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イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポートVol.13(2024年1月)

皆様、チャオです!

ボローニャ大学博士課程で、イタリア料理の文化人類学を研究しております、中小路葵です。

研究を応援して下さる皆様に向け、活動報告としてマンスリーレポートをお届けします。

研究の進捗

年明け、だんだんと学会や授業が始まったりして、博士課程の勉強が本格化してきました。

私は、Digital Food Studiesの中で、文化人類学的アプローチで、食の文化遺産を対象に研究していくつもりです。

「デジタル×食×文化人類学」といった形でしょうか。

全くの新しい分野かつ分野横断なので、沢山勉強も必要でかなり難しいです。

教授とも相談しつつ、研究の方向性はだいぶ変わってきそうですが、最先端の研究を読みつつ、関連する教授や研究者と繋げてもらいつつ、少しずつ進めているところです。

今月はこの本を読んでいます。

Digital Food Studiesという分野は新しく、研究は発展途上なのですが、そのメソドロジーのベスト・プラクティスを紹介する論文集です。

こちらのマガジンに論文の要約をまとめています。

とりあえずしっかりと本を読みきって、研究のテーマを決めたいと思います。

2024年2月、以下やりたいこと。
・方向性を定める:デジタル×家庭料理ORレストラン料理の変遷
・関連の研究を勉強:Reading list読み進める。

知見はまた研究会でもシェアさせて頂きたいと思います。

研究のサポート

研究のサポートメンバーを募集しています!

人文社会学の博士課程は、奨学金や有給ポストも少なく、厳しい面も多いですが、社会を、皆様の生を豊かにする学問です。

研究の知見は皆様に共有していきます。

詳細・応援頂ける方、こちらよりどうぞ宜しくお願い致します!


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ボローニャ大学歴史文化学部博士課程「Cultural Heritage in Digital Ecosystem」の学生が、研究内容を共有…

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