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本棚本と桐箪笥のちょこ
2024年6月26日 15:35
*今回の本*篠田真由美著『灰色の砦』(講談社、1996年)(本棚本Season2 No.19)*登場人物の年を超える*って、地味にショックを受けますよね。でも年を超えたいまになれば、わかることもあるのではないか、と思ったりします。「建築探偵桜井京介の事件簿」シリーズ4作目のこちらは、京介と深春の出会いを書いた作品。20代前半の男2人と10代後半の男の子1人の3人コンビは、昔は大人に
2024年6月19日 13:24
*今回の本*三浦しをん著『舟を編む』(光文社、2011年)(本棚本Season1 No.16)*言葉という生き物に向き合う*言葉も生き物である、変化するものである、とするならば、言葉と付き合うことは人付き合いと同じかもしれない。それも、ものすごくシャイな人との人付き合いに。そういう意味で、やっぱりこの本は「青春物語」だし、「人間関係」の物語でもあると思う。馬締くんに幸あれ。*こ
2024年6月12日 13:45
【本棚本ラジオ第45回】奇妙な本たちの魅力*今回の本*三崎律日著『奇書の世界史』(KADOKAWA、2019年)(本棚本Season1 No.99)*視点が変わるおもしろさ*世の中には、「あたりまえ」って本当はないんだな、という気持ちになります。いま私たちが「あたりまえ」と思っていることは、100年後の人からみたらどうなるんでしょうか。そういう意味で、視野の広がる興味深い本です。
2024年6月5日 12:15
*今回の本*さくらももこ著『ももこの世界あっちこっち巡り』(集英社、1997年)(本棚本Season1 No.2)*海外旅行、行きたーい!!*ってなります。この本は、まだ小さいわたしに「海外旅行」というものを教えてくれた本。これのおかげで、「世界って、行けるんだ!」と外国が身近に感じるようになりました。旅行行きたい。行こう。*このラジオは*「本棚本にある本を片っ端から紹介す