ケアプロ角谷(看護師)

◆看護師歴10年 ◆手術室→回復期リハ→訪問看護 ◆2023年〜所長 ◆やる気を削がれる職場をなくしたい

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脱看護師したいわけじゃない

よくSNSで看護師辞めて別の仕事をしている人がキラキラしているみたいな投稿を見かけますが、私の場合はけしてそうなりたいわけじゃないなと感じています。 人生一度きりだし、看護師に縛られるのは勿体ないとも思ったことがありますが、いざ他の職業の転職についてお話を聞いたりしてみると、全くワクワクは感じず、より看護師の自分として働き続けたい気持ちが強くなりました。 私が目指したい姿 看護師として美しく、軽やかに、楽しく働いてる パッと思いついたイメージはこんな感じです。 一つ一つ

    • 20代は人生で辛い時期

      ・20代は基本的に波乱 20代は急に様々な責任の波に揉まれる時期であり、溺れ気味の20代前半、少し泳ぎ方がわかって大した波ではないと気づくが全然しんどい気がしてる20代後半、やっと楽に背泳ぎする方法がわかってくるがちょいちょい溺れそうにもなる30代って感じでしょうか。 今私は30代ですが、振り返るとそんな感じがしています。 若い=楽しい、美しいとは限らないと心底感じます。 そして30代は20代よりも断然人生を楽しめるようになっています。 大学を卒業して、新人看護師とな

      • 他人軸の完璧主義は危険

        ・完璧にやっていけば必ずできるようになる YouTubeでとあるバレエの先生が 「私のレッスンのときは完璧主義でいて!一個ずつ完璧にやっていけば絶対できるようになるから!」 と言い切っていました。 世の中的に完璧主義はやめろと言うことの方が主流になってきているように感じていますが、私は一概にそうとは言えなくない?とずっと思っていて、なんだかその言い切りがとても清々しく感じました。 ・完璧主義の種類 完璧主義についてしっくりきた解釈として というもので、自分がどうし

        • オペ室も訪看も延長線上にいるだけ

          なぜ手術室から訪問看護に? と聞かれることは多いですが、そのことについて考えたことを書いてみようと思います。 看護師免許さえあれば手術室でも訪看でも働ける看護師はどこに配属されようと、必要な免許は看護師免許のみです。 高校生の頃、手術に興味を持ち、成績や体力面を考慮すると医者にはなれないから手術室の看護師になってみようと思ったのが看護師になるきっかけでした。 その当時、看護師免許だけでいいのか? と疑問に思い、ネット検索で調べてみると、やはり看護師免許だけでよい。専門で

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        • 医療・看護師の世界を平和に
          60本

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          現状維持大好き人間

          ・現状維持という言葉の捉え方 このタイトルは マイナスと捉える人とプラスで捉える人 どちらが多いのでしょう? なんとなくですが 私の予想では 「現状維持が好きだから成長しないんだ」 みたいなマイナスに捉えることが 多いのでは?と思っています。 今日も明日も同じ。 1週間後も1か月後も変わらない。 できるようになったこと、 特になし!みたいな。。 ・私は現状維持大好きです 私は自分で現状維持大好きと 思っているのですが、 普通の?現状維持とはちょっと違って スパン

          言わなくてもわかってほしいへの対処法

          多かれ少なかれ 看護師という存在に対して 患者さん利用者さんは(あと新人さんも) 「言わなくてもわかってほしい」 と思っているのではないでしょうか。 「言わないとわからない」 という意見もごもっともですが 皆が皆、自分の気持ち、自分の状況などを 言語化するのが得意とは限りません。 むしろ苦手な人のほうが多い 気がしています。 今回は私が学んだことやそこから何を意識しているのかなど紹介します。 知識に助けてもらう 私達がなぜ 人間の欲求、発達段階、全人的苦痛 などに

          言わなくてもわかってほしいへの対処法

          看護師が幸せな人生を送るために

          ライフハッカーの記事で 「グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない」 という本の紹介があり ついつい読んでしまいました。 中でも印象に残ったのが、 幸福度の高かったのは 仕事への満足感が大きく影響している というところ。 看護師が幸せな人生を送るために それができたら苦労しないよって ことだとは思いますが 楽にいい仕事をしよう というマインドが 若手から超ベテランまで 浸透させることができたら いいのではと思っています。 きっとそれが浸透してれば ・希望

          看護師が幸せな人生を送るために

          仕事術より脱自己犠牲のほうが大事

          所長の訪問件数は他スタッフの1/3を目標にしていますが、だんだんその件数に調整できるようになってきて、自分の時間をスタッフの深い部分?の育成に使えるようになってきて嬉しいです。(ちょっとおこがましい表現な気もしますが) 20代のスタッフも多く、生きることへの不器用さがメンタルや仕事中のパフォーマンスに影響していることがよくあるため、 仕事術みたいなものより大事な部分を育みたいと日々感じています。 私はお金持ちの人が書いた本が好きなんですが、必ずと言っていいほど「そのままの

          仕事術より脱自己犠牲のほうが大事

          新人さんの言葉を真に受けていたら指導者失格

          自分の話したいことただ話して 「勉強になりました!」 って返事してもらえて 調子乗ってないですか? すみません、この書き方が調子のってます^^; でもタイトルの通り、 この新人さんの受け答え 本心じゃない可能性があること 1ミリも考えてなかったとしたら それは改めたほうが今後のためと思うのです。 新人さんが本音を言えるのは自分が認められたと感じられてから 入職して間もない新人さんは まずは認めてもらおう とそこに注力する方が多いです。 最初から この組織にメスを入れ

          新人さんの言葉を真に受けていたら指導者失格

          指導力より大事なこと

          新年度が始まり、指導に慣れてないスタッフから 「何を伝えたらいいかわからない」 「同行訪問のとき、後輩を気にかけたいけどそんな余裕もなく空回りしてしまう」 などの悩みがきかれます。 ・まず相手のニーズに応えること ・独り立ちまでに押さえておくべきポイントを押さえるためのツール は必要となってくるのはもちろんですが、 ノウハウとか指導力より大事なのは ・不完全であることを指導者自身も指導される側も受け入れ、互いの成長を見せ合えること かなと考えています。 まずは相手が聴き

          指導力より大事なこと

          消耗する仕事とマネジメント

          訪問看護をしていて 様々な利用者様、ご家族様がいる中で どうしても対応が大変で 「消耗する」訪問というものは存在します。 消耗する訪問の特徴 ・重介助を要する(かといってリフトの導入が環境的に厳しい、利用者様の環境変化への適応が困難) ・ケア、処置の量が多い ・室内の汚染 ・攻撃的な言動(疾患からくるものもあれば、パーソナリティからくるものも) ・退院直後、状態変化などに伴い調整ごとが多い ・ターミナル期であり利用者様側も訪問者側も精神的に繊細な状況 などなど これらを

          消耗する仕事とマネジメント

          理想の新人さんを求めすぎる人たち

          新人さんへの指導や教育が始まっているかと思いますが、 毎度、新人さんへの不満を指導者側から聞くときに 私としては「新人さんに求めすぎじゃない?」と 思うことが多いです。 事前に経験がないことを言ってくれなかったとか わからないことを聞いてくれなかったとか わかってるって言うけど疑わしいとか それが最初から上手にできるようなら もうその方は人生5周目くらいじゃないでしょうか笑 転職組にしても 新卒組にしても 先輩方の思う理想の新人さんとして 振る舞い切るのは至難の業です

          理想の新人さんを求めすぎる人たち

          不快感を与えない技術

          看護師として、訪問看護師として 不快感を与えない技術は、かなり重要なのではないかと 考えています。 不快感としましたが、その中身は です。 本の中で具体的な例を説明してくれていますが、 訪問看護の現場で思いつくことを書いてみようと思います。 不満といえば・・・ ・おむつの当て方が雑 ・服の着せ方が雑 ・お湯がぬるい 不安といえば・・・ ・緊急コールしたときにおどおどされる ・現在の状態がどうなのか説明してもらえない ・今からする処置をやったことがないと言われる 不便

          不快感を与えない技術

          訪問看護師としての魅せ方

          訪問看護の世界に来てから、 普通の看護師じゃ埋もれてしまうな・・・ という感覚がありました。 普通のという表現が抽象的ではありますが 全然具体的にはなってないけど この人仕事デキるなー!!って人で やっと舞台に立てるような感じがしています。 五角形をきれいに整えていく必要性 最近は得意を伸ばそうという風潮が強くはなっていますが、 訪問看護師として訪問するとき、 知識・技術・コミュニケーション能力・外見・内面(人間性) の五角形が多少いびつでも五角形になっていないと 上手

          訪問看護師としての魅せ方

          信頼されるためのスキルより大事なこと

          よく患者さん、利用者さんとの信頼関係を築くとか、 信頼されるリーダーになるにはとか、 信頼、信頼ってよく言いますが、信頼ってよくよく考えてみるとそう簡単にできるものでも、されるものでもないのかもと思ったりします。 アドラーの言葉。 信頼されるためのスキルより大事なこと 「信頼される人がやっていること」 「信頼されるリーダーになるには」 「信頼される人のコミュニケーション能力」 とか、いろんなスキルについてネット上に転がっていますが、 信頼される側が小手先のスキルをどれ

          信頼されるためのスキルより大事なこと

          熱が出て休むじゃ遅い

          東京もやっと桜が咲いてくれましたが、それでも暖かくなったり、寒くなったり、花粉が飛んだり、気圧が下がったり🌀 春は過ごしやすいようで、意外と体調管理がし辛い季節だと感じます。 薬を飲んで出勤・・・ 看護師の世界あるあるだと思うのですが、 熱が出てもお腹を壊しても、薬を飲んで出勤するものという文化・・・ さすがにコロナを経て、熱に対しては適切な対応がされるようになってきているとは思いますが、まだまだ「ちょっと喉が痛いだけ」「ちょっと咳がでるだけ」と、そのちょっと症状が始まっ

          熱が出て休むじゃ遅い