照峰直伸(Terumine Naonobu)

読んだ本をテーマに記事を書いています。未熟者ですので、勘違いや間違いが四方八方に見受け…

照峰直伸(Terumine Naonobu)

読んだ本をテーマに記事を書いています。未熟者ですので、勘違いや間違いが四方八方に見受けられます。アンパンマンのカバオくんのように、全く悪気はありませんのでお許しいただけると幸いです。よろしくお願いします。

マガジン

  • 『教養は児童書で学べ』から読み盗ったこと

    『教養は児童書で学べ』という書籍で紹介されている、教養に効く10冊の児童書をまとめています。

  • 『星野リゾートの教科書』から読み盗ったこと

    『星野リゾートの教科書』という本で紹介されている、ビジネスに役立つ30冊の本をまとめています。

最近の記事

「家で死のう!」:医療は発達した。しかし、心臓を止めるまでを長くすること「延命至上主義」が行き過ぎている。無理に生かされた患者も残される家族もしんどくなる。過度な延命治療をやめて、自宅で死を迎える選択肢を提案する。そのためには、残される側に死を受け入れる勇気が必要である。

    • 「うつ病の認知行動療法」:目の前の出来事を悪いように考えるクセ(表情から深読みして機嫌が悪いと思う、過去の嫌な出来事が再発すると思い込むなど)に気付く。そう思った根拠とその反証(思い込みが違うとしたらどうか)を書き出す。自動思考が役立つ場合もある。力の出し入れが大事である。

      • 「幸せになる勇気」:教育の目的は「自立」する環境づくり。自立:自分の価値を自分で決めること。自立のために、尊敬(無条件に相手を信じること)と共感(相手の関心に思いを寄せること)が必要。臆病も勇気も尊敬も伝染する。すべての悩みも喜びも対人関係による。相手を愛することから始めよう。

        • 「リーダーの仮面」:いい人になろうとしてはいけない。感情を横におく。感情を出すのは結果の後。ルール:責任の所在や期限など明確に。位置:お願いはNG、役割の違いの認識。利益:いい緊張感をつくる。言い訳スルー。結果:結果のみで評価。的確に言語化して詰める。成長:人は経験でのみ変わる。

        「家で死のう!」:医療は発達した。しかし、心臓を止めるまでを長くすること「延命至上主義」が行き過ぎている。無理に生かされた患者も残される家族もしんどくなる。過度な延命治療をやめて、自宅で死を迎える選択肢を提案する。そのためには、残される側に死を受け入れる勇気が必要である。

        • 「うつ病の認知行動療法」:目の前の出来事を悪いように考えるクセ(表情から深読みして機嫌が悪いと思う、過去の嫌な出来事が再発すると思い込むなど)に気付く。そう思った根拠とその反証(思い込みが違うとしたらどうか)を書き出す。自動思考が役立つ場合もある。力の出し入れが大事である。

        • 「幸せになる勇気」:教育の目的は「自立」する環境づくり。自立:自分の価値を自分で決めること。自立のために、尊敬(無条件に相手を信じること)と共感(相手の関心に思いを寄せること)が必要。臆病も勇気も尊敬も伝染する。すべての悩みも喜びも対人関係による。相手を愛することから始めよう。

        • 「リーダーの仮面」:いい人になろうとしてはいけない。感情を横におく。感情を出すのは結果の後。ルール:責任の所在や期限など明確に。位置:お願いはNG、役割の違いの認識。利益:いい緊張感をつくる。言い訳スルー。結果:結果のみで評価。的確に言語化して詰める。成長:人は経験でのみ変わる。

        マガジン

        • 『教養は児童書で学べ』から読み盗ったこと
          11本
        • 『星野リゾートの教科書』から読み盗ったこと
          31本

        記事

          「具体と抽象」:抽象化(過去の出来事の観察→幅広く適応)、具体化(抽象化→未来の出来事の予測)。抽象化はWhy、具体化はHow。具体的な自己紹介が深く刺さる。「おにぎり買ってきて」から「小腹がすいている」を想像できるのが抽象。抽象がわかる人とわからない人では見える景色が違う。

          「具体と抽象」:抽象化(過去の出来事の観察→幅広く適応)、具体化(抽象化→未来の出来事の予測)。抽象化はWhy、具体化はHow。具体的な自己紹介が深く刺さる。「おにぎり買ってきて」から「小腹がすいている」を想像できるのが抽象。抽象がわかる人とわからない人では見える景色が違う。

          「嫌われる勇気」:承認欲求は必要ない。すべての悩みは対人関係。不幸な自分も自分で望んだもの。言い訳や甘えをつくって今を肯定するのが目的。課題の分離(変えられるものと変えられないもの)。幸せ=貢献感。自分には能力がある、みんな仲間である。自立(自分の存在を受容)、社会との調和。

          「嫌われる勇気」:承認欲求は必要ない。すべての悩みは対人関係。不幸な自分も自分で望んだもの。言い訳や甘えをつくって今を肯定するのが目的。課題の分離(変えられるものと変えられないもの)。幸せ=貢献感。自分には能力がある、みんな仲間である。自立(自分の存在を受容)、社会との調和。

          『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を読んで

           この本の好きなところが三つある。  まず一つ目はタイトルだ。目が「見えない」のに「見にいく」。「沈黙が騒がしい」みたいな、一見矛盾する表現が好きだ。私は「アート」と聞くと美術館をイメージする。もう少し具体的には、展示されている絵画や彫刻を想像する。それらは、基本的に触っちゃいけないものだし、音も出なければ匂いもない。「アートを味わう」と言っても、口に入れてモグモグするわけではない。想像力が足りないからかもしれないが、私の「アート」は、視覚だけで完結してしまうのだ。そんな「

          『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を読んで

          『メモの魔力』から読み盗った3つのこと

          みなさん、こんにちは。 今回は『メモの魔力』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」という少し刺激的な言葉を使わせてもらっています。) 本書の概要 タイトルからお察しのとおり「メモのメリット・効用」について書かれています。序章・終章を含め、全七章で構成されています。 著者の前田裕二さんは、小学生の頃にご両親を亡くし、ギターの路上ライブで生計を立てるという過酷な日々を送りました。そのときから「どうすればお客さんが集まるのか」などの仮

          『メモの魔力』から読み盗った3つのこと

          『ウンコな議論』を読んで

          タイトルが下品ですが、bullshit(ウシの糞)の訳からきています。ウンコな議論は「屁理屈」のことです。 ウンコな議論をする人には二つのタイプがあります。 一つは、妄想やあいまいな表現でその場をしのぐタイプ。もう一つは、この世に正確な情報や真実は存在しないと考えるタイプ。 前者は、その場をしのぐという目的が達成されれば、誤ったことや嘘も肯定するのでよくありません。後者は、真実は存在しないと訴える自分自身は真実だ、と思い込んでいるので矛盾しています。 「一部の政治家や

          『ウンコな議論』を読んで

          自己啓発の王道『7つの習慣』を逆走してわかった『7つのクセ』

          みなさん、こんにちは。 今回は、自己啓発の王道『7つの習慣』を全力で逆走(対極には何があるのかを分析)していきたいと思います。そして、逆走によって得られた知見を『7つクセ』としてまとめてみます。 ※真面目に読まないでいください。心の状態がよくない方、体調のすぐれない方は今すぐここから離脱くださいませ。 ひねくれたユーモアを楽しめる、健やかな人に響けば幸いです。 この記事はこんな人にオススメ・ひねくれた笑いを求めている人 ・マリカーでたまに逆走したくなっちゃう人 ・意識

          自己啓発の王道『7つの習慣』を逆走してわかった『7つのクセ』

          『取材・執筆・推敲』から読み盗った3つのこと

          みなさん、こんにちは。 今回は『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」という少し刺激的な言葉を使わせてもらっています。) 本書の概要冒頭の文を引用し、概要といたします。 本書は「ライターの教科書」というコンセプトの下、執筆された。より正確に言うなら「もしもぼくが『ライターの学校』をつくるとしたら、こんな教科書がほしい」を出発点とする本である。「取材」「執筆」「推敲」の全三部、ガイダンスまで含める

          『取材・執筆・推敲』から読み盗った3つのこと

          『ナルニア国物語』から読み盗った3つのこと

          みなさん、こんにちは。 今回は、出口治明 著『教養は児童書で学べ』で紹介されている『ナルニア国物語』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」というアグレッシブな言葉を使わせてもらっています。) 本書の概要『ナルニア国物語』(原題:The Chronicles of Narnia) は、イギリスの作家 C・S・ルイス作のファンタジー小説です。全7巻からなり、今から70年以上前の1950年に第1作「ライオ

          『ナルニア国物語』から読み盗った3つのこと

          『はらぺこあおむし』から読み盗った3つのこと

          みなさん、こんにちは。 今回は、出口治明 著『教養は児童書で学べ』で紹介されている『はらぺこあおむし』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」というアグレッシブな言葉を使わせてもらっています。) 本書の概要『はらぺこあおむし』(原題:The Very Hungry Caterpillar)は世界的な絵本作家 エリック・カールの代表作です。食いしん坊のあおむしが、たまごから蝶になるまでを描いた絵本です。色鮮やかな絵にシンプルな文が添え

          『はらぺこあおむし』から読み盗った3つのこと

          『ギルガメシュ王ものがたり』から読み盗った3つのこと

          みなさん、こんにちは。 今回は、出口治明 著『教養は児童書で学べ』で紹介されている『ギルガメシュ王ものがたり』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」というアグレッシブな言葉を使わせてもらっています。) では、本書の概要と読み盗った3つのことを書いていきます。 本書の概要最強の男が二人登場します。宮本武蔵のような孤高かつ最強の王 ギルガメシュ、ターザンのような温厚かつ最強のナチュラリスト エンキドゥです。彼ら最強の二人を心優しき歌

          『ギルガメシュ王ものがたり』から読み盗った3つのこと

          『アラビアン・ナイト』から読み盗った3つのこと

          みなさん、こんにちは。 今回は、出口治明 著『教養は児童書で学べ』で紹介されている『アラビアン・ナイト』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」というアグレッシブな言葉を使わせてもらっています。) 本書の概要『アラビアン・ナイト』はアラブ地域で語り継がれてきたお話の総称です。すべて合わせると260以上のお話があるそうです。それらの中から「アリ・ババと四十人の盗賊の話」「アラディンと魔法のランプ」など、8つの物語を編纂したのがこの本で

          『アラビアン・ナイト』から読み盗った3つのこと

          『アンデルセン童話集』から読み盗った3つのこと

          みなさん、こんにちは。 今回は、出口治明 著『教養は児童書で学べ』で紹介されている『アンデルセン童話集(全3巻)』から読み盗りました。(「能動的な読書」を目指しておりますので、「読み盗(と)る」というアグレッシブな言葉を使わせてもらっています。) 本書の概要著者 アンデルセンはデンマーク生まれの童話作家です。貧しい家に生まれ育ちましたが、チャンスを掴み大成します。本童話集は全3巻あり、「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「人魚姫」など33の童話が収録されています。

          『アンデルセン童話集』から読み盗った3つのこと