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知人でも無い女性が、見ず知らずの草野球チームのマネージャーになってくれる絶対的なコツ

今回は草野球チームにとっての鬼門である、マネージャー募集についてのTipsを述べたいと思います。ビジネス上のチームビルディングに欠かせない、求人のコツに通ずる話もあるのではと思いますのでぜひ一読ください。

当チームはなんと女性マネージャー12名所属

全国の野球チームが求め続ける存在、それがマネージャー。草野球においては選手の彼女、奥様が手伝ってくれるありがたいケースもあると思うが、自分の趣味ごとに身内を引っ張り出すのは抵抗のある方も多いでしょう(断られる場合も)。大切なパートナーとの無用なトラブルを避けるためにも、元々の知人よりも第三者が来てくれた方が、独身メンバーを筆頭にみんなのモチベーションが向上することは間違いない。しかしながら、マネージャーを求めて募集掲示板に掲出し続けるも、一切反応がなく、途方に暮れるチームが後を絶たない。

そこで、よく考えてみてほしい。見ず知らずの(おっさん)草野球チームのお手伝いを見返りなく、やりたい!と手を挙げる女性が世の中にどれほどいるだろうか?ボランティア精神のある方は、より社会の役に立つことを当然選ぶだろうし、余暇の過ごし方に悩んでいる人がいたとしても、現代では選択肢は豊富にある。シンプルに野球が好きなら、プロ野球を球場やテレビ・スマホで気軽に観れるし、野球きっかけで異性と出会いたいなら便利なアプリもある世の中だ。

では、なぜウチには女性マネージャーがいるのか。奇跡だ、といえばそれまでだが、それが12回も続けば偶然だと言い切れるだろうか。

チーム愛がすごすぎてついにユニフォーム購入

それぞれは知り合いではなく、全員お一人様応募

その12名全員が関係性なくバラバラで、一人ひとり応募してきてくださっている。そして一度体験したが最後(?)、「楽しかったです、絶対また来ます」と何度もリピートしてくださるのだから世界は不思議に満ちている。さらにそのほとんどが野球・ソフト経験者でもなく、マネージャー経験もない方々ばかり。そもそもプロ野球にさえ興味のない方だっているのだから驚きしかない。さらには、既婚者やパートナーがいる方だって(同意を得て)何度も来てくれるのだ。

今では、ベンチから声援を贈ってくださるばかりではなく、カメラで選手たちを撮影、ボールを磨いたり、怪我をした選手の手当てや付き添い、キャッチボール相手、会計代理、備品買い出し、イベントの企画実行、それぞれが自主的に思い思いの形で手伝ってくれている。まさに、これこそが理想のマネージャーの姿ではないか。

競合対策ですべてのコツはお教えできないが、応募がなくお困りのチーム様へひとつだけ、絶対的なコツを助言するとしたら「マネージャーは最初からマネージャーではない」と知ることだ。あくまで一人の女性であり、あなたの考える「マネージャー」のイメージはきっと選手側の自分勝手な偶像でしかない。チームの運営としての都合を押し付けず、一人の人間に向き合おうとして初めて、「野球人しか見ない掲示板」にマネージャー募集!と書き続ける愚かさに気づくことができるだろう。

当チームに興味のある方は以下メールにてお問い合わせください!

chunamaits@gmail.com

(チュウナマ編集部)

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