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クリスマス絵本⭐よるくまクリスマスのまえのよる

クリスマスまで毎日1冊絵本を紹介しています。
今日は絵本「よるくま」の、「よるくまクリスマスのまえのよる」です。
シュンとしている男の子に寄り添う、小さなよるくま。
胸がきゅん💕とします。

心配している男の子と小さなくま🧸の友だち

「よるくまクリスマスのまえのよる」(白泉社)は、「よるくま」(偕成社)の2冊目の絵本です。

男の子が心配そうに外を見ています。
「わるいこには サンタさん やっぱりこないのかしら」
心配して、眠れないのです。
たくさん叱られたから、自分は悪い子だからって。

トントンとドアが開いて、男の子の友だち・よるくまが入ってきます。
よるくまはサンタさんを知りません。
「おかしいな、くまのこには サンタさん、こないのかな」

男の子はよるくまのサンタさんになって、クリスマスツリーからオーナメントをプレゼントします。

よるくまが選んだのは小さなイエス様と、赤い屋根のおうち、それに乗って家に帰るからと飛行機。

すると真っ暗になって、よるくまと男の子はいつの間にか飛行機に乗って、夜の町を見下ろします。
子どもたちはみんな眠っています。

赤い屋根の小さな家が見えて、そこからくまが手を振っています。よるくまはあっという間に飛行機をはしごで降りて、その人のもとへ。
よるくまのお母さんだったのです。

「いいなあ、よるくまは だっこしてもらえて」と寂しがる男の子。

でもいつの間にか男の子も抱っこしてもらっています。

プレゼントをもらって、やさしい胸に抱かれて眠りにつきます。

子どもをギュッと抱きしめたくなる💕

読んでちょっとつらくなるのは、思い出すからです。
「悪い子にしているとサンタさんが来ないわよ」と、いうことを聞かせるための言葉を。

私もいったことがあります。
子どもは本気で心配して、小さな胸を痛めているんだと思うと、私の胸が痛くなります。

「ごめんね」ってあのころの息子に謝りたくなります。
「みんないい子だよ。サンタさんは必ず来てくれるよ」っていいたくなるのです。

この絵本は読んでいたので、それで許してもらえていたかな?
今でもドキドキしますね。
息子は絵本の「よるくま、かわいい」と夢中でしたけど。

「よるくま」は出た時に「働くお母さんを応援する絵本」といわれました。
外で魚を釣っているくまのお母さんが、やさしくて頼もしいのです。

「クリスマスのまえのよる」では、クリスマスという華やかな日の、小さな心配事が描かれています。
心配していた男の子がよるくまにプレゼントをあげる優しさと成長、夜の町で眠っている子どもたちの愛らしさ。

「安心していいんだよ」と子どもを抱きしめたくなります。
子どもにも、お母さんにも優しい絵本です。

酒井駒子さんは「ビロードのうさぎ」や「しろうさぎとりんごのき」など美しい絵で子どもやお母さん、若い女性に人気の絵本作家さんです。

親子で一緒に読んで、心がほわっとする時間を過ごしてください。


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私一人で書いているのでアイコンがすべて同じになっていますが、すべて違うクリスマス絵本です🎄

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