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生育歴

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#ネグレクト

ネグレクトされて育ちました-中学時代⑤-

中学2年生の半ばで勉強を諦めた。
周りの雑音で集中出来ず頭に入ってこなくなったから。

小学生時代から親からの視線や叱責を受けずに済む手段で、暇つぶしでもあったから、勉強することに対しての苦手意識は無かった。
でも、新しい知識を取り入れる楽しさも、知的好奇心も何も無くなって、両親の離婚という環境の変化で親の無関心さに拍車がかかり、家での逃避行動をする必要がなくなったので、勉強をしなくなった。

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ネグレクトされて育ちました-中学時代④-

ただ姉を守る為に生きなければ、と思うものの
中学生で出来る事なんて何もない。

そんな鬱憤と失望と絶望を抱えて毎日を過ごし、出会い系サイトや街のナンパ男と遊んでみても、一瞬たりとも心が晴れることは無いまま、モノクロ映画のように日々は過ぎていく。

そんな男たちは決まって親との仲を尋ねるくせに
「育てて貰ったんだから、感謝しな。」
とさも訳知り顔で諭してきたり
「そんな奴、俺がボコったろか?」
とそ

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ネグレクトされて育ちました-中学時代②-

前回でざっくり中学生時代の心情をお話しました。

今回はもう少し細かくお伝えしていきたいと思います。

まず、母親の離婚騒動によるJWからの脱会。
幼稚園や保育園という世界を知らずに育った私には、小学校という集団への適応能力は低かったと思います。
ゲームや漫画、アニメ、テレビも禁止されていて
何一つとして共通の話題がないので
当たり前といえば当たり前ですよね。
ただ、私は特異な存在がそんなにも爪弾

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ネグレクトされて育ちました。-中学生時代-

書きたい事は沢山あるのに
脳内でまとめられない
脳内多動な血まみれです。
いや、常に何かしら脳内に文字が浮かんでる!
ニコニ○動画のコメントONにした感じ。
横断幕が常に流れていくよー!!!

さて、今回は私の中学生を振り返りたいと思います。

小学生の時には既に両親ともに双極性障害と統合失調症になり、服薬している状況でした。

なので、かろうじてご飯を食べられるだけ、雨風を凌げる家があるだけ、そ

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学生から社会人へ

今回は学生時代から社会人へと成長した記録を綴りたいと思います。

ざっと振り返りますと…
出生時>>>>既に母親はJW(エホバの証人)、父親は研究生

幼少期>>>>鞭世代なJW2世、社会と隔離されつつも専業主婦な母親の伝道活動に連れ回される、もちろん保育園・幼稚園には入れず。
父親は一家の大黒柱として大手企業に勤め多忙を極める。
姉の後追いをするも、嫌がられて実力の差に泣き叫ぶ。
希死念慮が出現

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毒親からの愛情

Twitter上でエホバの証人2世の当事者は親に愛されていたと思いますか?という話題が目に留まりました。

エホバの証人は鞭と称して子供に体罰を与えます。ガスホースや定規などで大人が加減すること無く幼い子供の手やお尻を力一杯に何度も叩きます。
時には血が滲んだり、内出血をすることもあります。
それでも、その鞭を受けた子供は神や親に感謝しなければならないのです。

いやもう、歪みまくってますよね。

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ネグレクトされて育ちました。-小学生時代-

私は産まれた頃から中学生までの間、エホバの証人2世として育てられてきました。

''鞭世代''と呼ばれる時代だったので
主に母親の機嫌1つで折檻されていました。

また、保育園や幼稚園にも行かずに布教活動の為に連れ回されていました。
小学生になってもクラスメイトと遊ぶことはおろか、下校時間が遅れただけで激怒されます。家にいてもゲームやテレビ、マンガの娯楽も禁止。

じゃあ、何をするかと言うと

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