グリーンバーグ批評選集を読んでジュエリーに当てはめて考えてみた
私は昔から読書が苦手で長いこと敬遠してきたが、美術の世界に入ってからはオススメされた本は読んでみようと、半ば強制的に本と向き合っている。
最近、北澤憲昭の『美術のポリティクスー「工芸」の成り立ちを焦点として』を読んだあと、続いて『グリーンバーグ批評選集』を読み始めた。偶然だと思うが、どちらにも《アヴァンギャルド》というキーワードについて考察を巡らせていたので、個人的にとても印象に残った本だった。
物凄く掻い摘んで説明とするとしたら、北澤は明治維新前後から1900年代前半を中心