香港＃５　昨日のパリピは今日の友

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前回までのあらすじ、失恋そしてお腹の下痢という二つの問題を抱え１９歳の大学生が初めての一人旅をした。初日の朝は香港の人と太極拳をして準備運動（笑）クラブで出会った二人の女の子と今日はご飯に行くことになっていた。

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昨日一人旅がつまらなくて、友達作り（はじけるため）ってことでクラブに行った。

そこでチニーとヴィーナスっていう二人の同い年の女の子と知り合った。

ヴィーナスはちょっと太ってて英語が上手。チニーは日本に興味があってちょっと可愛い。

そんな二人にご飯に誘われて、一緒にご飯に行くことになった。

そこで僕が連れて行ってもらったのは中国の文化の一つである「飲茶」

これは中国料理屋さんでお馴染みの丸いテーブルに座って、複数人でお茶する文化のこと。

この文化、知ってたけど一人じゃ絶対来れなかったから誘ってもらえたことをめちゃくちゃ感謝した。

どんなものを注文するべきなのか、どんなふうに立ち振る舞うべきなのか、全然わからなかったけど二人が優しいから丁寧に教えてくれた。

まず、机においてある皿やコップをお湯で軽くゆすぐらしい。

これは汚いからとかじゃなく、みんながやる習慣。

3人でシュウマイたくさん食べました笑

香港は昔イギリスの植民地だったから多くの人が英語話せる。中国語が標準語だけど、それは広東語ってやつで、ありがとうのことを謝謝（シエシエ）って言わないらしい。

広東語では「ンゴイ」って言う（漢字はわからない笑）

あとは香港の人は、中国語の名前と英語の名前両方持っていること。

などなど、文化について色々学べた。

話してた中でも一番驚いたことは、2週間後チニーが家族で日本に訪れること！！

これを聞いた時びっくりしたし、嬉しかった！

また会えるんだ！って思って

この旅行だけの友達じゃなくて、そのさきも仲良くなれそうな予感がした。

「じゃ、また2週間後に日本で会おう」って話をして、そこでお別れをした。

僕の香港一人旅は終わりを迎えていたが、その先にまた友人と会えると思うとウキウキしてきた。

1日目と2日目。まるで違う内容になった。

やはり、違いは現地で人間関係を築くこと。

これに気づけて良かった。

新しい環境に飛び込む際、多くの人はいろんなことに恐れるだろう。

でも、僕はこの旅で学んだ。新しい環境でも、自分が望むように行動し、人とコミュニケーションをとっていけば自分が望んだ未来や生活を作ることができることを。

こうやって旅をしながら人生について学んでいくのであった。