CK(シーケー)

マレーシア生まれ、人生の約半分を海外(日本を含む)で過ごした外人です。日本人の妻と普通…

CK(シーケー)

マレーシア生まれ、人生の約半分を海外(日本を含む)で過ごした外人です。日本人の妻と普通に生活を営みながら、暇の時は趣味に没頭します。その趣味の一つは、ベターハーフ(嫁のこと)ととにかく話し、日頃から夫婦間の愛の貯金をコツコツためることです。

マガジン

  • 私のバイク。私の伴侶。

    所有してきたバイクの経験を通じて、自分の人生の伴侶(嫁)との関係を考え、Appreciateするマガジン。不定期Update。

最近の記事

日本社会の我慢“文化“

とあるカフェのカウンターでこんな子供向けの絵本を目にした。子供も我慢という概念に共鳴を感じてもらえると思ってるからこの絵本を作ったか、それとも子供に我慢を教えたいから作ったか定かではないが、いずれ、びっくりした。 自分を犠牲して、大局または他人に迷惑をかけないように、という概念はどんだけ根深く日本社会に存在するしているのだろうか。 同じベクトル(だと思っている)で似たような言葉として、我慢の他に“忍ぶ“、または“凌ぐ“というのもあるかと。中国語だと、大抵の場合は“忍ぶ“だ

    • 疑問を持つこと。「当たり前」に疑問を持つこと。

      ゾンビーというテーマが大好きだ。今まで読んできた小説や見てきた映画の本数は数えきれないほどあった。気がつけば、作品ごとにストーリーこそ異なるが、ある要素が一定で変わらない。それは、生存者は農作物に挑戦することなく、必ずと言って良いほど略奪またはlootingに走ることである。 考えてみよう。ゾンビーの世界では、農業・工業問わず一切の生産が行われない。そして、今回の武漢肺炎でわかったように、生産が少しの間でも止まれば、すぐに物が枯渇する。ゾンビー世界の生存者はいつまでにゾンビ

      • スティホームの整理整頓

        自粛期間中、嫁が力仕事に挑戦しました。三つの引出しの分もあるCDを整理整頓したわけだ。これだから嫁に頭が上がらない。彼女の生活力と生命力は素晴らしいの一言だ。 ちなみに、私のゲームもいくつがまた日の目を見ることになった。でも、いいんだ、処分する。

        • The Last Of Us 2 - 日本のプライド

          待ちに待ったゲームの発売日がようやく6月19日に決まり、その前哨戦でメーカーが公式hpで予告編を公開した。ゲーム自体にも感動を覚えたが、何よりも一番心を震わせたのは、予告編の最後に出てきたプレイステーションのロゴに伴う、読み方だ。 なぜなら、洋ゲーの公式hpに公開するものにもかかわらず、予告編の締め括りにPlaystationとロゴが出てきて、読み方は日本語そのもの、「プレイステーション」だった。 これは、ブランディングの一貫といえばそこまでだが、「日本の誇り」の表現だと

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        • 私のバイク。私の伴侶。
          6本

        記事

          心の拠り所を考える

          嫁に車を借りて近所のTSUTAYAで「霊幻道士X」を借りて見た。まだ見てないけど、この衣装、配色、道具を見ただけで、なぜかホッとする。あ、言い忘れたけど、主演俳優の名は銭小豪といい、若い時はかなりのイケメンでジャッキー並のカンフ名人である。彼が出演するから、ストーリーがくそでも、見れる。 長い間、心が渦の中から抜け出せていない。自分はなんなんだろう、自分の価値・立ち位置・使命などばかりを考えて、気分が滅入ってきた。私だけか知らないけど、そういう時は気持ちを落ち着かせる座標ま

          心の拠り所を考える

          障子紙を貼ることで自信喪失の巻

          和室に二枚の障子があって、どっちも穴だらけです。自粛期間中、嫁はそのうちの一枚を張り替えました。もう一枚の張り替えは、私が挑戦することにしました。 ただ、これが明後日の方向に行っちゃいました。最初は良かったものの、貼る工程では手際が悪くて、障子紙にシワが出来たり、跡がついたりして出来が大変に悪かったです。 これはまずいっ、と思ったら、やはりまずかった。嫁は顔を歪めて指示、いや、アドバイスを出し、しまいに、手出ししました。最終的には私の手で完成した形にはなりますが、出来の悪

          障子紙を貼ることで自信喪失の巻

          認知療法を実践する事になった私

          ここで言う認知療法は、認知症のための治療法ではなく、大雑把で言うと、こころのやみがある方のための療法だ。これをやれば十分、と言う事にはならないが、気持ちが楽になるそうだ。 受講してみると、多くの問題は自分が作り出した問題であると気づいた。勝手に相手の気持ちを推測したり、勝手に相手に屈したり、勝手に自分が悪いと思ったりするクセが、私にあった、そしていまだにあると言う事に気づく。 先生のアドバイスや指導通りにやるつもり。ただ、このままの私では、おそらくこのトンネルを括り通るこ

          認知療法を実践する事になった私

          自粛期間中のオアシス

          自粛期間中は全然外に出られない訳ではないが、それでもやはり不要不急な行動を控えるのが大人。(そういえば、この表現とこの概念は日本に来てから学んだ。マレーシアにもアメリカにも聞いたことがなかった)。 んわけで、自宅にいても心が癒される環境を作らないといけない。うちの嫁が偉い優しい。そんなわがままなリクエストに応えてくれた。ジャーン、冷凍庫にアイスが一杯! 食べなきゃ死ぬわけでもないし、別に栄養価が高くもない。でも、必要なんだ。こういう、あそび?の部分が、生活の質に直結すると

          自粛期間中のオアシス

          今までのバイク歴 その六

          ハーレーを売却してからしばらくバイクなしの生活が続いたが、リターンした時の相棒はこれ、BMWのF700GSいわゆるベイビーGSというモデル。 いつかはバイクで世界一周をやる!と意気揚々の時期にこのバイクを買った。このバイクで世界一周をやるつもりだったので、所有期間中に色々なオプションをつけたり、メンテーに励んだり、実際にキャンプに出かけたりと充実したバイクライフを送らせてもらった。 25000キロの距離をやく2年半で走った濃密な関係を持つ相棒だった。それでも、結局は下取り

          今までのバイク歴 その六

          執着(obssession)について

          早い話、私はいくつも執着を持ってます。そのうちの一つはゲームです。ゲームはそんなにやらないタイプですが、ゲーム機がやたらに欲しがります。 恐らく、幼い頃と貧乏学生時代にゲームをやりたいのにゲーム機を買えなくて、そのコンプレックスから派生した執着だと思います。 原因も病状も分かりきってますが、改善しようとしない自分がいると気づきました。なぜか? 人間には感情の起伏があり、山と谷の格差が大きいほど互いに作用するエネルギーも同様に大きくなると考えます。その格差を誘発する一つの

          執着(obssession)について

          今までのバイク歴 その五

          ついに、本命のバイクを購入。前のスズキ グラストラッカーちゃんを下取りに出して、念願のハーレーダビッドソンをうん年ローンで買いました。 HDを憧れる理由は2つ。その1、小学校に上がる前によく父と夜のドライブをしました。ドライブのルートに一棟の高層ビルがあって、その屋上にHDの広告がありました。毎回通った時に必ず父に、「ほら、あれがハーレーダビッドソンだよ」と耳打ちされてました。その2、のちにターミネーター2という映画でシュワちゃんの格好良さに魅了されました。 それはさてお

          今までのバイク歴 その五

          今までのバイク歴 その四

          時が進み、めでたく社会人になりました。 生活が落ち着いた途端、バイクがほしいほしい病が再発し、友達と一緒に物色しに行った成果がこれ、スズキのグラストラッカーです。(写真は拝借した物です) 結論から言いますと、半年持たずに買い替えしちゃいました。やはり、心が欲するものは、これではありませんでした。 新しいバイクは次に披露しますが、あの時の教訓は、バイクも女も、ほんまにほしいものを、一攫千金で手に入れなあかんことでした。

          今までのバイク歴 その四

          今までのバイク歴 その三

          「いずれはクラウン」と同じように、私はいずれは大きいバイク!(当時はニーハンでも十分に大きいと思いました)に乗ろうとしてました。 必死に学業しながらバイトに励み(逆じゃ無いか普通?)、夢を見る日が続いていた中、出た!個人売買で何年落ちか知らないけど、12万円の玉がありました。外装が綺麗で、試乗した感じもOK、アイドリングは安定するしちゃんと走る・曲がる・止まるの三拍子が揃った憧れのフルカウルです。 すると、なんと、レッツーを売っ払いました。男(私のことと理解して下さいね)

          今までのバイク歴 その三

          適所適材を考える

          体調を崩して、簡単に皮膚炎を起こす事になりました。腕時計の竜頭が手の甲に当たる部分が大変な事になりました(写真は9割直った状態。最初は酷かった)。ただ、時計を外したくないタイプなので、割と安価な時計を買って対策時計として使う事にしました。 私は機械式時計が好きです。でも、今の私はそれをつけられません。クォーツは基本、拒むのですが、この場合は使わざるを得ません。ていうか、喜んで使わせて頂きます。今の私にとってベストな時計は、今つけてるもので、大好きな機械式では無リません。

          適所適材を考える

          今までのバイク歴 その二

          時を早送り、大学を卒業し何年間のサラリーマンをやった後、日本の大学院に進学を決めました。院生時代の足がこのスズキの2ストスクーターでした。 たしか、学校のコープで新車購入をしました。初めてのビッグアイテム購入でビビりまくり、お値段もたいそう高かったです。レっちゃんでなんとか通学とバイトを両立できました。 人生初そして最後の2ストバイクで、燃費が悪い、すぐにオイル追加をやらなきゃいけない、回さないと進まないの三無い記憶が頭に焼き付けられました。 ただ!良いこともあります。

          今までのバイク歴 その二

          今までのバイク歴 その一

          高校一年から大学一年まで乗ってた、90ccのホンダカブです。高校一年の休みのバイトで貯めたお金プラス親からの援助で買いました。たしか、日本円に換算すると約10万円しました。 このバイクで私はホンダのファンになりました。なんせ、メカ音痴の私がずっとメンテなしで乗ってたにも関わらず、故障知らずでした。 今思うと、このカブは、駆け落ち的な相棒でした。辛い時も、嬉しい時も、カブだけはずっとそばにいてくれました。 学校をサボるのも、買い物も、全部このカブでした。甘酸っぱい思い出を

          今までのバイク歴 その一