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不安を感じているときは今を生きられていない

将来への漠然とした不安、明日の予定に関する不安、人間関係での不安……。
不安にはさまざまな種類がある。

「このままでいいのかな」「失敗したらどうしよう」「あんなことを言ってしまって、嫌われちゃったかな」

ぐるぐると頭の中を何度も駆け巡っては答えが出ない。
不安という大きな闇に押しつぶされそうになる。
そんなときがあるかもしれない。

そんなふうに不安を感じているときは、今を生きられていない。

不安を感じている対象は、過去や未来に関するものだ。
人間関係(他者)に関する不安も同じように、コントロールできない。

今に集中していれば、不安を感じている暇などない。
思考が過去や未来に飛んでしまっているときに、余計なことを考えてしまうのだ。

不安を感じたときには、「今、不安になっている。過去や未来のことを考えていた」と気づくことが大切だ。
そして、そっと軸を今に戻せばいい。

今に集中し、目の前のことを楽しみ、今を生きられることはとても幸せなことだと思う。

不安は自分が作り出している。
本当は押し潰してくるほどの不安なんて存在しない。

だけど、不安を作り出さず、今を楽しむということが案外難しかったりもする。

だから、不安になってもいい。
不安になった自分を責めずに、不安を感じ切ろう。そして、軸を戻す。
大切なのは軸を今ここに戻せるかどうかだ。

それを繰り返しているうちに、ブレない自分になれるのかもしれない。



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