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映画「老後の資金がありません」昭和感溢れるR50+?のコメディ


 50代の中流家庭のあるあるがつまった
昭和感満載のコメディです!
“さん”づけし合う夫婦など
古き良き時代の日本を感じました。
サザエさんのおうちみたいですね。


 ストレートな笑いを
ふんだんに取り入れて、
まるで『ドリフ大爆笑』を観ているかのような
懐かしさを感じました。


 三谷幸喜さんが出演していたため
監督しているのかと思いきや、
監督は前田哲監督でした。


 「そしてバトンは渡された」も
こちらの監督でした!
原作が好きなので、観ようか観ないでおくか
迷っている気になる作品です。
そして、いつか観ようと思っている
「そんな夜更けにバナナかよ」も
前田監督でした。
数々の作品を手掛けているようです。



 この映画のポイントを3つにまとめますと、 
 

1 老後資金問題



 気になる老後資金がテーマです。
最近、年を取ってお金が無くても
日々楽しく暮らす、という内容の
エッセイ本がすごく売れています。


「87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」
多良美智子 著

「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」
紫苑 著

「89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた」
大崎博子 著


などですね。

 あと、節約系小説
「三千円の使い方」原田ひ香 著
も大ヒット本です♪
お正月からドラマも始まるそうです。


多くの人がかなり気になるところで、
もちろんわたしも気になりましたので、
ミステリーではありませんが、
観ました!



2 3W


 現実的に参考になるのかは分かりませんが、
うんうんと思うところはありました。
ですが、20代の方など若い方がこの映画を
楽しめるのか?
そこは気になりました。
逆に新鮮すぎて面白く感じるのでしょうか?


 50代以上の方に大変楽しめる映画だと思います。
・笑い
・わざとらしい
・分かりやすい
の3wの映画です。
複雑なところもなく、分かりづらいところもなく、
本当に親切に笑いを提供してくれています。 


 
3 豪華な出演者たち


 脇を固める俳優さんたちも
有名な方ばかりです。
チョイ役にはもったいない方も出てますし、
芸人の方も出演しています。



 主人公の天海祐希さんは
やっぱり素晴らしい!と思いました。
内容が内容なだけに、
貧乏くさくなったり、
所帯臭くなりすぎてしまうところを、
どこか麗しさを残しつつの演技のため、
観ていてみじめに感じることもなく、
笑ってしまいます。


 夫役の松重豊さんも
やはり素晴らしくて、
夫婦の雰囲気のほわっとした
感じに癒やされました。
ほのぼのした空気感が
自然過ぎました。



 気になった方は是非観てみてくださいね。

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ストーリー中毒者なのでは?と悩む時があります。 でも、お酒じゃなくてよかった?ギャンブルじゃなくてよかった? 今日はなんの映画を観ようかな?どんな本を読もうかな? 誰かの観よう読もうをサポートできたらうれしいです♪