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訪問看護師としての魅せ方

訪問看護の世界に来てから、
普通の看護師じゃ埋もれてしまうな・・・
という感覚がありました。
普通のという表現が抽象的ではありますが

全然具体的にはなってないけど
この人仕事デキるなー!!って人で
やっと舞台に立てるような感じがしています。

五角形をきれいに整えていく必要性

最近は得意を伸ばそうという風潮が強くはなっていますが、
訪問看護師として訪問するとき、
知識・技術・コミュニケーション能力・外見・内面(人間性)
の五角形が多少いびつでも五角形になっていないと
上手くいかない。
(私が書きながら思いついた5つですが^^;)

上手くいかないというのは、
話しが通じないからこの人には来てほしくないとか、
このケアはこの人にはやってほしくないなど
拒否につながったり、
拒否はされないまでも、

重要なことを相談される相手に選ばれなかったり
今日はあなたなのね・・・(ちがう看護師さんがよかった)と思われたり
やんわり優劣をつけられること。

五角形をきれいに整えつつも
技術に関してはより求められているように感じます。
(でも技術だけあっても他がダメだと受け入れてもらいにくい!)

人として良い雰囲気でもおむつ交換が下手では認めてもらえない

優しい雰囲気、声掛け、タッチング
このあたりが適切にできていたとしても、
訪問看護でよく行う、浣腸や摘便、その処置後の陰部洗浄、おむつ交換、
それらを利用者様のニーズに合わせたテンポ感やフィット感、
便の捨て方、ゴミのまとめ方ができなければ
人としては認められても
看護師としては認めてもらえない。

逆に排泄ケアが上手いと認めてもらえやすかったりもする

訪問看護ではご家族に見られながら
利用者様の排泄ケアを行うことも多々ありますが
見ているご家族からすると

排泄ケアのスムーズさや、清潔不潔の管理、
仕上がり(ちゃんと洗えてる、洗えてない、おむつの位置、ゴミがコンパクトにまとまってるなど)
の良し悪しが、

ニオイやゴミの処理などの生活の中に不快感を残しにくくしたり
大切なご家族に、ご家族自身では行えないケアを
プロがプロの仕上がりにしてくれ、尊厳を保つことができていると
実感できたりすることにつながり、
その看護師への評価に直結するのではないかなと思っています。

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