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☨あなたは〇〇人目のアリス☨の時代を生きた私がようやく個人サイトを作れた話

学生時代、周りでは個人サイト作りが流行っていた。

内容としては、基本的には毎日の短いブログ。そして、オタク友達になってくると、それが二次創作置き場へと変わった。タイトルで私の年齢もお察しといただける人もいるだろう。

ガラケーでアリスやら姫になりまくっていた私だが、自分でアリスたちを迎えるまでのやる気は起きなかった。「簡単だよ」と言われたけれど、すぐに飽きて更新されなくなっていく友人のサイトをいくつも見たし、何より面倒くささが勝った。

そんなこともあって、個人サイト作りから遠ざかっていた私だが、そろそろ本腰を入れて作らなければならない時がやってきた。いや、正直その時期はもう2年前くらいからやってきていたのだけれど。

というのも、フリーランスのシナリオライターとして、新たな仕事の話をどこから得るか。という話である。

営業や、人のツテなどいろいろあると思う。その他に周りのライターさんから聞く話として、実績の記録をまとめておくサイトを作っておく、というものを聞いた。

過去の実績を見て、気になった人が仕事の話をくれるかもしれない、というわけだ。確かにイラストレーターさんがポートフォリオを作るように、実績の記録を残しておくことは、今後の仕事に繋がる可能性があるというのも道理である。

「作るか……」

そう思って、なんともう2年くらい経ってしまった。

なぜ、フリーランスなりたてのちょっと暇な時にやらなかったのか。と後悔はあるが、正直どこからどう手をつけていいかも分からなかったのである。

そんな時、私が小説を寄稿させていただいているSugomori文芸誌での活動にてある光明が見えた。

文芸誌の活動に参加してくださっている小野寺さん が文芸誌のためのLPを作ってくれたのだ。これがもう、素晴らしい出来だった。

小野寺さん、すげぇ……とただただ関心していた私だが、Sugomori文芸誌の10月号でついに編集長を任された。noteはもちろんLPも毎月情報を更新していかなければならない。編集長が情報更新をする、という話になった時、正直私はめちゃめちゃ戸惑った。

「私に、こんなのいじれないですよ……!?」

いや、何事もやる前から諦めるわけにはいかない。一旦触ってみて、本当に分からなかったら小野寺さんに頭を下げてやり方を教えてもらうか、代わりにやってもらおう……そんな風に考えていた。

そしてサイトを開く。

何やらボタンがいっぱい、四角い線がいっぱい。

あれ? もしかして、これをこう触ったらこうなる?
お、ってことはこっちがこうで?
なるほど、これでリンク貼れるのね……

「できた! すごい! 私にもできるんだ……!?」

それはそれは驚いた。簡単なのだ。とにかく。

おそらく、何かしらの画像編集やその辺りのソフトを触ったことがある人は、多分感覚的にどうすればいいか分かるはず……!インスタの画像加工とかで、文字を入れたりできる人ならきっとできる。

ちなみに、私がおっかなびっくり触ったLPがこちらである。

素人でここまで作れるってすごくない? 時代進んでるわーやばいわー。

ここで勇気をもらった私は、ついに自分の個人サイトを作ることに決めた。要するに、このLPを作ったペライチというサイトのように、そこそこフォーマットがあるものを選べばいいのだ。

知り合いが作っている業績まとめサイトを参考に見ていた時「あなたもこんなページを作ってみませんか?」と親切にバナーで勧誘をされた。

これだ!

と思った。きっと今踏み出さなければ、このまま一生作らない気がする。

そういうわけで、私はその勧誘に乗った。元は海外のものなのか、英語から始まった時は冷や汗をかいたが、時代は進んでいる。翻訳してくれた。これならいける。

それでも初めてのことが多く、これでいいのか? あれがいいのか? と試行錯誤を繰り返し、まだまだ固まっていない箇所も多々あるのだが、何とか形にはなったと思う。それがこれだ!

準備中…と書かれたところは、生暖かい目で今後の更新を楽しみにしていてほしい。

それにしても、すごい……カラーパレットもある程度向こうが用意してくれているから、まとまった色合いでオシャレに仕上げてくれる。無料で仕える写真やフォントも豊富で、それっぽい雰囲気も出せる。

どれくらいの人に見てもらえるかは分からないが、ひとまず「作らなければ……」というプレッシャーからは解放された。

何事もチャレンジだ。
時間がかかっても、初めてしまえば終わるのだから。


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