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現状に満足しろー私は毒親のままで大丈夫

私は全くいい親じゃないです。
3年くらい前までは毎日のようにヒステリーを起こして言葉の暴力を振るったり、時には叩いたりしてました。
特に長女を罵倒してました。

近年は子供が自分でできることが増えて来て手を煩わせることが減り、落ち着いて来ました。
過去にやってしまったこと対する自己批判はやめようやめようと思って色々試したりしたけど
完全にやめられはしなかったと思う。

意識の世界とかでは、子供が親から受けたことがその子の恨みや自己否定の種になるってよく言われる。
自己肯定感の低い子供になるってやつ(うざい)
で、私は自分がしてしまったことが子供の肯定感や潜在意識によくなくて、将来の妨害になってしまう
私はひどいことをしてしまったと自己批判する。

今からは心を入れ替えて良い親になろう
愛そう
追い詰めるより安心させよう
といちいち反省する。

でも、余裕がなくなると、イライラして子供を責めて、お前は役立たずだという罪悪感を抱かせようとする。
そういうループに入ってた。

ハッピーちゃんや坂口恭平さんは、幼少時代は幸せ円満ではなかった。
ハッピーちゃんは今では虐待と言われる状態で、15才で家出して以来親に会ったことがない。
恭平さんは肉体の虐待はなかったけど、お母さんは否定が強かった。

二人とも自己に向き合って克己し、今最高に幸せな状態でたくさんの人に自分で編み出した手法を伝えている。
今の二人があるのは、その幸せ円満ではない子供時代があったおかげなのは明白。

子供の頃から親に否定されることなく育って、人生を謳歌してる人もいるだろう。
でもさ、子供が生まれた瞬間から20年近く、子供を全肯定し続けられる親なんて、仙人くらいじゃねえの
実際に親になった私はいつも思ってた。

私の子供も大丈夫なんだ。
私を選んで生まれて来て
たくさん否定され、罪悪感も植え付けられた。
でも、それを克己して能力を開花させられる。
それを子はちゃんと選べる。

私はもちろんよい時間を子供と過ごしたいと思う。
それができないときもたくさんある。
でも、もうそれほど神経質にならなくていい、ビクビクしなくていい。

私達はこのままで大丈夫なんだ。

oil on canvas
24x33cm

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