哺乳類のトイレ事情!実はみんな同じ時間をかけているって知ってた?(テキスト版)
はじめに
皆さん、こんばんはこんにちわ。
ちょぼ先生です。
普段何気なく利用しているトイレですが、実は動物たちのトイレ事情にも共通点があるってご存知でしたか?今回は、そんな動物たちのトイレ事情について、ちょっと変わった科学的な発見をご紹介します。
女子トイレの行列はなぜ?
商業施設などで、女子トイレの前に行列ができているのをよく見かけますよね。 「女性はトイレ時間が長いから」と、思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、実はこの考え、科学的に見るとちょっと違うんです。
哺乳類の排尿時間、実はほぼ一緒!
アメリカのジョージア工科大学の研究チームが、ある驚くべき事実を発見しました。 それは、体重3キロ以上の哺乳類は、おしっこをする時間がほぼ一緒だということなんです!
どうして?その秘密を探る
研究チームは、世界中の動物園や公園で様々な動物を観察し、高速度カメラで排尿の様子を撮影しました。 その結果、ネズミからゾウまで、体重3キロ以上の哺乳類は平均21秒でおしっこを済ませることが明らかになったのです。
なぜ、こんなに違う動物たちが同じくらいの時間でおしっこをすることができるのでしょうか? それは、動物の体の中に流れる尿の量や、尿の通り道である尿道の太さ、そして重力といった様々な要素が関係していると考えられています。
これは、動物の体積と排尿時間が比例するという「排尿の法則」と、重力の影響が大きく関わっています。
例えば、ゾウのように大きな動物は、尿の量も尿道も大きいので、勢いよく尿を出すことができます。 一方、小さな動物は、尿の量も尿道も小さいので、ゆっくりと尿を出すことになります。 しかし、これらの要素が複雑に絡み合うことで、最終的には、どの動物もほぼ同じ時間でおしっこを済ませることができるというわけです。
ゾウの場合: 膀胱が大きくて溜められる尿の量が多いですが、尿道も太く、重力によって尿が勢いよく流れ出るため、意外と早く終わります。
ネズミや犬の場合: 膀胱が小さいので溜められる量は少ないですが、尿道も短く、尿の流れがゆっくりなので、結果的にゾウと同じくらいの時間がかかります。
まとめ
今回の研究結果から、私たち人間も他の哺乳類と同様に、おしっこをする時間はほぼ同じであることがわかりました。 つまり、女子トイレの行列は、生理的な理由ではなく、他の要因が考えられるということです。
この研究結果は、私たちが普段何気なく行っている排尿という行為が、実は非常に興味深い現象であることを教えてくれます。 また、動物たちの体の仕組みについて、新たな発見につながる可能性も秘めています。
最後に
皆さんは、この研究結果をどう思いますか? 今度、トイレに行った際は、周りの人たちと一緒に、21秒タイマーをスタートさせてみるのも面白いかもしれませんね!
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