味噌とカルダモンで最高の時間を生きた〜カフェ レクセル〜
ドトールへのラブレターを書いた。
ドトール最高級ブランドにも惚れこんだ。
さて、また別のドトール高級ブランドに恋をしてしまったから、その話をしよう。
・・・って、おい、ドトール!
ブランドいくつあるんだよ!!!
ホームページで調べた。
う~ん、沢山あるね。
それぞれに”ショップコンセプト”が書かれてあって、分かりやすい。
「梟書茶房」には行ったことがある。
分かる?
このシフォンケーキ、本を見立てているのだ。
「本が好きすぎて、食べちゃいたいわ!」を叶えてくれる。
あれ?ブランド一覧に「神乃珈琲」が掲載されていない。
お前は何者なんだ??
直属の部下ではなく、他部署の後輩・・・といったところだろうか。
まあ、それは深く考えず。
本日は、”最高の一杯”をコンセプトにしたお店、
「カフェ レクセル」のお話。
******
新丸ビルは、わりとよく行く。
もちろん、大好きなチョコレート屋さんパレドオールがあるからだ。
最近はKITTEもお気に入りで、そちらまで足を伸ばす。
ふと、思った。
あれ?丸ビルって全然開拓してないな。
「丸ビル カフェ」検索ポチ。
で、ヒットしたのがこのお店。
全く深い理由は無い。
「どうやってカフェ情報とか得ているの?」とか聞かれることがあるけれど、そんな感じでふらりと行ってみることが多い。
休日は夜も明ける前から「今日はどのカフェに行こうかな」と色々調べたりするのだけれど。
結局決まらなくて。
とりあえず、ありそうな駅に移動してみる。それから決める事の方が多いくらいだ。
ロゴが描かれたカップ。
オリジナル感ありつつデザイン性も備えていて、良い。
大きな白いプレート。
黒いテリーヌ。
余白に散りばめられるナッツやベリーソース、クリーム。
まるで自由帳だ。
なんだかワクワクする。
フォークを入れる。
ずっしり、しっとり。
手に伝わる感覚だけで、濃密なのが分かる。
分かっちゃう。
美味しそうなスイーツの、この最初の1口目の緊張感がたまらない。
…!!!
味噌!!!
おおぉぉ、ひっそり隠し味くらいに想像してたけど、超・味噌のコク深いしょっぱさが!!!
チョコ感も負けずに強くて、
でも喧嘩せずにスっと馴染む。
味噌は大豆。
豆。
コーヒー豆。
そうか、お前らは親戚みたいなものか。
ナッツと合わせるのか、
ベリーソースと合わせるのか、
クリームと合わせるのか…
数種類一緒に贅沢に食べても良いし、
シンプルに単体で楽しんでも良い。
どう食べるかで、味わいが、食感が、変わる。
くるくる変わる。
見ても自由帳。食べても自由帳。
楽しい。
ドリンクには、"おすすめ"の記載があったものでなく、「カルダモンラテ」。
スパイス系は、とにかく気になる。
「ランチはチョコテリーヌとカフェラテ🎵」といえば可愛いが、「味噌とカルダモン」とか言ったら物凄く変なやつだ。
変なやつで構わない。
美味しいんだから、それでいい。
カルダモンも驚くほどスパイシーで、刺激的だ。
ホッと体が温まる気がする。
"最高の一杯"をコンセプトにした、ドトールの高級ブランド。
いいぞ。最高だ。
最高の、美味しくてワクワクな時間をもらった。
もしもカフェ巡りやスイーツに興味がなかったら、
きっとチョコと味噌を合わせるなんて発想はなかった。
カフェラテにカルダモンを合わせるなんて発想はなかった。
カフェのおかげで、刺激的なことを知ることができる。カフェ先生と呼ぼう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?