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映画「ほの蒼き瞳」The Pale Blue Eye元刑事と若かりしのエドガー・アラン・ポーが解決に挑む


 引退した元刑事と、
士官学校の士官候補生で
のちに推理作家となる
エドガー・アラン・ポー
事件を解決していくミステリー。

 

 原作は 
陸軍士官学校の死 』上巻・下巻

創元推理文庫

著 ルイス・ベイヤード

◎第2位『2011本格ミステリ・ベスト10』海外ランキング

◎第2位『IN★POCKET』2010年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/総合部門

◎第2位『IN★POCKET』2010年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/翻訳家&評論家部門

◎第4位『ミステリが読みたい!2011年版』海外篇/【海外部門新人賞】
     /本格部門 第1位/サプライズ部門 第2位/キャラクター部門 

◎第8位『このミステリーがすごい!2011年版』海外編

◎第10位『IN★POCKET』2010年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/作家部門




のようにたくさん取り上げられてた原作でした!
たしかにストーリーが面白かったです。
ミステリーとしても素晴らしかったですし、
若き日のエドガー・アラン・ポーという
設定もまた魅力的でした。


「ほの蒼き瞳」
The Pale Blue Eye
(2022年・米)
監督 スコット・クーパー
出演 ハリー・メリング
   クリスチャン・ベール



 この映画のポイントをつにまとめますと、


① エドガー・アラン・ポー


 若かりしエドガー・アラン・ポーが登場します。
俳優はハリー・メリング
ハリーポッターではお馴染みだそうですね。
実際のエドガー・アラン・ポーの写真と
雰囲気が似ていて、
繊細な感じや
個性的な的な感じが魅力的でした。


 エドガー・アラン・ポーは、
元士官学校生であり、
詩が好きで、
大酒飲みでしたが、
そんなエドガー・アラン・ポー
を楽しめます。
エドガー・アラン・ポー
ファンならこの映画は2倍楽しめるかも。


 わたしはこれを観た後、
エドガー・アラン・ポー
「黒猫」を読んでみました。
映画を観たテンションのまま
読んだせいかもしれませんが、
大変面白かったです!
「黒猫」は短編なので
すぐ読み終わりますし、
映画が気に入った方は
そのいきおいで読むのもおすすめです。


② 元刑事オーガスタス



 士官学校で怪奇な事件が起き、
元刑事のオーガスタス
クリスチャン・ベール)が呼ばれ、
事件の解決を依頼されます。
その相棒になるのが、
一見変わった感じの
エドガー・アラン・ポーです。



③リア


 エドガー・アラン・ポー
想いをよせる女性リアです。
ピアノも上手で、
詩も好きで、
美しい彼女に、
エドガー・アラン・ポー
好意を持ちます。



 とっても楽しめました。
著者のルイス・ベイヤードさんの
他の作品も読んでみたいと思いましたが、
他の作品は日本では翻訳されていないようです。
がっかりです。




 スコット・クーパー監督は、
荒野の誓い」でも
ファーナス/訣別の朝」でも
オーガスタス役のクリスチャン・ベール
タッグを組んでいます。
どちらも評価は高いようです。



ファーナス/訣別の朝」
プロデューサーには
レオナルド・ディカプリオの名前もあります。
こちらも機会があれば、観てみたいです。



 気になった方は是非観てください〜。


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