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秋の一片を切り取って杯をいただく

秋も深まって・・・もうすぐ冬なのに、暖かくて。

3年前に旅した京都の紅葉を思い出す。

心が燃えるような、紅。

恋では、ないけれど。


鮮やかな紅を、今度は詠みたい・・・

そう思うひとときがあった。

白さんが取材した、秋の俳句、白杯。

私は最終日に滑り込むように、詠んで。

なすは秋の季語と知らず、詠んだ俳句も一句あり💦

でもほかの二句を、とっていただきました。

ひとつは

弁当の隅に残りし芋ひとつ

もう一句、白さんに取っていただけて、感激✨✨

燈火とうか親し未読の本の背を眺む

つたないながら、考えつつ詠んで。
これは実感のこもった、というよりも事実そのままの、句。

「あれも読みたい。これも早く読まないと」
そう思いつつ、手が伸びる前にほかのことに気が移り・・・あっという間に時間が過ぎてしまって。

ああ、このあとも未読の本の山は、ほとんど減っていません。

また眺めています。

ただ、この句を取っていただけて、秋の夜長を前よりも楽しめる気がしています。

白いさかずきで日本酒を、スイといただきながら・・・



白杯の皆様方、ありがとうございました。
ご盛況おめでとうございます。

お疲れさまでした。


秋晴れやビギナーズラック抱きしめて

森


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