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日本とドイツの税制を比べてみた

みなさんいかがお過ごしでしょうか??

筆者も20代後半になりお金を守り貯蓄を増やすということに興味が湧いてきました(笑)

数年前の老後2,000万円問題を皮切りに、日本人の賃金が何十年も上昇してないことや物価の上昇など近年家計を圧迫し頭を抱える内容が盛りだくさんですね。

単純に1つの事柄が悪いだけでなく、日本の政策、医療の充実による寿命の伸び、ウクライナ紛争など数多くのことが絡み合っているので悩ましいですね。


なんでドイツ?

タイトルにもある通り今回はドイツの税制を取り上げて比較してみようかと思いました。
筆者の仕事柄ヨーロッパの人々と関わる機会が非常に多いのですが、ドイツ人の方と長期でダイレクトに仕事をする機会が最近ありました。

そのドイツ人の方の娘さんが6月末に大学を卒業するとのことで(そもそも6月末に卒業式って日本とずれまくってのですが)

『学費高いでしょ?』

と筆者は質問しました。

そしたら

『大学の学費は無料だよ!!』

と返答が来ました。

『え、、、?』

筆者は死ぬほど驚きました。なぜなら日本人の場合は大抵子供の学費と住宅ローンで苦しむのにそれがないなんて、、、

このことがきっかけで今回税制について比較してみようと思いました。

ドイツの税制について

給与収入について

まぁそもそもヨーロッパの給与収入は総じて高いということがわかりますね!

欧州の国の税金は皆高い。欧州は成熟した社会であり、長い歴史と列国間の競争から、国民(国力)を大切にするために大きな政府で貧富の差を是正し、社会インフラの整備をしてきている。これに対し、米国は共和党が唱える小さな政府が伝統的に強く、日本より税金は少ない。
該当HP抜粋

欧州(ヨーロッパ)は貧富の差を是正するという姿勢から収入は高いものの税金が高いとい実情があるようです。
逆にアメリカは税金が低い代わりに手厚い保証などは担保されておらず貧富の差が拡大しているそうです。ホームレスの増加や貧困層の安く購入できるジャンクフード摂取による肥満が大きな問題としてメディアによく取り上げられていますね。

またビジネスパートナーのドイツ人は月の額面から約41%が税金として引かれると言っていました。所得税などを指しているのですがあまりにも高いですよね、、、
日本であれば累進課税なので稼げば稼ぐほど税金が取られるのですが凡そ額面の10%ほどがなくなるイメージですかね??

日本のような「自己責任社会」とは異なる政策のドイツは自立した国民が高い税を納め人生を豊かに暮らしているそうだ。

大学生が1カ月に必要な生活費の平均は約10万円だそうだ。授業料は無料、住まいはシェアハウス、大学の食堂では食事代が教員の半額である。大学を出るまで、国が若者を税金で支援してくれる。次世代の人材育成こそ国家の最優先事項である。

また教育だけでなく医療費もドイツではほとんど無料、、、日本では成人であれば3割負担になる。
18歳未満の医療費が無償なのは日独共通事項である。

またドイツは19%の消費税、ノルウェーは25%、日本は10%ですよね。軽減税率が導入されているのはドイツも日本も同じです。

上述した以外にもたくさんの違いがあるのですが、1番は医療と教育に違いが出ますよね!

まとめ

今回比較して思ったのは日本の税制はものすごく中途半端な気がしました。

税金が高い国は貧困の差がそこまで大きくなく、日本はアメリカにも欧州にもよらない中途半端な部分が露呈しているような、、、いかに貯蓄をしてお金を増やしていくかというマネーリテラシーの見直しが日本でトレンドになっていますがそもそもの政策が少し弱いような、、、

日本人が心身共に豊かに過ごせる未来を期待しています!!!

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