見出し画像

つながる、はなれる、縁

いつも心の中のぼんやりとした話を

書いていることが多いので


たまには身の上話?的なもの?…笑

今までの人生で、印象的だった

“人とのご縁”の話など、

少し、書いてみようと思います。



一期一会、というように

ほんの一瞬の出会いでも


少しでも関わった人とは

お互いに影響を与え合っていて



“バタフライエフェクト”のように


その人と出会ったことで、

確実にどこか数ミリでも

出会う前の自分とは、違っている


というような、不思議な縁の話が

昔から大好きです。




私はきょうだいがおらず、

大学教授で文学専門の父と

精神世界の不思議な話が好きな母のもと

大人の世界の中で、育ちました。



昔、家族ぐるみで仲良くしていた、

近所の幼馴染の女の子は


少し年上でお姉さんのような

やさしくて、どこか不思議な魅力があって


とても仲良く、大好きな友達だったのですが



ある時、家庭の事情で

何も言わずに、お別れもできずに


いつの間にか、

消えるように引っ越して

それっきり、になってしまい



そのあととても会いたい時が

何度もあったのだけど


連絡先もわからないまま

たくさんの月日が流れ



大人になってから

すっかり変わった彼女を

いろんなメディアで見ることになり


親しかった人が、有名になって

自分とはまったく違う、

知らない別の世界で生きている姿を見るのは

とても不思議な経験でした。



だけど私が知っている、

自分にとっての彼女は

昔のあの頃の彼女がすべてであり


どんな人も、

自分が知っているその人、が、すべてで。


どんなに親しい人であっても

見えないところ、知らないところは

知らないままでいいし、

知ろうとしなくてもいい、と


今も、よくそんなふうに思ったりします。



「四つの窓」の話でもあるように、

誰でも、自分の中に、たくさんの

いろんな自分を持っていて


自分も他人も知らない、未知の自分
、の

領域もあり


その都度、無意識にチェンジしているので



近い距離でいることも

離れた距離でいることもあり


ほんの数日の間でも、

同じ1日の中でも、それは繰り返されているので



今、目の前で、関わっている人を

そのときどきの、そのままの自分と

その時々の自然な距離感で

大切にしていきたいな、


なんて、思ったりします。




話はそれますが、

私は、久しぶりの知人に

なぜか街でばったり、会うことが

とても多いです^^



それらは全く脈絡もなく訪れがちで




何十年ぶりの再会が、

お店の入り口で、たまたま

真正面で鉢合わせだったり


会社帰りにたまたま、同じ時間の電車の

同じ車両の、同じドアだったり


一人の友人と、全く別の日に別の場所で、

三度も偶然会ったり…




また、電車や職場の付近でよく会う、

名前も知らない人と


ずっと、お互いに認識していながら

10年以上も経って、


ある日たまたま席が隣になって、

初めて言葉を交わしたり



もしかしたら、

よくあることなのかも知れませんが


やっぱりとても嬉しい奇跡で…



そういう方とはきっと

とてもご縁があるのでしょうね。。



歳を重ねるごとに、感じるものはあって


今となると

それぞれの出会いや別れには

きっと、どちらにも意味があって



つながる縁だけでなく、

離れる縁も、人生にとって大切な意味があり

どちらも同じくらい、大事なのかな、と思います。。



“さよならだけが人生だ”、って

なかなか言えない、素敵な表現ですよね…



今年もまた、出会いと別れの季節、

春がきますが



一番、そばにいる、

新しい自分との出会い”も、大切に

楽しんでいけたらいいな、と思います。。



…という、結局はぼんやりめの着地になりましたが...笑


このnoteでのご縁にも、感謝です!

いつもありがとうございます✨



拙い文章ですが、ここまで読んでいただきまして

本当にありがとうございました!


穏やかな良いお時間をお過ごし下さい…*

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?