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人間関係が面倒過ぎて…美味しい話だけで平和に生きたい

ちょっとモヤることがあった。
本人に見られても嫌というか怒られそうだし、多分色々良くないから書こうか迷ったのだけど…

温泉でのんびり考えるくらいには、あまりにモヤモヤした。

…この温泉、超ーーーー良かったんだな。
サウナ2種、ブクブクするジェット系が5、6種。天然温泉は反射で中を全く映さない不思議な魅惑力高い黒さでなんかやたらと気持ちが良い。複数種あるリラクゼーションスペースの気持ち良い度も異常で、全部で3時間以上はグダグダした。

凄く最の高で、これだけでnoteひとつ書けてしまう…。

それはそれとして、そんな素敵な温泉で何か色々と考えてしまって…どうにも消化しきれないので、書きかけたnoteは一旦下書きにいれて、ちょっと整理しよう。

そもそも今の時代、書かれて困るようなことはするな馬鹿じゃん、と言いたい。

とはいえ流石に可哀想なので、詳細は割愛して主に私の気持ちの部分だけ。


「嫌な思いをさせてごめんなさい」と謝られた。
まあ分かる、普通そう言うだろう、というかそれしか言いようがないよね。
けれども私は大変ひねくれているので、「嫌な思いをしてると誰が言った?勝手に感情を押し付けるな」と反論したくなる。「嫌な思いをしていないのなら喜んだの?」なんて誤解されても困るけど。

自分でも最低だなと思うけれど、正直どうでも良かった。強いて言うなら、「あぁ面倒臭いな」とは思ってた。正気に戻ってからの流れ、預言者じゃなくても超見え見えなんだもの。

何より責められた内容が分からないし分かりたくなさ過ぎた。

私は人との関係性に特別性は絶対に持たせない。
その拘りに対する理由とかは、まあ別の機会で良いかな。

友達とご飯に行って、「この前のお店さ〜」と話題にすることは絶対に変なことじゃない。「なんで言ったの」なんて勝手に2人だけの秘密だったことにされても困る。

「何故」と問われて、別に他意はマジで何も無いからハッキリと答えようもない。あー…超めんどくせえ…。


ただ、面倒だとは確かに思ったけれど、嫌な思いとかは特に…いや、全くというのは嘘かな。ただ、この人が思っているような意味とは多分違う。


ドキドキ、ワクワク、キラキラ。
スイーツに出会って、随分と私の世界は彩り豊かになった。

でもさ、どこかで壊れた心って、そう簡単に「治る」ものでは無いと私は思ってる。

嫌がったり怒ったり、そういう感情を、ずっと否定しながら生きてきた。どこから、そうするのが正しいんだろう、境界線が分からない。

スイーツが好きな私。
そこに私の座標を定めてそこから見た景色は、とても楽しい、美しい。

けれどそこから一歩外れると、時々、ゾッとするほど淡白で空虚な世界が広がっている。

「普通」だったら嫌悪して然るべき場面で、酷く寒い感情に支配される感覚。私が普通じゃない、気持ちが悪いと認めているみたいじゃないか。

そのことに気が付いた時、確かに傷つく。
そういう意味では「嫌な思い」をしているのかもね。


まあそんなわけなので、私はその人が思っているような意味で責め立てる気持ちは特にないのだけれど、特にそれを伝える機会もないわけで。
その話題に対する言葉を交わさないうちに顔だけ合わせたりすれ違ったりするの気まずいだろうなあ…というか私の気持ち的に気まずい。

ほらぁ、超面倒くさい。

温泉を出た後も、なんとなく色々考えを巡らせながら、歩く。
取り留めもない景色を、なんとなく良いなあ、と足を
止めて見たりして。


人に対しては卑屈に育ってしまった分、「モノ」や「景色」みたいなところに美しさを見い出せるようになった気がする。

というわけで、スイーツを予約していると、強制的に動き出しが早くなるので、とても良い休日を過ごせる。モヤることがあった次の休日こそ、絶対に予約をしておこう。でないと本当にどうしようもないくらい、家から外に踏み出す元気が尽きている。

Patisserie Minimal 祖師ヶ谷大蔵

パフェが苺に変わった。
くそう、前回の葡萄のやつ食べ損ねちゃった!!
でも苺の、可愛いし可愛いしチョコ感も見た目から満ち溢れているし可愛いし、許そう、楽しもう〜♪

いかにもクリスマスな、トナカイさんが可愛すぎなんよ…好き。ハーブは、多分香りと外観用かな、くんくん…めっちゃ嗅ぐ。

チョコの薄いパリパリプレートも、ミニマルらしいザクザク感があって、しっかり美味しい。このパーツまで、口に含んだ瞬間「あ、美味しい」とちゃんと思える美味しさになってるやつは、指先にまで気を注いで丁寧に作り込まれた演技のようで、凄く尊いなと思う。雑な私には絶対に生み出せないものだから。

あともうひとつ、外観的にパフェの中でも最も特徴的と言えるトップパーツ。細長いエクレアだ。
カスタードクリームが詰まっていて、トップには小さく刻まれた苺。瑞々しいピンク色の果汁みたいなのが艶々と煌めいて、とても可愛らしい。
更にはエクレアの底面がチョコを纏っているの手の込みようよ…大変に素晴らしい。

で、アイスとかクリームが登場する、グラス中の部分。大きな苺で囲ってチラ見せ…ううん、よく見えない!って感じにしているのが大変にいじらしい、素敵。

美味しい、長くファンだもの、そんなことは分かってる。

でも、でもさ…これが、一口含む度に、「うっわぁ〜めちゃくちゃ予想以上〜〜」と心が跳ねるんだよ。
私の想像力が拙すぎるのか、いや、やっぱりお店が、メニューを考案して作り上げるお店の方が凄いんだと思う。

ベースのチョコの味わいもなのだけれど、食感が本当にやばい。心地よい粒々が単調に1,2種紛れているだけじゃないのよ、一体何種構成?食べる度、楽しい。

なんなら、クリームの舌触りも含めて、食感パーツと合わさって、超楽しい。

クリームってひたすらに滑らかにしていく傾向にあるじゃん、わりとざらついていたりして、でもこれが全然嫌じゃない。

中央の部分スフレみたいなのを入れているのだと思ったのだけれど、なんか気が付いたらほぼクリームみたいな感じで食べていた。

オレンジピールとか入っている。味の世界観がグワッと苺とは違う方向に引っ張られてハッとする。

勿論いちごも美味しい。
噛むとプシュッと果汁溢れる大きさで入っている。
チョコと馴染んで相乗の美味しさになる感じが本当にたまらない。

あぁ…最後の層に行くためのホワイトチョコ、固さも味も超好み!!

最後はカカオパルプや苺の…コンフィチュール的な感じ?お互いの酸味が爽やかに。
中心が結構ガッツリと濃厚系だから、その流れが続きながらの良い終わり方。

…美味しい。


気持ちが弱っている時に癒してくれるのは、私の場合どうしたって過去にも未来にもスイーツなんだよ。
だから他人を特別とか、無い。
嫌なところは見ない、皆好き、それで良い。

だから…だから…
人間関係の煩わしさで心を荒らしたくないよ〜!!
邪念とか捨てて素直に美味しいものを「美味しいね〜」と和気あいあい楽しめる平和な関係の中でぬくぬくと生きたい。

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