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大人が勉強するということ

試験が終わった。

食生活アドバイザー検定2級。
最近noteの更新頻度がめっきり落ちていたのはこれが原因だ。

親が来ていたり後輩の教育に苦戦していたり…とまあそれは言い訳なんだけど勉強する時間がちゃんと取れなくて、結局2週間くらいでなんとか…。

ならなかったな。
そこそこ頑張ったとは思う。
ただ、こういう難易度高めの試験勉強するのとか久しぶりで、ちょっと取り組み方を間違えた。

学生の頃は「解ける」が重要だった。だから勿論その試験までにそのレベルに近いところには持っていって、当日は頭の中にある答えを書けばよかった。

大学受験が終わってからはそういう学習はあまりしていなくて、むしろ何となく「知っている気がする」の幅を広げることに注力した。例えば本の流し読み。言葉を完全に暗記していなくたっていい。なんとな〜く、こんな概念があるのかと。視野が広がればいいと。

だから今回の勉強でも、とにかくテキストを読み込んだ。細かい部分の暗記はさておき、本のどこにどんな事が書かれているのか。その辺はわりとかなり自信がある。ただ結局問われるのって、その学習の穴 なんだよねえ。

というわけで、選択問題が多いから100%とは言わないものの、結果はちょっと厳しいかなあ。

ただ駄目でも、意味のある受験だったとは思う。大人が勉強するということについて、少し考えさせられたから。よく「意欲的だ、向上心がある、自己啓発を積極的に行うなんて偉い」と褒めてもらえるが、それはそれでまあ嬉しいのだけど、でも少し違和感も抱いていたりして。

いや、だって結局勉強したり資格を取るのって全部自分のためじゃん?

「勉強」といえば嫌悪感の方が強くイメージされるかのしれないし実際難しい勉強はしんどいのだけれど。何もインプットの無い生き方の先にあるのは「現状維持」じゃなくて確実に「停滞」で、失うものの方が多くて。一方でちゃんと吸収しようとするのなら、それで得たものは世界を広げる糧となってくれる。そういう事が、大人の厳しさで楽しさなのかな、とか。

だから別に、「誰かに言われたから仕方がなく」とか「褒めてもらえるから」とか、そういうことじゃないんだよなあ。だから、もし落ちててもそれはまた受ければ良いだけだし、たとえ運良く受かっていたとしても改めてしっかり定着するように勉強しよう。

…と、これから簿記の試験を受ける後輩にもそんな意欲をもって学習に取り組んで欲しいとは思うのだけど…就業時間内以外で勉強を進める気は今のところ見られない。他の人は「勉強する」ってどういう風にとらえているんだろう。


ところで検定前にはタリーズと、それだけだと時間がもたなかったからプロントに行った。

プロントは久々だっだけれど、良いスイーツあるじゃないか〜。

りんごとくるみのメープルチーズケーキ

めっちゃ情報量の多い名前ですこと…。全要素好きすぎて抗えなかった。あの時、本当はキットカットを食べておくべきだったのかもしれない。

クランブルめっちゃモリモリ。
ベースのチーズ部分がとにかく驚異的に濃密な滑らかさなので、他の食感が特に際立つのだ。
りんごとクルミも超良かった。

食感が映えるということは、案外味が映えることにも繋がっている。

チーズケーキならではの酸味もほのかに薫らせつつ、しかしメープルが使われているのだ。チーズの味わいがわりと甘めだし、これが100回声高に言いたいくらい、超絶濃い。多分チーズのチーズチーズ感が苦手な人は避けた方がいいかもしれない。非常に容赦なくチーズだ。その中でさ…シナモンのスパイスがきいたクランブルとか、果実とかナッツとかの味わいが…合わないはずないんだよなあ。

一口ごとのインパクトが強くて、それが弱まらない。最後までわりと感動しながらフォークを運んだ。

あぁ〜冬もまた、各カフェ美味しいメニューが多すぎて、どこまで追いきれるかな〜。


勉強は自分の為!
なんて偉そうなこと書いて、
まだまだ勉強するぞ!
なんて息巻いてみて……

とはいえさ、いったんでも終わると、まあ気持ちもいったん切れてしまうわけで。
一昨日は徹夜しちゃったから、疲れてもいたんだろうな。昨晩は、普段読まないようなキラッキラの少女漫画を何故か10冊分くらい読んで、なんか知らないけど眩しすぎて泣きながらそのまま寝た。

さてこれからどうやってモチベーションをあげていこうか。

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