キュウセン ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.56
釣り人にはお馴染みのキュウセンのご紹介です。
・標準和名
キュウセン
・漢字
九線、求仙
・学名
Parajulis poecilepterus
・分類(仲間分け)
スズキ目ベラ亜目ベラ科キュウセン属
・大きさ
大型な個体は体長30cmほどにもなる。ラグビーボールの直径くらい。
大型個体は細長くてなんか不気味。
・生息地と知名度(認知度)
日本の沿岸域に広く分布。岩礁帯に砂地が混じるところに主に生息。釣り人からの知名度はそこそこ高いと思われるが、一般の人はほぼ知らない。
例えるなら、初代ポケモンのガルーラくらいである。
・ちょぼ's コメント
雌雄で色が違うおさかなで、全体が緑っぽいのがオスで、赤っぽいのがメスである。雌雄同体という面白い特徴がある。小さい時はみんなメスで、大きくなって成熟するとオスに性転換する。性転換するおさかなは結構多い。やはり海の環境は過酷なのを物語っているのだろうか。卵を産むのはかなりの体力が必要なので、大きくなったらメスになるのかなと思っていたら、オスになる道を選んだんやね。長く生きているというその事実は、紛れもない優れた特徴だから、そのオスの遺伝子を幅広く残そうということなのかな?進化って面白いなとつくづく思う。関西の方では、食用の重要種としてよく食べられる。いろんなサイトでの食味の評価は、みんな揃って「美味」とかになっているが、どこが美味やねん!と毎回思う。いやいやなんか身が緩すぎやん?あのネッチョリとした食感が人気のところなの?あれが好きになれんところである。煮付けにするからダメなのだろうか?塩焼きで・・・。いやベラを塩焼きって笑。とまぁ愚痴ばかりになってしまったが、ホントに美味しい食べ方なんかあったら教えて欲しいものである。
※画像はweb魚図鑑から引用
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