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UXデザイン組織で私が採用をがんばる理由

こんにちは、久しぶりにお会いしましたね。GoodpatchでUXデザイナーチームのマネージャーをしているちょこです。
最近はカジュアル面談で「Goodpatchはあだ名文化が浸透していて・・・」と自己紹介を始めると、記事をみてくださった方から「ちょこさんですよね」と言っていただくことが増え本当に素晴らしい方達とお話しする機会をいただけてると実感しています。

2023年の振り返りでも触れましたが、今年度は高い採用目標を達成すべく、本当にたくさんの方とカジュアル面談をする機会をいただきました。
どのくらい高い目標かというと、それはそれは、同じくデザインの現場で採用活動している方に話すと😳←こんな顔になるほど驚かれます。

その時の会話は大概お決まりで「採用、大変だよね」「ほんっとうに大変・・・」といった感じ。でもわたしはその大変な採用の仕事がとっても好きです。

今日は、そんな大変な採用活動にわたしが熱を上げる理由をお話ししたいなと思います。深夜テンション(?)で書くうちに、ポエム色が濃くなってきてしまったので、「採用を効率化したい!」といったニーズの方には不向きな内容となっておりますので悪しからず。


何でそんなに採用の間口を広げてるんですか?

これは、カジュアル面談でよく伺う質問です。

Goodpatchは、デザイナーが担当する案件は“基本”1人1案件としています。最近では、プロジェクトの状況やクライアントの要望などを加味したり、UXデザインロールが2人でプロジェクトに入った方が品質が上がると判断した場合は2人のアサインをするため、1人が2案件持つケースも出てきました。

とはいえ、1人が3つ以上の案件に関わることはほとんどありません。つまり、人が増えた分だけ案件が受けられる、人数と売上が比例するビジネスモデルなのです。今年度は離職率も低く、人が不足したから採用をするといった考えは、わたしがGoodpatchに来て2年の間は聞いたことがありません。

ありがたいことに、Goodpatchではたくさんの案件のお問い合わせをいただきます。それにもかかわらず、世の中を前進するためにはどんなことができるだろう?と全職種が考え、その第一歩となる案件に出会うべく、積極的にマーケティング活動も行っています。

Goodpatchとして取り組みたい案件が多いがゆえに、UXデザイナーをアサインできませんか?とご相談いただくことも、多々多々多々。もちろんUXデザイナーなら誰でもいいわけではなく、案件の特性やクライアントさんのご要望にぴったりマッチしていて、アサインするUXデザイナーの志向にも合うといったマッチングをするためには、多様なUXデザイナーが組織に所属している状態が理想的です。

実際、ご相談をいただいてるのにUXデザイナーの稼働が埋まり切っていて、お断りをしないといけないケースも...こうなるとご相談いただいたクライアントに対しても、UXデザイナーをアサインできる状態まで、商談を大切に扱ってきた営業担当者にもとても申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

とっても余談ではありますが、わたしは「ごめんなさい」という言葉があまり好きではありません。もちろん自分に非がある時は、積極的に申し訳ない気持ちをお伝えします。どちらかというと「ごめんなさい」と言われるのが好きじゃないのです。なんか・・ごめんって言ったら何してもいいの?ごめんて言わないようにはできなかったの?とすごく思ってしまう・・・。

なので、わたしもなるべく謝らなくていいように行動をしていきたいのです。(実際めちゃあやまりまくってますけど、気持ち的にね)

営業担当の方にごめんなさい、と言わなくていいよう、クライアントさんに「こんな素敵なデザイナーさんをアサインしてくれてありがとう!」と言っていただけるように、わたしはまだまだ採用活動をがんばります!

圧倒的に成長ができる組織でいたい

これは、今期UXデザイナーの組織で掲げた目標です。

成長にはいくつかの要素が必要だと思っていて、1つはこのnoteでも紹介しましたが、フィードバックが飛び交う組織であることです。もう1つは、UXデザイナー1人1人の状態に合わせて、最適な機会(案件)を提供することです。

わたしはストレングスファインダーでいうところの「最上志向」が強く、自分の苦手なことはあまりやりたくないし、パフォーマンスが上がりません。ゆえにメンバーにも、自分のパフォーマンスを最大限発揮できる案件に関わって欲しいと思っています。

どういう案件がそのメンバーの成長に寄与するかは、メンバーの経験やキャラクターによって多岐にわたります。リサーチを強化したいメンバーであれば、3ヶ月間リサーチをまわしまくるような案件が合っているかもしれませんし、これからAIの知識を強化したいメンバーなら、ドメインとしてAIをテーマにする企業とお仕事させていただくことが最適かもしれません。

とはいえ、そんなうまくマッチングがなされるかというと、ぜーんぜんそんなことはありません。もちろん案件へのアサイン依頼があったときは、アサインできるメンバーの中で誰が1番その案件の成果を最大化できるか、パフォーマンスを発揮してくれるかを全力で考えます。

このインタビューで扱っていただいた通り、わたしはそのマッチングを考える仕事もとても好きです。

これも、所属しているUXデザイナーの人数や幅が増えれば増えるほど、よりよいマッチングを叶えられると思うのです。メンバーにやりたいことをやってほしい。何ならちょっと余白があるな、世の中の新しい体験を学ぶために、マイクロピッグカフェにみんなで行こう!と言えるくらいの状態を作りたいのです。

ちょっと話は変わりますが、サービスのグロースをしていると「新規顧客獲得施策ばっかりやって、既存顧客への価値提供が疎かになっていないか」といった問いをいただくことがあります。

そんなことはまったくありません。言い方は悪いかもしれませんが、新規顧客が増えると、売上が大幅に増加します。その増加した売上でサービスでできることが増えれば、既存顧客に満足してもらえるサービス体験向上施策に挑めます。

そもそも、サービスがよいものになっていなければ、新規顧客を流し込んだとしてもザルのように流れていってしまう。それを防ぐため、サービスが安定した状態で新規顧客を呼ぼうというのは当たり前ですよね。

それに、入ってきた新規顧客がロイヤルティの高い顧客になるための施策もセットでないと、すぐに離脱されてしまいます。

一緒に働くメンバーを顧客のように見ているわけではなく、ちょっと抽象化すると組織作りもサービスづくりも似ているところがたくさんあるよねといったイメージです。

おわりに

お話したことがある方はお分かりになるかと思いますが、わたしは人と話すことが大好きです。ひとりでもやもや考えているより誰かと少しでも話したほうが、考えはまとまるし、自分には持っていなかった視点が得られるのでとても刺激になります。

また、新しい仲間が増えるというのは、家族が増えたようで、理屈じゃないうれしさがあります。Goodpatchはミッションへの共感度を重視して採用活動を行っているので、仲間が増えるということは同じミッションへ挑む仲間が増えるということです。

また「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」ことに一歩近づくんだなというワクワク感もあります。

実はこの記事を執筆している今日、Goodpatchの総会があります。これからたくさんの仲間と集まって、今期の活動を労ったり、来期目指すミッションに心震わせるのが今から楽しみです。

先週実施された総会の様子

最後に、そんな一員になりたい方はこちらから・・のリンクをつけたくなってしまうところですが、今回はあえてそれをしないでおこうと思います。もしわたしのお気持ちに最後までお付き合いいただけたなら、それだけでうれしい限りです。

Goodpatchが1日でも早くもっともっと世界を前進させ、世の中にHAPPYな人が1人でも増えますように!

この記事を書いたのはGoodpatchのちょこでした🍫


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