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「アートでまちづくり」北加賀屋の千鳥文化に行ってきた

※今回の記事は1700字程度です。

こんにちは、にゃごんです。

今日は、アートでまちづくりを行なっている大阪市の街「北加賀屋」に行ってきたので、レビューを行いたいと思います。

まず、なぜ北加賀屋に行こうかと思ったかと言うと、こちらの記事を読んで興味を持ったからです。ぜひこちらの記事を読んでみてください。

さて、今回紹介したいのは、集合住宅を改修して誕生した複合施設の「千鳥文化」です。

外観はこちらのようになっています。
以前入っていたテナントの看板がそのままの状態で残っており、なんとも懐かしい感じを見せつつ、新しい建物としての新鮮さが上手く融合している面白い外観だと感じました。

昔ながらの店の看板はレトロな街の雰囲気を感じるためとても好きなのですが、地元の人のための場所という感じで入りづらい雰囲気が通常あると思います。その点千鳥文化は、テナントの看板をレトロな装飾として採用すると同時に、入り口をガラス張りにして中を見えることにすることで、懐かしさを出しながらも開放的な雰囲気で入りやすくなっています。

中に入ると、

食堂カフェがありました。
中に入ってランチプレートと紅茶をいただきました。

この日はチンジャオロースがメインのランチプレートでした。どの料理も味付けがどこか懐かしく、ひとり暮らしでジャンキーなご飯ばかり食べている私は、実家を思い出ししみじみとした気分になりました。

食堂の外でカヌレが売っていたので買ってみようかと思ったのですが、その日は祖父母に会う予定だったため、洋菓子はやめとこうかなと思い買うのをやめました。今度はカフェの時間帯に伺ってみたいです。

食堂の内装はこんな感じです。

女性二人組と、子連れ家族二組が来訪されていました。地域の人たちかどうかは分からないですが、外に自転車をつけていらっしゃった家族の方もおり、この食堂が地域のコミュニティの場として受け入れられていることを肌で感じました。

腹ごしらえをした後は、内接しているコミュニティスペースにお邪魔しました。

私が行った日は、ギョクチェン・ディレク・アカイというアーティストの展示がされていました。自分の今までの技術と日本の伝統的な工芸品の技術をミックスした作品が展示されており、とても面白い空間でした。

少し話が脇道にそれますが、アートってよく分からないですよね。「これのどこがアートとして評価されているの?たしかになんとなくすごいけど、、。」みたいなことをよく考えていました。

実際今もアートについてはよくわかっていないです。しかし、作品がアートとしてどのような評価があるのかについて考えるのではなく、あくまで自分とその作品との間に生じる関係性に注目することで、アートに触れている時間が楽しいと思うようになりました。たとえば、「この作品は自分に何を投げかけているのだろうか。自分はこの作品を見て何を感じたのか、何について考えてみたいと思ったのか。」みたいな感じで、自分が作品を見たことによって、自分と作品の間に生じた関係について心の中で考えるのです。そうすると、普段考えない切り口から自分や他人、物事について考えることができるのです。

まぁ元々思考をぐるぐるさせる時間が好き、ということもあって、最近はアートにとても興味を持っています。

だいぶ話がそれました!申し訳ないです!

その他にも常設展示されているアートがありますが、とても面白い展示のため是非皆さん来て楽しんでください。

個人的に面白いなと感じたのは、建物の中央にあるこのスペースです。

元々船大工が増改築を繰り返した集合住宅だけあって、現代の建築ではなかなか見られないごちゃごちゃしたつくりが面白いです。

こちらは以前の住民が使っていた表札と扉をそのまま残しています。誰かが今も住んでいるかのような雰囲気があります。


はい、というわけで今日は北加賀屋にある「千鳥文化」について紹介しました。

食堂の他にも夜はバーもあるらしいので、いつ行っても楽しめる施設になっています。

この施設自体がとても面白いのですが、北加賀屋にはアートを感じる場所がまだまだたくさんあるので、ぜひ近くにお住まいの方は行ってみて下さい。

それでは、ありがとうございましたー!

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