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FLEXYへの転職で「過去から脱却」する。|FLEXYキャリア入社者インタビュー


FLEXY部の独自文化醸成
ハイクラスの業務委託エンジニアと企業の経営課題をプロジェクト化し解決するサービスを提供している「FLEXY」。
2016年からサービスを提供開始してから、所属メンバーは現在約50名の組織となっています。

そんなFLEXYの組織醸成に貢献しているのが、FLEXY One 通称 「FOne(エフワン)」チームです。

・ITフリーランスマーケット業界No.1を目指す
・FLEXYメンバー全員は、いつどんなときも一緒である(繋がっている)

2つの意味を込めて、「FOne」と名付けられました。

FLEXYnote第1弾の前編では、FOne誕生秘話と現在の取り組みについて、
後編では、組織醸成への想いとFLEXYが創造したい未来について、各メンバーにインタビューを実施しました。

【FLEXY部独自の組織醸成チーム“FOne”って何?MVGやMVPを生み出す「チーム力」の仕掛けとは|前編】

【FLEXY部独自の組織醸成チーム“FOne”って何?MVGやMVPを生み出す「チーム力」の仕掛けとは|後編】

今回は、同年代かつほぼ同時期にサーキュレーションへ中途入社され、現在まで約2年間コンサルタントとして活躍されている「マーボー」こと中井 智裕さんと「タッチ」こと舘 雄佑さんのお2人にインタビューをさせて頂きました。

他社で様々なキャリアを経て中途社員として入社をされたお2人ならではの視点から、FLEXYという組織やFLEXYでの仕事について語って頂きましたので、ぜひご一読下さい!

中井 智裕(なかい ともひろ)/あだ名:マーボー ※写真左
新卒で住宅設備機器の製造・販売を行う企業へ入社、主に営業とカスタマーサポートを経験し、2022年1月にサーキュレーションへ中途入社。あだ名の由来は得意料理の麻婆豆腐。趣味は専らDIYで、用はなくともホームセンターを彷徨う日々。最近は昨年生まれた1歳の息子用のイスを作っているとか。息子にデレデレのDIYパパ。

舘 雄佑(たち ゆうすけ)/あだ名:タッチ ※写真右
プロシェアリングコンサルティング本部 FLEXY部 コンサルタント
新卒から書籍の販売・流通を手がける2社で書店営業や書籍仕入、書籍販売システムの開発プロジェクトに従事。その後SES企業を経て2022年4月にサーキュレーションに中途入社。
趣味はバンド(ベーシスト)に映画に美術館巡り、最近は役所広司主演の「PERFECT DAYS」を3回観たらしい。190㎝の高身長サブカルお兄さん。

1.FLEXYへの転職とそのきっかけ

ーー本日はよろしくお願いします!早速ですが、お2人が転職を決められたのにはどういう背景があったんですか?

マーボーさん(以下 マーボー 敬称略):
僕は前職で「あと10年したらお前らのターンが来るから」と言われたことがきっかけです。正確には、手間も根気も必要な大きな改革をしたいなら、あと10年して自分で決裁ができる立場になったらにしてくれ、というニュアンスを感じ取ったという方が正しいですけど。

新卒入社から5年くらい経った時に、働き方の改善や業務効率化をしたいと思うことが増えてきたんです。でも提案書を作って上司に掛け合ってみたら全く取り合ってくれなくて、その時に「あと10年待ってくれ」という風に諭されてしまいました。

ーー冒頭からショッキングなエピソードですね(笑)

マーボー:
業務や職場をより良くするための提案に対して検討できないという事への違和感と、自分ではどうしようもないという無力感を感じていたのですが、旅行で行った宮古島で自由かつ楽しそうに仕事をする人を見た時に転職を決意しましたね(笑)

タッチさん(以下 タッチ 敬称略):
その感じはめちゃくちゃ分かります。新卒で割と大きい出版系の会社に入社して何年か経った頃に、組織としてIT活用やDXを進めた方が良いのは明白だけど、その意思決定にすら何年かかるか分からないなと感じたのが、初めて転職を考えるきっかけでした。

それからもっとスピード感を持って身軽に動ける環境に行きたいと思って、比較的規模が小さい同業他社に1回目の転職をしました。

ーーお2人とも組織や仕組みを変えた方が良いと思いながら、なかなかそれが実現できない歯痒さを感じての転職だったということですね。タッチさんはそこから更にIT企業へ転職されるんですよね?

オフィス一階のここがほぼ定位置のタッチさん

タッチ:
そうです。2社目へ転職した結果、1社目でもやりたいと思っていた書籍販売システムの開発プロジェクトを担当することができて、よりITの領域に興味が強くなっていったので、SES事業をメインとした企業に転職しました。

そこでは入社して少し経って営業マネージャーを任せてもらっていたんですけど、徐々に「売上をいかに上げるか=組織の目的」という、どこか本質的でない雰囲気や文化に対して自分の中で折り合いがつけられなくなって、FLEXYに転職したんですよね。

マーボー:
本質的でないのでは?という違和感は僕がFLEXYを選んだ理由にも共通する観点かもしれないです。製造販売を行う企業にいるとお客様に自社製品を買ってもらうということが目的であり命題になりがちで、そこには「この製品がお客様にとって最適解なのか、本質的な課題の解決になっているか」という視点は存在していないんですよね。

そういう環境にいたからこそ、提供できる価値がプロ人材の数だけあるというプロシェアリングとFLEXYのサービスが一層魅力的に見えました。

ーーお2人とも共通して本質的かどうかという点はご自身の仕事で大事にされている観点の1つなんですね。そんなお2人がFLEXYに入ってからこれまでどのように仕事と向き合って来たのかも気になります。

シャキッとしたい時はカウンターに立ってお仕事するマーボーさん

2.直面する壁は自分の「枠組み」

ーー転職を経て中途社員としてFLEXYで実際に働き始めた時、まずどんなことを感じましたか?

マーボー:
お客様との接点創りの段階から前職との違いに面食らってましたね。前職では直接足を運んでいわゆるルート営業をしていたところから、全く新規のお客様に連絡して、その後オンラインで打ち合わせという形に変わったので、アポイントを取ること自体も、お客様との関係構築も、格段に難しくなったという感覚がありました。

2022年当時は法人顧客のリストも無ければ画一的なマニュアルも無くて、道具や武器も何でも自分で創るという状況は、DIYみたいで楽しく頑張れた側面もありつつ、結構しんどかったです。
中途も新卒も皆ノウハウを共有しながら必死に試行錯誤しているという一体感みたいなものがあったから、何とか頑張れたところもあるかもしれないですね(笑)

ーー今ではかなりインサイドセールスとの連携なども進んできていますけど、当時は自分でアポイントを取るところから成約までほとんどがDIYでしたよね(笑)タッチさんはどうでしたか?

タッチ:
同じくです(笑)ここまで自分次第なのか、というのは多分中途入社したメンバーが全員まず驚く部分だと思います。ただ大変なことも多い一方で、貴重な経験でもありますね。0から自分でメソッドや仕組みを創り上げていくという経験ができる環境はどこにでもあるものでは無いので、マーボーさんや僕のようなキャリアを踏んできた社員にとってFLEXYは新鮮かつとても成長につながる環境だと感じます。

極端な言い方かもしれないですけど、大きなリスクをとって起業する以外に0から自分のやりたいことを実現していく場面ってかなり限られると思うんですよね。そんな中、会社というある程度リスクの少ない環境にいながら、0→1で最適解を生み出すための思考を繰り返すことができるという点は、この組織に入って良かったと思うポイントの1つでもあったりします。

ーー確かに、自身で自由に試行錯誤できるゆとりも大きい分、日々自らPDCAを回すことが求められる環境だと思います。

ーー逆にFLEXYで前職の経験が生きていると感じる部分はありますか?

マーボー:
僕はIT知識やエンジニアやデザイナーに関しての知識はほぼない状態での入社だったので、前職と業界が近いお客様の内部事情が想像しやすいくらいで、正直それ以外はほぼ1から学んでいくって感じでした。

タッチ:
それでいうと僕は前職でも近しい業界にいたので、エンジニアリングや開発における知識は活かせている部分はあるけど、前職までで培った経験則が噛み合っていないという感覚のほうが強かったです。

マーボー:
めっちゃ分かります、これも中途入社あるあるかもしれない。むしろ、自身の経験則やノウハウを引っ提げている業界経験者や中途入社者の方がFLEXYコンサルタントの仕事をより難しいと感じるかもしれないですよね。

ーーそうなんですか!?お2人が中途入社者だからこそ感じる難しさはどんな所にあるんでしょうか?

タッチ:
用意されたレールもなければ、まだ業界では駆け出しのFLEXYというサービスを広めていく以上、これまでの整った仕組みの中で得た成功体験は転用できないことも多いんですよね。なので、知らぬ間に自分で創った仕事の「枠組み」みたいなものを壊していくことが、中途入社者が戦力として活躍するための最初のハードルという感じがしてます。

マーボー:
僕の場合は、FLEXYへの転職をきっかけに、特に仕事に向き合う姿勢や社会人としての在り方みたいなスタンスの部分も、これまでのキャリアで無意識に自身にラベリングをしながら創り上げてしまっていることに気づきました。

例えるとしたら「自分ってこんなもんだよな」とか、「仕事ってこういうものだよね」みたいな付箋を自分で自分にどんどん貼って、気づくともう剥がせないくらい粘着力が強くなっていたみたいな感覚です(笑)

ーーなるほど。ある意味今までの成功体験を捨ててしまうというのは、かなり勇気の要ることですよね。

3.「こんなもんでしょ」のもう一歩先で

ーーお2人の場合はキャリアの中で形成された「枠組み」からどのように脱却できたんでしょうか?

マーボー:
あるお客様との打ち合わせが終わった時、当時の上長に「今日は何もしてないのと同じ」と叱咤されたんです。そこで自分がただ上辺で会話して綺麗にまとめているだけで、時間をくれたお客様に何も提供できていなかったということを突きつけられたんですよね。その時に今までの経験から無意識に当たり障りない営業をしていたことに気づけたのがきっかけになって、自分の枠組みから出るための一歩が踏み出せた気がしています。

それからは、お客様の話で疑問に思ったことは「なぜ?」をしつこいくらいに投げかけながら、どれだけ泥臭くても相手の考えを理解しにいくというスタンスで打ち合わせに望むようになってから、徐々に成果を出すことができるようになりましたね。

タッチ:
僕も実はマーボーさんの話に出てきた上長の方とのエピソードになるんですけど(笑)入社から半年くらい結果が出ずに苦しんでいた時、当時の上長から、「まずはお客様にアポイントをとるための行動数をとにかく引き上げることを追求しよう」と言われて「こんな数やるの無理でしょ」と若干思いながらも無理矢理に体を動かし始めたことでようやく成果への糸口をつかめたと思ってます。

上長も同じく大手からの転職だったので、恐らく自身の経験から僕が無意識に持っていた「これくらいやれば成果につながるでしょ」、「会社にいる以上これくらいの行動は担保しなきゃ」みたいな思考を理解した上で、それを力ずくで剥がしてくれたんですよね。

ーー当時の上長の方もお2人の気持ちや苦しんでいるポイントに共感してくれていたのかもしれないですね。

マーボー:
僕もFLEXYに入ってから最も成長できたと感じる点はスキルや知識の側面より、自分で引いたラインの少し向こう=「枠組みの外」に一歩出て、変わることができるというマインドセットができた事だと思ってます。

タッチ:
抽象的な話ですけど、まずは数みたいな分かりやすい尺度で、無理にでも自分が考えているよりさらに1段、2段上の水準で動き続けていると、様々な業務でも自身のなんとなく定めてた限界を超えることに体と頭が慣れて、癖づいてくるイメージをしています。

これまで僕やマーボーさんを含めて中途入社のメンバーを見ていると、やはり自分の枠組みにぶつかって、それでもその外に出るために動いた反動でキツめの筋肉痛に悶絶している時が成果を出し始めるタイミングだと感じますね(笑)

ーーお2人は今後どんなビジネスパーソンになっていきたいですか?

マーボー:
「めちゃくちゃ失敗している人」になりたいです。失敗を恐れず高い目標を目指して行動している人だからこそ失敗を経験する事はあると思っています。今の自分はビビって守りに入りそうになりながらも、なんとか闘ってるに近い状態だけど、いくつになってもめちゃくちゃ挑戦して、その分めちゃくちゃ失敗を経験している人が、人としてもビジネスパーソンとしても一番格好良い人のように思えます。最近生まれた息子も、失敗を恐れず挑戦し続ける、そんなカッコイイ大人になって欲しいなと思いますね(笑)

タッチ:
誰かの課題を解決できる人でありたいというのは常に思っているけど、特にプロシェアリングないしはFLEXYという方法、選択肢があるということをお客様に広く適切に伝えられる人でありたいという想いは強いですね。

幸せなことにこれまでFLEXYのコンサルタントとして企業を支援している中で、お客様の事業推進や採用活動のための視野が広がっていくのを肌で感じると共に、自分が良いと思ったプロシェアリングという仕組みやFLEXYのサービスがやはり良いものだと実感できています。
その事実を更に自信を持って世の中に伝えていくために、目の前の企業や担当者の方と同じ視点に立ってうちのサービスをどう使えば良いのかを一緒に考えられる人にならなければいけないと思っています。

ーー素敵です。プロシェアリングとFLEXYを更に多くの企業と個人に届けていくために、FLEXYメンバー全員で挑戦と失敗を続けながら大きくなっていきたいですね。

4.2人が見るFLEXYと、転職を考える人へ

ーー先ほどから当社やFLEXYに対しての印象についてのお話も出ていましたが、改めてFLEXYの内外で経験を積まれたお2人から、FLEXYという組織はどんな風に見えていますか?

タッチ:
数字や成果を厳しく追う一方で、個人の成長や主体性を同じくらい尊重している組織だと思います。

そもそも「会社はやりたいことをやる場所ではない」という空気が蔓延している企業は結構多いと思っているんですけど、FLEXYではそういう雰囲気を感じたことがなくて、自分で手を挙げて成長したいというメンバーの「もっとこう出来たらいいのに」を否定せず応援してくれる組織だと感じています。

ーー確かに。メンバー主導で動いている勉強会や業務改善のための取り組みは今も多いですよね。

マーボー:
僕も否定をしない雰囲気というのは感じますし、あと個人的には自分の弱い部分に嫌と言うほど向き合わされる組織だな、とも思っています。

個人の成長を応援してくれるというのは、何でも好きにやっていいよという無責任な優しさじゃなくて、自分のスキル不足や仕事へのスタンスだったり、目を背けてしまっていた弱さもちゃんと指摘をして一緒に向き合ってくれるという本当の意味での優しさがあるんですよね。

ーーさらに本当の意味で優しい組織になっていきたいですね。そのFLEXYにはどのような人が向いていると思いますか?また、入社して欲しいと思いますか?

タッチ:
「自分自身でやりたいこと」があって、プロシェアリングの仕組みでそれが実現できるんじゃないかってワクワクできる人、期待してしまうという人が向いていると思います。自分はFLEXYのビジョンに共感して入社しましたが、必ずしも共感の強さ=向いている人ではない気がします。自分も成したいと思うことがあるからこそお客様の気持ちに寄り添うことができるし、プロシェアリングとFLEXYの可能性を熱く、かつ冷静に伝えていくことができる人になれるんじゃないかと。

あとは結局泥臭いことも厭わない実直さと、結果を出したいという強い意志がある人なら活躍できる環境だと思います。どんな組織でもそうかもしれないですけどね。

マーボー:
僕は過去自分がそうだったように、慣れ親しんだ仕事や環境で居心地は良いけど、どこかで物足りなさを感じている人に来てもらいたいですね。例えば、入社したばかりの時は仕事への意欲と熱量に溢れていたのに、年数が経つにつれてなんとなく楽に仕事をしてしまっていると気づいた時に少しでもモヤモヤした気持ちが生まれた人とかは一緒に働きたいです。

そういう人はどこかで自分の素直な欲求にこんなものでしょと蓋をしてしまってると思うので、 FLEXYでその蓋を取っ払って欲しいし、こうなりたかったという自分を諦めることなく成長できる環境がこの組織にはあると思っています。

ーー最後に、お2人と同じように中途転職を考えている方たちにメッセージがあればお願いします。

マーボー:
「このタイミングで、一度奥底にある気持ちを爆発させてもいいんじゃない?」と言いたいです。
少しでも自分のやりたいことや、なりたい自分を我慢している節がある人は、いち早くわがままに曝け出してみて欲しいなと思います。
ある程度年齢もキャリアを積んでいると、何かを捨てることや変えることが難しくなってくると思うんですけど、僕も自分の気持ちに正直になった結果、仕事や環境が変わることになっても後悔していないので。

タッチ:
格好良いです(笑)ただ僕も言いたいことは近くて、「この辺で教科書を捨ててみるのもいいんじゃないか」ということを伝えたいです。自分の教科書をアップデートしたり、もう一度0から作る楽しさを味わうという選択もぜひ視野に入れてみてほしいなと思いますね。

最後はFLEXYの【F】ポーズ

ーー貴重なお話有難うございました!これからもお2人の活躍に期待しています!

構成・文:FLEXY部 髙橋 貴祐
編集協力:FLEXY部 東 佳菜子

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