食べたいものが合うことは案外、大事なんじゃないかな
夫とつきあい始めたころのこと。
「何を食べようか」
「焼き鳥な気分なんだけど・・・」
「いいね! それ!」
「どこに行こうか」
「カジュアルなイタリアンがあるよ」
「こんなかっこうだけど、いいの?」
「気さくで安い店だから大丈夫!」
「じゃあ、行こう!」
そんな会話が多かった。
食べ物と飲み物。
その時に食べたいものが、よく合う。
「楽だな」と思ったし、「不思議だな」って感じていた。
前につきあっていた人のことなど、あまり書きたくないけど。
そこそこ長くつきあっていた人がいて、ごはんは合わなかった。
「なぜこのチョイス? しかもドヤ顔!?」
みたいなことがあり・・・。
いきなり、記念日でもないのに、おしゃれフレンチ?
(服も、おなかも、準備してな~い)
私が小腹がすいているから、サンドイッチを食べようとしたら、
「ダメだ!」と理由もいわずに止めて、あとでごはんに行こうと思っていたとか。
今思うと、かっこつけたかったのかな?
よくわからないけれど、相性がいいと思うことは少なかった。
体に直結するイライラって、けっこうたまる。
子どもが生まれると、状況も変わり。
ごはんは子ども中心に、なったけれど。
我が家的に、食べたいものが違って大げんか!
ということはほぼなかった。
息子も「ラーメン! 餃子!」とか「から揚げ!」とか、好きなものをあげていた。
でも「食べてみよう」と誘うと、けっこうなんでも食べていた。
お酒のおつまみ的なものも好きで、小さい時から馬刺しとか💦
3歳くらいでナマコをペロッと食べた時はびっくりした。
そんなわけで、我が家は食べたいものが合う。
これは、案外大事かもって、ふと気がついた。
食べたいものって、体の調子と直結している。
ちょっと疲れているから、あっさりしているものがいい。
元気をつけたいから、お肉を食べたい。
体の声に耳を澄ませると、必要としているものがわかる、はず。
家族の体の声も聞きながら。
今はストレスフルな生活だし、時間とあるものとお金の相談で、選択はあまりできないけれど。
基本的に毎日作るごはん。
毎日一緒に食べるごはん。
特に今。
合うと、ホッとできる。
食べたいものが同じとか、近いって、波長が合うっていうことかなって思う。
心身のリズムが近いのかなって思う。
だったらいいな。
合わない日ももちろん、あるけれど。
最近、多いかも???
それも受け入れて。
何となく合っていったら、いいなあ。
体の声に耳を傾けながら・・・。
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