私は母になった18年前、気を失ったけれど幸せを感じた
今日は息子の18歳のバースデーです。
息子よ、誕生日おめでとう。
18年前、私は母になりました。
大変な難産の末に授かった我が子。
産んだ直後に、大量出血でクラクラ~ッと気を失いました。
私は前置胎盤(胎盤が子宮校にかかっている)で、子宮が収縮するたびに出血を繰り返しました。
しかも切迫早産で、しょっちゅう子宮が収縮。
出血。貧血。
結局2か月間入院し、ICUに入り、寝たきり状態。
1か月の早産で、少し小さめに生まれたけれど、保育器に入らないでほにゃほにゃしていました。
生まれてきてくれたことだけで、生きていることだけで奇跡だということを教えてくれました。
誕生日は、それを思い出す日。
全身を親にゆだねて、何の不安もない顔。
ドーンと全体重で飛び込んでくること。
びっくりしました。
当たり前のことだけど、当たり前じゃない。
いいの? 私でいいの?
戸惑いや、うまくできない焦り。
手間も時間もエネルギーも否応なく奪っていくこと。
自分が自分じゃないような空疎感と、妙な充実。
異次元の日々でした。
今、急に大人になっちゃって。
と思うけれど、いろいろありました。
ちょっとのお留守番もこわがって、窓から見えるお豆腐屋さんに行くだけなのに(でも一緒に行くのはイヤ)、テーブルの下で待っていたこと。
保育園の時、早くお迎えに行こうと走ったら、
「もう、来たの? 今、(保育士さんが)新しい絵本を読んでくれるのに」といわれて力が抜けたこと。
小学校の時、週末にプールに通っていたけれど、平日の学校帰りに下級生を連れて子どもだけで行けるようになったこと。
数々の失敗は、書きます。今度、じっくり。
中学からは加速度的に早く過ぎて。
私の慎重を越して、背中を見ることが増えました。
でも今も、時どき私の部屋に話に来ます。
ごはんのこととか、好きなスポーツのこととか、なんでもないことばかり。
今年は好きな阪神が快調なので、選手情報や活躍ぶりを教えてもらったり。
私はあまり息子の受験をサポートしていません。
もう少し情報集めをしたほうがいいかなと思いつつ、わからなくて。
私がnoteを一生懸命書いているのを、息子は知っています。
見て、刺激になったらいいなと思っていますが、どうなんでしょうね。
わかりません。
でもPCに向かっていても息子が来たらやめて、体の向きを変えます。
あとわずかだなって思うから。
向き合って話す時間もなくなっていくんだろうなって。
小さい時、「あとでね」ってばかりいって後悔したから。
あの時はいっぱいいっぱいだったんだけど。
バースデーディナーは、明日ということになりました。
明日、ケーキを焼きます。
オーブンがうちに来てからは毎年、ケーキを焼いています。
本当は買ったケーキのほうがうれしいだろうと思いつつ、焼きたくて。
明日のリクエストはホールのショートケーキ。
去年も同じでした。けっこう、崩れていますが💦
生まれてきてくれて、ありがとうの気持ちを込めて。
毎年どんどん感謝の気持ちと、感謝する人が増えています。
今年は見守ってくれたnoteのあなたにも感謝します。
なんていうんでしょう、分かち合えた気がするんです。
助けてもらったり、教えてもらったり、共感したり、されたり。
親とか独身とか関係なく、みんなで家族みたい。
誕生日って感謝する日なんだ。
また知りました。
ありがとう、おめでとう。
18歳。
写真はあさの千幸さんからお借りしました。ありがとうございます。
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