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解剖学

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簡単な基礎から少し難しい応用まで幅ひろ〜〜〜〜く投稿していきます!!! 少しでも皆さんのお力になれると嬉しいです😊
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#前鋸筋

前鋸筋ざっくりまとめときます

色々と時間に追われてるので、ざっくりまとめたやつ載せておきます笑

それでもよければぜひご活用ください!

起始:第1〜8肋骨外側面

停止:肩甲骨の内側縁

作用:肩甲骨の外転、下方回旋(第1〜2肋骨)、上方回旋(第3〜8肋骨)
下方回旋は上部のみなので、主な働きは外転と上方回旋

小胸筋の下方回旋と前鋸筋の上方回旋が相殺しあって、肩甲骨外転時の安定化を図る。

長胸神経麻痺が起こると、前鋸筋は

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前鋸筋追加

前鋸筋は肩関節外転よりも屈曲時の方が特に働く。(肩甲骨を外転させて、上方回旋させる)

腕が上がらない人には肩甲骨の外転と上方回旋ができていない。
そんなひとに対して、椅子に座ってもらい、前習えの状態で腕を前に引っ張る。意図的に肩甲骨の外転をしてあげて、イメージを作らせたあとに、もう一度手を上げてもらうと上がるようになるということがある。

肩関節の屈曲動作だけを考えた時に、胸郭は横に広がっている

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前鋸筋の解剖学

前鋸筋の解剖学

起始停止起始:第1〜8肋骨の外側中央部

停止:肩甲骨の内側縁

作用全体:肩甲骨の外転
上部(肋骨1〜2):肩甲骨の下方回旋
下部(肋骨3〜8):肩甲骨の上方回旋

ポイント
肩甲骨の外転時には前鋸筋の上方回旋と小胸筋の下方回旋が共に働き、打ち消しあうことで肩甲骨の安定性が保たれる。

神経支配長胸神経(C5〜C7)

頚椎の真ん中から出て、鎖骨の間を通り、前鋸筋の上を通っていくような神経。

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