
売上高利益率を使用して収益性を把握し、
総資産回転率を使用して生産性を評価します。

これらを用いることで、
さらに詳しく経営状態を把握することが出来ます。


安全性と成長性

黒字を出していたとしても、資金がうまく回らなければ会社は倒産してしまいます。

そこで、企業の安全性を評価する際には、

  • 流動比率

  • 固定比率

  • 自己資本比率

を材料に使用します。


また、会社の成長性を評価する際は、

  • 売上高成長率

  • 総資産成長率

を使用します。

先ほど紹介したものと併せて、
収益性、生産性、安全性、成長性のバランスが良いことが望ましいとされています。


管理会計

管理会計には、主に2つ目的があります。

1つめは、利益構造や経営状況を適切に把握して、合理的な意思決定をすること

2つめは、立てた計画通りに仕事を進めるために、組織を管理すること


最後まで読んでいただいてありがとうございました。

私自身まったく会計について知らなかったので、今回の記事をまとめる際にとても勉強になりました。
全体のなんとなくの概観はつかめたとはいえ、それぞれの指標をどのように評価するのかについては全く分からなかったので、これから勉強をしていきたいと思います。

良いなと思ったり、感じたことがあれば、
スキやコメント、フォローでフィードバックをお願いします。

それでは、ありがとうございました!

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